グランプリ・ファイナル2013 羽生結弦選手 優勝 | Il nome della rosa

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フィギュアスケート男子シングルのファンです。
羽生結弦選手を応援しています。
個人記録用ブログ




結弦くん、グランプリファイナル初優勝おめでとうございます。

もう、泣けました。




羽生がGPファイナル初制覇!ソチ代表へ大きく前進
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2013/12/06/kiji/K20131206007148590.html
スポニチ   2013年12月6日 20:30

フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル第2日は6日、マリンメッセ福岡で行われ、男子は前日のショートプログラム(SP)で世界歴代最高得点を出して首位に立った羽生結弦(ANA)は、フリーで193・41点をマークして、合計293・25点で初優勝。ソチ五輪代表へ大きく前進した。

 羽生は冒頭の4回転サルコーで転倒したものの、続く4回転トーループをきれいに着氷。中盤のトリプルアクセル―3回転トゥループ、さらにトリプルアクセル―2回転トゥループとコンビネーションジャンプも鮮やかに決めた。フリーの193・41点、トータル293・25点はともにパーソナルベスト。転倒はあったものの、技術点は今年のフランス杯でチャンが記録した100.25点を超える102・03点を記録するほどだった。

 世界選手権3連覇中のパトリック・チャン(カナダ)が280・08点で2位。SP3位の織田信成(関大大学院)は255・96点で3位に入り、同6位の町田樹(関大)も巻き返して236・03点で4位に食い込んだ。

 五輪代表は21日にさいたまスーパーアリーナで開幕する全日本選手権後に決まる。






スポナヴィより 会見全文
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/figureskate/all/1314/columndtl/201312060013-spnavi

羽生「少し悔しさが残るFS」 高得点には驚き

――今日のFSを振り返ってみていかがですか?

羽生 僕自身のなかでは少し悔しさが残るFSになってしまいましたが、本当にたくさんの点数もいただきましたし、ちょっと出過ぎかなという気もしますが、サルコウを転倒してしまったあとも、きちんと演技をつなげられたのは大きな収穫だと思っています。すぐに全日本選手権がありますが、それに向けてしっかりと頑張っていかないといけないなと思いました。

――1年間の成長を振り返ってどう感じていますか?

羽生 去年1年間がスタートしたのが5月の終わりだったんですけど、(仙台からカナダに)拠点を移す、コーチを替えるというのは自分にとってものすごく大きな変化だったんですね。自分にとって言葉の壁は大きかったですし、その1年間でだいぶ成長することはできましたけど、今年も同じ5月に始動して、コーチとのスタートラインが全然違っていたので、ものすごくナチュラルに成長していくことができたのかなと。それはスケーティングであったり、体力であったり、そういう自分の弱点だったところを、オーサーコーチ、(コーチの)トレーシー、(振付担当の)デイビッドも本当に分かってくれていて、みんなでしっかり頑張れた。どこが成長したかは具体的にはよく分からないですけど、一生懸命やってきたなとは思っています。


――これまで課題だった演技構成点がすべて9点台を出しています。それについてどう思うか? どういう練習をしてきたのか?

羽生 スケートカナダからエリック・ボンパール杯までにすごく変化があったんですけど、演じようという気持ちになって、プログラムコンポーネンツで点数を取る練習をしてきました。ただ、フランスからGPファイナルに向けて、そこまで重点的に練習することができなかったので、ちょっと驚きでしたね。実際、自分のなかでもものすごく疲れたし、滑れていないなという感覚があったので、この点数をいただけたのはうれしいですけど、もっと頑張らないといけないなと思いました。

――チャン選手に勝ったことについてどう思うか? またGPファイナルに勝ったことでソチ五輪へ一歩近づいたと思うが?

