nanoRiderツアー2か所目、東京公演です。

会場は新宿MARZ、nanoCUNE時代に「初期衝動」として何度もイベントをしていた思い出の場所、ぼくはその頃は知らなかったので初期衝動で見たのは一度だけでしたが、そういうところでできたのは嬉しいですね。

しかもそれだけでなく、nanoFREDとしてのバンドチューンでも見れるということで楽しみすぎるイベントでした。

過去のnanoFREDはおそらく3回(ひめキュン祭り、悪フェス、nanoCUNE改名ライブ)しか見てないけど、どれもいい思い出。それが見れなくなるのかと思うと感傷的になってしまい、情緒不安定なまま新宿へ向かった。



チケットは発売日から争奪戦になり、後日の追加販売や手売りチケットなどもほぼなくなった。公称キャパ300のMARZだが、満員必至だった。




東京ワンマンラストということもあって、昔見ていただろうなって人が多く来ていました。懐かしいTシャツがたくさんあった。

ローチケ、イープラ、手売り並行で入場。

階段の上から見てる人もおり、MARZはパンパンでした。


■ALFRED
ALFRED見るのは2回目です。前の時よりは曲知っていたので入りやすかったです!
「Starry」好きです!

最初からフロアはものすごい勢いでモッシュが始まり、ぐっちゃぐちゃになる。

でもなにより、nanoCUNEからのプロデューサー山下智輝さんがめちゃくちゃ楽しそうだった。一回スタンドマイクを倒してしまうほど(歌う用と話す用で2本用意されていました)。

山下さんは途中のMCで軽く自己紹介(一応ナノの曲作ってますってやつ)をして、MARZの思い出を話し出す。
「nanoCUNEが東京進出したころから毎週のように愛媛から来て、ここでやらせてもらっていた。そんな箱でALFREDとしても出させてもらって、ツーマンできて嬉しい。nanoCUNEは俺がやってるもうひとつのバンドだと思ってる。nanoFREDは今日が解散ライブ、悔いの残さないように楽しんでくれ!」

という言葉があって、この時点で涙腺がおかしくなりそうだった。山下さんも少し涙目になっていました。

ナノのEDSEで使われている曲もやってくれたし、全部で6曲かな、熱気を保ったまま終了。

この時点で汗だくで、この後どうなるんだと思いながら束の間の休息しつつ次の出番を待ちました。



■nanoRider
次の出番はnanoRider、SEがあのコミカルなやつでした(AiCuneでも使われていたやつ)。恐らく昔お世話になっていたときによく使われていたSEなのかなと思いながら登場を待ちました。

衣装は"NNC"の白襟ネイビーのワンピース、これもよく着ていたのかな。

まさかいきなりDAISUKIやるの?となったけど、「晴れルヤ!」で開幕。早速めちゃくちゃ盛り上がるし、モッシュもおさまらず。でもこの時点では楽しさが勝っていました。

続くマーガレット、コトノハピネスはやや落ち着く。その割には体はガンガンぶつかりあっていたけど(笑)
そんな中でもマーガレットは振付じっくり見れてここに来てまた新鮮さを味わうやつをやってしまっていたし、コトノハピネスは二人の表情をじっくり見ていました。


「馬耳豆腐」がかかるとまたもや荒れ狂うフロア。よく言われがち(後のMCでもあやみちゃんが言っていた)な動物園状態でしたね。

そしてnanoCUNE屈指のエモ曲「永遠ナンセンス」が投入され、徐々に楽しさと寂しさのバランスが崩れ始める。
でも6曲目「ドラマティック・ガール」は久しぶりの楽しさですごく笑顔で見れた!個人的には2015/10nest定期以来だったみたいです。

ここまで6曲連続、暑そうだったけど二人も楽しそうにやっていたのが印象的。


茉>MARZさん久しぶりに来たんだけどね、ステージから見る階段のところが近く感じたの。あの頃より背が伸びたから。
⇒なるほど、わかる
亜>私も近くなったと思う
⇒いや、あの、、、

その後まとまりがない話をしかけたのですぐ次の曲へ、あやみちゃんが煽るところだったらしいが忘れていて、
茉>(盛り上がっていけますかじゃないの?)
亜>あっ、、盛り上がっていけますかー!!(←あの)nanoRider好きですかー?

