ついにこの日が来てしまいました。
nanoRiderツアー最終日、そして解散公演です。

前日から松山入りしていたので朝ゆっくりしてキティホールへ。



開場時のエレベーターにこんなものが…。


入場時に同じものの2L版のカードを記念にいただきました。





10番台のチケットで二列目へ着席。完売公演ということで両サイドからも溢れるぐらい人が来ていました。
入場してすぐに門田茉優写真集とこの日のライブがDVD化するとのことで購入予約をしました。

入場にかなり時間がかかっていましたのもあって、開演は15分ほど遅れました。

開演する前に伊賀社長より、「今日はオールスタンディング、絶対座るなよ!」と普段は座りのキティホールなのにこの日は強制オルスタになりました。撮影も入ったし盛り上がってほしかったのかな。



OPSEはDAISUKIにつながるやつでした。
二人はツアーTシャツで登場。このツアーは衣装を見る楽しみもあったけど、最終日はそこはありませんでした。


SEのまま「DAISUKI」で最終公演はスタート。開演時は黄色のサイリウムを点灯。
序盤6曲、無問題以外は封印していた曲たちでした。「ラッキーハッピー」と「しずく」に関しては二人になって初めて、つまり1年ぶりの披露でした。


"「君に出会えたこと」それがもうハッピーなんだよ"(ラッキーハッピー)




MC①は軽い挨拶と、キティホールが満員なのに驚いていました。

二つ目のブロックは「S.O.S」からの「抹殺ロック」と、天上遊園のアルバムでも好きな曲をやってくれてテンションも上がり、会場も良い感じで熱を帯びてきました。

抹殺ロック終わりで暗転して続く「晴れルヤ!」のイントロでスーッという音が流れるときにふと増える人影…。歌い出して明るくなったたときには、予想していなかった大原歩と河野凛音がツアーTシャツを着てマイクを持ってステージに合流していました。

まさかの出来事にどよめく客席、それはそう。
ぼくはりんちゃんがnanoCUNEにいた時代を知らないので当時との比較はできませんが、当時はもっと小柄だったんですよね。キレてるダンスでした。

あゆちゃんは1年前の卒業式以来に見ました。見た目の垢抜け度合いがすごかったけど、ステージに立つと「あぁ、、あゆちゃんだ…」とすぐわかる歌とダンスでした。

元大原推しのテンションの上がり具合が見てて面白かったです(笑)


ステージが四人になると歌割りも四人、コールももちろん四人でした。

「ミイラ男とフランケン」、そして「嘘つきライアン」までこの四人のフォーメーションを見ることができました。これこそサプライズでした。ミイラ男とフランケンのサビで大原推し、門田推しが交互に推しジャンするところが見れて懐かしくなりました。そして四人のライアン、これだよってなるほど強いです。

この四人でMCをすることもなくサッと二人は消えて余韻を味わうこともなくどんどんと曲を投入してくれる。
「思考錯乱」「ここで育ったsweet」とこのゾーンは天上遊園のアルバムからたくさん選曲してくれた。全体的に同じCDに入っている曲をちょくちょく固めてくれたなという印象でした。
 
「馬耳豆腐」は落ちサビの門田パートが最後まで大好きでした。
 
あやみちゃんソロ「ルンルンる~ん」、みんなの視線を浴びて楽しそうだったね!全体を見渡すように歌っていたのが印象的でした。
まゆソロ「For U」、これが来た時に「そっか、もうこれも歌わなくなるんやな」っていうのを実感し、ナノの曲ももうこのフォーメーションで見れないんやっていうのがのしかかってきました。その分目に焼き付けたいという気持ちが強くなった瞬間でした。
 
ソロの間に衣装チェンジはありませんでした。
 
 
「TVいーじー」は歌いだしがRiderになってから大原から門田パートになった曲、そしてあの"お茶の間の母ちゃん"のあゆちゃんのイメージを払拭するのに苦労した曲でもありました。"徒然な日暮し"のダンスも削られてしまったしね(知ってるヲタクはやり続けていたけど)。
 


11曲連続やった後のMC②は、急に現れたあゆちゃんとりんちゃんのことについて。そりゃステージに出るとは思ってないから驚くわ!

亜弥実>りんねさんとは同じステージでやったことなかったから嬉しくて、あゆちもおって、なんか私豪華やない?
 