羽生 実感としては、パトリック選手とどうかとか、ほかの選手がどうかとか、勝敗については考えていなかったんです。ただただ一生懸命スケートを楽しもうということが今回のテーマでした。勝敗については、ちょっと考えたんですが、何も出てこなかったです。それがいまの率直な気持ちです。ソチ五輪に向けては、本当に大きな一歩だと思っていますし、条件も満たしているかなと思っているので、全日本選手権もあるし、もっともっと良い演技をできるように頑張りたいと思っています」





FSリザルト




プロトコル
http://www.isuresults.com/results/gpf1314/gpf1314_Men_FS_Scores.pdf





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羽生結弦選手
■2013 GPF Yuzuru Hanyu LP ESP2 



■YUZURU Hanyu after FS GPF2013 
http://www.youtube.com/watch?v=fRgef19oeWU&feature=youtu.be




パトリック・チャン選手
■2013 GPF Patrick Chan LP ESP2 





織田信成選手
■2013 GPF Nobunari Oda LP ESP2   





町田樹選手
2013 ISU GP - Men FP - Tatsuki MACHIDA ( JPN) 





マキシム・コフトゥン選手
■2013 GPF Maxim Kovtun LP ESP2





ハン・ヤン選手
2013 GPF Han Yan LP ESP2 




表彰式動画
■GPF2013 Victory ceremony MEN







18才最後の日は、最高の日になったね。本当におめでとうございます。  


4Sと最後のスピンは惜しかったけれど、

オーサーコーチの言う通り、最高の演技は全日本と夢の舞台できらきら。

「ロミオとジュリエット」の完成形、楽しみにしています。


SPもFSもパーソナルベスト更新。

素晴らしいです。

今日のロミオは泣けました。



最高のお誕生日を迎えられるね、結弦くん。



そして、男子選手の皆さんは やはり選ばれし6人でした。

今日のフリーは素晴らしかったです。

感動をありがとうございました。





現地観戦のジュリエットの皆様、応援お疲れさまですバラ

今夜は眠れませんね。

みんなの願いは確かに結弦くんに届いたと思いますきらきら。

あぁ、また泣けてきます。








読んでくださってありがとうございますメダル

 







羽生結弦を高みに導いた2人のカナダ人GPファイナル初制覇でソチ五輪へ前進

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/figureskate/all/1314/columndtl/201312070006-spnavi?page=1
スポーツナヴィ 2013年12月7日 11:08

「ちょっと出過ぎ」293.25点での初Vも苦笑い

「僕自身のなかでは少し悔しさが残るフリースケーティング(FS)になってしまいましたが、本当にたくさんの点数もいただきましたし、ちょっと出過ぎかなという気もします。4回転サルコウを転倒してしまったあとも、きちんと演技をつなげられたのは大きな収穫だと思っています。すぐに全日本選手権がありますが、それに向けてしっかりと頑張っていかなきゃいけないなと思いました」

 羽生結弦(ANA)は苦笑いをしながら、自身の演技をそう振り返った。12月6日にマリンメッセ福岡で行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル。男子FSでは、自己ベストを更新する193.41点をマークした羽生が、合計293.25点で、追いすがるパトリック・チャン(カナダ)を振り切り、同大会初制覇を飾った。羽生は冒頭の4回転サルコウこそ転倒したものの、続く4回転トゥループをきれいに着氷。その後もコンビネーションジャンプを決めるなど、出場6選手中ただ1人技術点が100点を超える演技で観客を魅了した。

「本当に一生懸命やろうと思っていました。(4回転)サルコウの前は、どうやったら跳べるか、どういったことを注意するか、そういうことばかり考えていたんです。ただあまりにも多くのことを考え過ぎていた。だからこそ(4回転)トゥループは一生懸命頑張ろうと。それしか考えていなかったです」

 これまで課題としていた演技構成点もすべて9点台と、11月のエリック・ボンパール杯(8点前後)のときから飛躍的に向上。「僕のなかでは良かった部分がないと感じています」と羽生は謙遜したが、これまで培ってきた練習の成果が、この大舞台で実を結んだのは間違いない。結果として総合得点でも自己ベストを28点更新するなど、一気にひと皮むけた感もあるが、果たして何があったのか。その裏には2人のカナダ人の存在があった。


選手の自主性を重んじるオーサー氏

1人目は羽生のコーチを務めているブライアン・オーサー氏だ。1984年と88年の五輪で銀メダリストに輝いている同コーチのもとで、羽生が指導を受けるようになったのは昨年5月。当時は意思疎通を図ることも難しく、お互いが探り探りで言葉を投げかけているような状況だった。しかし師弟関係を結んでから1年半が過ぎた現在では、羽生の英語力が上がったこともあり、2人はうまくコミュニケーションが取れている。自分の思っていることが相手にきちんと伝われば、双方の信頼関係が増すのは当然のこと。スムーズな会話が成長の促進につながったのは容易に想像がつく。

