我が家を新築した時、「和室のふすまは、ぜひ京都の”唐長(からちょう)”の
ものにしたい」と強く思いました。
体調がすこぶる悪く、モデルルームのある新宿へさえ、なかなか行けなかった
のに・・・・・
建築会社の人が呆れて、「京都は、新宿より、ずっと遠いんですよ」と苦笑して
いました。 執念ですかね・・・。
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次男の付き添いで、京都の修学院まで行き、江戸時代から11代続いている
京唐紙の老舗 ”唐長”まで、足をのばしました。
”唐長”は、二条城や桂離宮等の襖を手がけ、「200年は、もちまっせ」と言わ
れました。
沢山ある版木の中から、好みのものを選ぶ楽しさ・・・・。
本当は、淡い抹茶色を選びたかったけど、淡いブルーの色の方が耐久性が
あるからと勧められ、淡いブルーグレイの地に、日本古来の和蘭(わらん)の
濃淡の柄を選びました。
我が家の、ひそやかな自慢のふすまです。
写真がイマイチだったので撮り直してもう一度
アップします。 せっかくなので・・・ )