茉優>あかねちゃんにも声かけたけど「旅行中」なんだって。あかねちゃんっぽいらしい(笑)

そして「まだ中盤だよ!」って流れから、
茉優>(前方の座ってる人を見て)今日は座っちゃダメって言われてたでしょ!?座ってる人なんなの?歳?脱落者がでないうちに次に行きましょう。
 
と、年齢のことを言われると・・・となってしまったが気を取り直して3ブロック目です。




「TARA-REVA」、「ふらいあげいしょん」とこちらもマッチョマンのCDからでしたね。このCDは振りコピ曲が多くて好きでした。
 
続く「碧の世界」が流れたときにまた人がステージに登場。あゆちゃんが見えたので先ほどの四人かと思ってふと下手を見たら見たことある顔が・・・・・・そう、木下こころちゃんでした。

僕が知っているのはこのnanoCUNEから、思い入れのあるメンバーです。そろったのを見た瞬間、「あ・・・・・nanoCUNEや・・・・」と棒立ちになって声を漏らすほどびっくりしました。
そういえばさっきのMCでこころちゃんのこと触れなかったわ!くそ!と思いながら懐かしいフォーメーションを見ていました。当時の形を再現してくれて涙が出るほど嬉しかったです。
 
何がうれしいって、2番終わりの"回るチクチクタクのチクタク、秒針を止める"のところで当時の歌ってるメンバー以外が回るのを見れたこと。これもRiderになって削られてしまった箇所だったので、これを見れてほんとによかった。

そのメンバーのまま「魔訶アイス」が見れて怒涛のあゆちゃんコールができた。
そして「テンプラ」で猿のように喚き散らす客席。このテンプラが見れて、突然こころちゃんが脱退してしまったころを思い出し、この日元気な姿を見れて成仏できた気がしました。ほんとは「晴れルヤ!」の"こっころーがー"をやりたかったけど、りんちゃんができる曲が限られてしまうからこうなったのかなって思っています。
 
テンプラの落ちサビであゆまゆが向かい合ってニヤニヤところ、好きだったんですよね。これも見れて最高でした。ここち、立ち位置ずれてたよね(笑)
 
あゆちがステージにいるだけでめちゃくちゃ華やかになって、ダンスも当時と遜色ないレベルのキレッキレだったし、あのニコニコして踊る姿はどうしても見てしまいますよね。相変わらずnanoCUNEって悪ガキだったなーっていうのも感じたけど!笑
すごく楽しかった!


このときも二人は3曲終えて捌けて再度nanoRiderとして「放課後の奇跡」へ。この曲を聴くと、伝えたいことはちゃんと伝えないと後悔するよねっていうことを感じます。ぼくは伝えきったつもりです・・・。
 
 
MC③まできてやっと思い出を話そうとして、出てきたのはテンプラのジャケットで包帯を全身に巻いた話だった。いいけど結構してないそれ?笑
キティホールの楽屋で巻いて階段降りたときに外れて巻きなおしたってのは初めて聞いたかもしれんけど。
そんな感じで疲れが目立ってきた客席の反応が悪くなってきたので機嫌が悪くなってきてしまった。いや、ここまで23曲もやってくれてるし、みんなテンプラではしゃぎすぎたんだ・・・。
 
あとはたぶんこのMCだったと思うけど、「みんな泣きすぎ!」ってあやみちゃんに怒られましたね。あやみちゃん、目を潤ませてはいたけどよく我慢してるなぁって見ていました。
 
 
4ブロック目はメジャーデビュー~Rider曲で固めてましたね。ガンガン盛り上がるっていうわけではなかったけど、ダンスと歌を堪能できるゾーンです。
「モヤもやDAY BY DAY」は2番の"狂うことなく秒針を刻み続けている"でまゆちが左手首に時計があるように示すところと、落ちサビ門田パートも好きな箇所。歌詞はめちゃくちゃ切ないけど・・・。
"BYEBYEこの瞬間にもう二度と戻れないとわかってた"(モヤもやDAY BY DAY)
 
Rider曲で一番好きだったのは「喪失リミット」でしたね。
 
 
MC④は「もうラストブロックだよ!」ということでついに終わりが見えてきてしまう。二人とも終わってほしくないということも口に出していたし、疲れを見せずにやっている姿を見て、本当に体力ついたよなって改めて感心してしまいました。まゆちの前髪が汗でグチャグチャになっているのを見るのも最後なんだよ・・・。
 
ラストブロックは、卒業が決まってから改めて歌詞を眺めて響いた「グルぐるあーす」でまた少し涙腺がきてしまいました。
"君といたいのは理由なんてさ探してもないから困る"
"胸を裂いたこの不安も泥だって好きになれるのは
君を想った時間が時間が詰まっているから"(グルぐるあーす)

そのまま聞く「永遠ナンセンス」も辛くて、そのまま「待ちぼうけ」へ。これが本編ラストでした。
「待ちぼうけ」は一度全力で泣くと耐性がつきます(2年連続で経験してしまった)。この曲も歌いだしが大原パートが門田パートへ移った曲です。歌い方が他と違うなって感じた曲だし、いろいろ思い入れのある曲でした。最後まで大好きな曲だった。