珍しい煽りだなと思ったら次のイントロが「DAISUKI」でそういうことか!ってなったけど、この曲をこの二人でやるとは思わなかったなー。nanoFREDでやる曲を決めてそこからこっちのセトリ決めたのかな。

楽しいDAISUKIからの「摩訶アイス」、「放課後の奇跡」でまたもやエモ曲をぶつけられる。

また明日なんてそんな明日はずっと来ないこと分かってるんだ
→あああああああ!!!!って感じでした。。。

摩訶アイスのアウトロで手で顔を扇ぐところ、まゆちが「暑い!」って口パクしてました。みんな汗だく、酸欠のMARZ、すごい空間が出来上がっていました。

それぞれのソロを経てnanoRiderは特に挨拶もなく終わり、一旦捌けてすぐにnanoFREDへ切り替わった。


<nanoRiderセトリ>
01 晴れルヤ!
02 可憐に咲く、マーガレット
03 コトノハピネス
04 馬耳豆腐
05 永遠ナンセンス
06 ドラマティック・ガール
~MC
07 DAISUKI
08 摩訶アイス
09 放課後の奇跡
10 ルンルンる~ん(あやみ)
11 For U(まゆ)


■nanoFRED
「碧の世界」のSEから、ALFREDメンバーはMARZさんが作ったコラボTシャツ、ナノは二人ともALFREDのTシャツに着替えて登場。

再度熱量が上昇、nanoFRED開始3曲でまた汗が吹き出てきた。
前方にいるとバンドの音に歌声がやや負けてるかな?って場面もあったけど他の場所ではどう感じただろうか。

でもそんなのも気にならないぐらいにステージとフロアが一体化してお互いの気持ちをぶつけ合うようなライブだった!
山下さんが自分の作った曲を口ずさみながら楽しそうに演奏している姿や、振付で後ろを向いたメンバーとアイコンタクトを取る姿、これを見れただけでも価値のある瞬間でした。

バンドでやるミイラ男とフランケンとかマッチョマンめっちゃカッコイイ!TVいーじーは最初何の曲か一瞬迷った。最強刹那とテンプラも一瞬迷った。

MCではハイになりすぎて何言ってるのかよくわからなくなる。とりあえずまゆちは「アドレナリンがめっちゃ出てる」ってことを言いたかったんだと思う。


亜>nanoFRED好きですかー!?
→めちゃくちゃ好きです!!


後半戦、抹殺ロックでめちゃくちゃテンションがあがる。この曲のバンドチューン好きすぎる。
最強刹那はバンドで別の良さが出てきていると思った。


そんな流れからの「待ちぼうけ」のイントロ、楽しさと寂しさとが交差していたところで一気に気持ちが持っていかれる。
やるとは思っていたしやってほしかった曲、歌い出した瞬間ぼくは我慢の限界に達してしまいました。でもステージは見たいから顔はなるべく伏せずに耐えていたらあっという間にバレてしまう。まゆちゃんもあやみちゃんもありがとう…。この時間一生忘れないからな。


テンプラもイントロだけだと、ん?となったけどフォーメーションと振付であっという間に動物園化するフロア、良いよね。また一気に楽しさが上回りました。

アンコールはナノフレッドコール。ドラムの前田さんが先に出てきて一緒にナノフレッドコールをしてくれた。途中から前田コールになりかけたがそれは恥ずかしそうに拒否してまたナノフレッドコール。


「グルぐるあーす」は楽しく、「衝動DAYS」は当然これで締めないと!というアンコールでした。まだ脚そんな上がるのかというのを見せつけられたのと、歌声もそんなに疲れを見せなかった。ライブ楽しんでるなぁというのを随所に感じることができて、この時間を共に過ごせてほんとに良かったです。


このライブで楽曲の強さと音楽が持つ力を改めて感じることができました。

二人もここまでめっちゃしんどかっただろうし、暑いし酸欠だしでダンスもたまに省略してるっぽい箇所もあった。でもポイントになるところはこれまで通りの全力で最高のパフォーマンスをしてくれた。二人になってからは特にダンスで大きく動くように心がけていたと思うけど、それを如実に感じることができた。



これまで見てきた中で一番汗かいた!最高に楽しかったしnanoFRED最強だった!

<nanoFREDセトリ>
01 碧の世界
02 ミイラ男とフランケン
03 嘘つきライアン
04 悲劇のマッチョマン
05 TVいーじー
~MC
06 抹殺ロック
07 最強刹那
08 待ちぼうけ
09 テンプラ
~アンコール
e1 グルぐるあーす
e2 衝動DAYS










特典会は予想通り長蛇の列。一回ずつと全ショ。エモいのかエモくないのかわからなかったけど、これがこの子たちの良さだし優しさだと思います。ありがとう。




いつも以上に個人的な感情の強いブログになってしまいましたが、間違いなく今年イチだったし、人生でも一番だったかもしれません。

最高を更新してくれたnanoRider、nanoFRED、本当にありがとうございました!!