【音源】一番古い曲
タバコ(Instrumental) (4m17s)
http://tadaaki.hp2.jp/tobacco_20110824.htm
この曲を書いたのは、大学2年の夏頃だったので、かれこれもう8年前の話である。
実はバンドを組むよりも前、生まれて初めて歌詞を書いたオリジナルソングだったりして、
尚且つ初めて人前で披露したオリジナル曲もこの曲だったりする。
バンドを組んだ当初、オリジナル曲はこの曲しかなかったので、必然的にバンドで最初に
取り組むことになった曲でもある。
最近でも気が向いたときに弾き語りでやることもあったりなかったり、というカンジだが、
改めて聴いてみると、ホントに変な展開とコード進行だな、と。
当時を振り返ってみると、とにかく誰も聴いたことが無いような曲を書こうとして躍起になって
空回ってるな、というのが今の自分から見た正直な印象。
そのため、意図的にセオリー通りの曲構成とか、ありきたりなコード進行を避けた結果、
自分で弾き語る際にも、ピッチを取るのが困難というデメリットが。。
アレンジメント的には、オルタナ・グランジ路線を狙ってたりしたのだが、先述の理由から
全然それっぽい曲に仕上がっていない。
正直、ジャンルを聞かれても自分自身困るが、一応音色とかの印象からギリギリでロック
の範疇に入らないこともないか?
取ってつけたように最後にギターソロが入っている辺りも無理やりロックっぽく仕上げようと
した故である。
□使用音源
・Electric Guitar 1 GIBSON Lespaul Special (ライン録音)
・Electric Guitar 2 GIBSON Lespaul Special (ライン録音)
・Electric Guitar 3 GIBSON Lespaul Special (ライン録音)
・Electric Bass LEGEND LPB-X CA (ライン録音)
・Drum DRUM CORE FREE (VSTi)
向かって左から聴こえるクリーンは、フェンダー・ツインリヴァーブ系のシミュレータを使用し、
薄くビブラートを掛けている。
向かって右から聴こえる歪みは、マーシャルJCM800系のシミュレータを使用。エフェクトは
特に使用していない。
両ギターともにロックな雰囲気を出すためではないのだが、珍しくEQをドンシャリ気味にしてみた。
アウトロのギターソロは、やはりJCM800系のシミュレータを使用し、ブースターとオーバー
ドライブ系のエフェクトで音を太くしつつ、ディレイを掛けた。
ベースはコンプ掛け録りしたものに、サンズ・アンプ系の歪みで結構深めに歪ませている。
ベースラインが結構動く曲でパート数も少ないので、輪郭をハッキリさせることと、ピッキング
ニュアンスを殺さないよう注意した。
ドラムは過去のLIVE音源を参考にして、ほぼ完コピ。
普段ミックス時にはあまりドラムをステレオに広げないよう配置するが、この曲に限っては
今まで制作してきた曲に較べると圧倒的にパート数が少ないので、気持ち広めに配置した。
アレンジメント的にはギターが2本になってるぐらいで、ほぼバンド時代のものと同じである。
バンド時代の曲を宅録で制作するのはこの曲で3曲目だが、再現度という意味では恐らく
この曲が一番高いかと。
ちなみに、アウトロのギターソロはLIVE時には倍の16小節あって、大筋だけ決めてほぼアドリブ
で弾いていたのが、今になって考えてみると、じつに怖いもの知らずだな、と。
今回録ったものもだが、Aマイナーナチュラル+ブルーノートで弾いているのだが、コード進行の
関係上部分的に不協和音っぽいとこが数か所あるような無いような。。
そんなわけで結論的には実験的な曲(仮にアルバムに収録されるとして、スキップされる
可能性大)ということです。