ナノライダーコールがアンコールの挟み、「衝動DAYS」のイントロが響き渡る。登場したのはこの日集まった5人でした。衣装は相変わらずツアーTシャツ。
サビの足上げがあの時のままで、そろった足上げの気持ち良さ、「nanoCUNEといえばこれ!」というのをまた感じることができました。欲を言えばあゆちの「手拍子お願いしまーす」があればなおよかったですね。みんな遠慮して誰も言わなかった。
 
そしてラストの曲としてやったのは「君にエール」でした。このステージに並ぶメンバーはそれぞれが進む道を選んでいます。偶然のめぐりあわせでこうして出会えてともに頑張ったメンバー、ファン、みんなへのエールになってような雰囲気に包まれました。
 
落ちサビを歌ったのはこのステージで唯一アイドルとして残る道を選んだあやみちゃん。
"いつも繋がっていた日々が一生色あせないきっとそんな気がして"
ここを歌いながらついに涙があふれてしまいました。それにつられるように客席もやられ、メンバーも涙を潤ませながらの歌唱になりました。それぐらい気持ちのこもった場面だったと思います。
 
すでに卒業したメンバー、今回卒業するメンバー、残るメンバーそれぞれの選んだ道、もちろんそれはそれぞれの意思で選んだものなのでだれも否定できません。でもこの日のライブを見ていてどうしても「たられば」を感じずにはいられない場面もありました。

曲が終わり、
茉優「以上、ナノキュンでした!」
という一言。

若干どっちで言おうか悩んでいる感じだったけど、ステージのメンバーを見る限りこれで正解かと思います。これのおかげでまた懐かしい気持ちになりました。



そしてEDSEも流れてないしまだやるぞってことでダブルアンコール。ナノライダーコールが起きた(これずまだったの?)が、「いや、この流れはナノキュンだろ!」と、「ナノキュン」コールで潰そうという一大勢力が発生した。
久しぶりのナノキュンコールがめちゃくちゃ気持ちよかった…。

そしてダブアンはnanoRiderとしての「衝動DAYS」、やっぱりこれで締めないとナノっていう気がしないよね。
卒業発表以降、繰り返すDAYSを単純に楽しめないこともあったけど、最後こうして集まって最高のライブが見れて、本当に良かった。この3月は一生忘れすことのない充実した日々でした。最後まで疲れを見せず35曲というとてつもない曲数をこなした門田茉優ちゃんと西岡亜弥実ちゃん、本当にありがとう。お疲れさま!


全部終わり、旧メンバーが再登場。ファンからのメッセージ動画があゆちゃんから渡される。
あゆ>私も撮ったよ昨日!えっ?撮ったよね?
→知らんけど・・・
 
りんちゃんからまゆちに花束、こころちゃんからあやみちゃんに花束を贈呈。
こころちゃんからあやみちゃんに「お疲れさまでした」と花束を渡すところでまた涙腺が緩むあやみちゃん、頭ぽんぽんとするこころちゃん、いやどっちが年上やねんとなってしまったけど、ほっこりするシーンでしたね(笑)
 
その後、わざわざ来てくれた山活メンバーからも花束が贈られました。戦友としてほんとにありがとう。


最後は二人からの挨拶。
■西岡亜弥実
ここで言うべきではないんやけど・・・私は解散したくないんよ・・。解散が決まって今後についていろんな人にアドバイスをもらったり、自分でもなにやるか考えたときに私がやりたいことはnanoCUNE、nanoRiderでした。私はナノの曲やダンスが大好きなんです。一番やりたいことがすぐそこにあるのに、それができないんです。それがほんとに悔やしくて・・・。
 
(このあたりからあんまり覚えてないですが、応援してくれてありがとうということを話していたと思います)


■門田茉優
小学校の時からこの活動を始めて6年半。最初はあゆまゆ、りんちゃんとあかねちゃんが入って、辞め、ここちゃんとあやみちゃんが入って、辞め、改名があってnanoRiderになって。。。入ったり出たり激動でしたけど、アイドルやっていたことに悔いはないです。卒業が決まってからいろんなイベントに出させてもらったり、仲のいいアイドルさんとツーマンさせてもらったり、ほんとにナノは愛されてるなと思いました。

そして山下さん、素敵な曲をありがとうございました。

>山下さん
こちらこそありがとう。俺も楽しかったで!
 
(ここでまゆちゃんの涙腺が崩壊して泣き始めました)
 
泣かんって決めてたんやけどな。
 


>あやみ
ねぇねぇ、今思いついたんやけどね、まゆちは脱退とか追加とかいろいろあったナノを続けてくれてありがとう。

>まゆ
こちらこそ、ナノを続けられたのはあやみちゃんやったから。私の卒業で解散になってしまって申し訳ないけど。
 
 
私はnanoCUNE、nanoRiderのリーダーだったけど、リーダーらしいことは全然できてませんでした。でも「そのままでええよ」って言ってもらったりして、こうして活動することができました。東京のライブでも言ったんやけど、nanoCUNE、nanoRiderというグループがあったことをたまにでいいので思い出していただけたら嬉しいです。曲も寝る前とかでいいのでちょっと聴いてね。
 
この活動で得たことを生かしてこれからも頑張っていきたいです。6年半本当にありがとうございました!



もっとちゃんとまとめたかったけど、いろんな感情が入ってしまっていてまとめ切れませんでした・・・。思い出したら追記します。
 
 
最後はスクリーンが出てきて映像と文字によるメンバーからのメッセージ。どちらからも感謝のメッセージでした。



<セットリスト>
01 DAISUKI
02 ラッキーハッピー
03 しずく
04 コトノハピネス
05 ドラマティックガール
06 無問題
~MC①
07 S.O.S
08 抹殺ロック
09 晴れルヤ!(w/河野凛音、大原歩)
10 ミイラ男とフランケン(w/河野凛音、大原歩)
11 嘘つきライアン(w/河野凛音、大原歩)
12 思考錯乱
13 ここで育ったsweet
14 馬耳豆腐
15 ルンルンる~ん(あやみ)
16 For U(まゆ)
17 TVいーじー
~MC②
18 TARA-REVA
19 ふらいあげいしょん
20 碧の世界(w/大原歩、木下こころ)
21 摩訶アイス(w/大原歩、木下こころ)
22 テンプラ(w/大原歩、木下こころ)
23 放課後の奇跡
~MC③
24 悲劇のマッチョマン
25 可憐に咲く、マーガレット
26 モヤもやDAY BY DAY
27 魅惑の大三元
28 喪失リミット
~MC④
29 翼哭き少年
30 グルぐるあーす
31 永遠ナンセンス
32 待ちぼうけ
~アンコール
e1 衝動DAYS(w/河野凛音、大原歩、木下こころ)
e2 君にエール(w/河野凛音、大原歩、木下こころ)
~ダブルアンコール
we1 衝動DAYS



終演後特典会は、握手会→撮影→握手会…と交互に行われていました。
まゆち2回、撮影2回しか行けずタイムアップ。やり方はちょっと不満が残ってしまいました。

まゆちとはラストまでさらっとした感じで終わったけど、スッキリした気もします。たくさんの思い出をありがとう。


撮影は2回ともあゆちゃんとこころちゃんを入れたnanoCUNEで撮影。載せるのは控えておきます。





nanoCUNEを初めて見たのは2014/5の幕張メッセ、そこからたまに見ていてテンプラのツアーもnestは行きましたが、通うようになったのは11月のマックル文化祭がきっかけ。結果的に主現場になりました。
ぼくもしんどかったり、嫌な思い出もありましたが、楽しかった思い出がやはりおおいです。

門田茉優ちゃんはぼくにとって世界一好きな歌声を持っています。それを聴くためにライブに通っていました。それだけでなくパフォーマンスやビジュアルやいろんなものを含め総合的に大好きだし、グループとしてもこれ以上好きになるところが今後出てこないだろうと思っています。

改名後も通い続けたのは、本当に頑張っているのが伝わっていたからです。本人たちが語った悔しい気持ちはパフォーマンスに現れていました。ステージを広く見せないよう踊りが大きくなったのも二人になってから、歌唱力も更に良くなりました。こういう成長を日々感じられたのはnanoRiderになってからだと思います。これが伝えることができず、今回の卒業に繋がってしまったんだと思うと、力不足を感じずにはいられません。



でもここまで続けてくれて感謝しかないし、門田茉優ちゃんを推してきたことに後悔はないです。
いきなり会えなくなるアイドルが多い中、こうして卒業までの道筋を作ってもらえて、ほんとによかったね。

僕も3月はほぼ全て参加しました。そして参加した全てのイベントで手紙を渡しました。彼女が一番喜ぶのは手紙を渡したとき、それを毎回見たかったから、そして自分の想いを伝えたかったから。
このモチベを与えてくれたのは門田茉優ちゃんです。本当にありがとう。後悔はありません。


そして、マックル現場で知り合えた人とはいろんな場面でお世話になりました。あんまり現場で知り合いを作りにいくタイプではなかったのですが、今では行けば誰か知り合いはいるというようになっていて、こうした機会を与えてくれたマックルの皆さんには感謝しています。

来月以降ぼく自身どうなるかわかりません。でもマックルの曲は好きだからまたフラッと遊びに行くこともあると思いますので、そのときはお相手してあげてください。


この現場で関わってくれた全ての人に感謝します。ありがとうございました!またどこかで会いましょう。