羽生は述懐する。 「(仙台からカナダに)拠点を移す、コーチを替えるというのは自分にとってものすごく大きな変化だったんです。自分にとって言葉の壁は大きかった。ただ今年は、コーチとのスタートラインが全然違っていたので、ものすごくナチュラルに成長していくことができた。それはスケーティングであったり、体力であったり、そういう自分の弱点だったところを、オーサー、(コーチの)トレーシー・ウィルソン、(振付担当の)デビッド・ウィルソンが本当に分かってくれていて、みんなでしっかり頑張れたんです」

オーサー氏も羽生の成長に目を細めている。 「(今大会の)演技には満足している。100パーセント完璧な演技ではなかったが、そのなかでもわれわれが改善しようと取り組んできた部分を明確にクリアできたことが収穫だった。数年前の彼のスケーティングと比べてみると、成長、成熟してきたと思う。このプロセスは実はすごくゆっくりしているもので、草が伸びてきているのをじっと見守るもようなものだ。その違いが明確になってきた。スケーティングスキル、スタミナ、演技とすべての面で成長してきたと手応えを感じている」

オーサー氏は指導をする際、選手の自主性を重んじる。羽生に対しては常々「君が責任を持ち、主導権を握ってやりなさい」と伝えている。もちろんそれは羽生を1人の成熟した選手として認めているからこそ。「コーチとしてできることは限られている。それは選手がどういう道を進むべきなのかを見つける手伝いをすることだ」。そう語るオーサー氏は、羽生を正しい方向に導こうとしており、羽生自身もその道に進みつつある。


羽生の成長を促したチャンの存在

もう1人は現世界王者のチャンだ。羽生とチャンはGPファイナルで実に今季3度目の対戦。過去2戦は羽生の完敗に終わっていた。チャンは11月のエリック・ボンパール杯(フランス)で世界歴代最高得点を更新するなど圧倒的な強さを誇っており、GPファイナルでも優勝候補最有力だった。それだけに羽生はライバル心を全面に押し出すかと思われたが、前日会見から一貫してそうした意識を否定。「素晴らしい選手がそろっているなかで、どれだけ自分に集中できるかが課題ですし、それが自分にとっての挑戦でもある」と語り、あくまでマイペースを強調していた。

10月のスケートカナダやエリック・ボンパール杯ではチャンのことばかりを考えていた。どれだけ力の差があるのか、どれくらい頑張ればその差を縮められるのか。「そうしたことを無意識のうちに脳で分析しちゃったりしていたんです」と、羽生は苦笑する。相手のことを考え過ぎるあまり、自身の演技に対する集中力がそがれ、思うような結果が出ない。焦れば焦るほど悪循環だった。しかし、オーサー氏の助言もあり、“自分の道”を見つけた羽生は、GPファイナルまでにメンタル面で成長を遂げる。「ただ一生懸命スケートを楽しもう」。それが今大会のテーマだった。

チャンに勝とうとしたわけではない。しかし自身の演技に集中した結果、チャンに勝利してしまった。裏を返せば、チャンの存在こそが羽生をここまでの高みに導いた最大の要因と言えるのかもしれない。大きな壁にぶつかり苦しみ抜いたからこそ、こうした境地にたどり着くことができたのだ。

オーサー氏もそれに同調する。 「どんな大会でも優秀な選手と戦えるということでそれだけ学べる機会が多くなる。そうした経験を多く積めたという意味でも、今季パトリックと何度も当たってきたのは良かったと思う」

 2位に終わったチャンは「GPシリーズは長い。フレッシュな気持ちで臨めたかというとそうでもないし、足が軽かったということもない。自分としては今回は優勝でも2位でもいいと思っていた」と、この敗戦を意に介していなかった。しかし、自身が記録した世界歴代最高得点まであと一歩に迫られたのだから、その心中は穏やかではないだろう。この先も両者によるハイレベルな争いは続いていきそうだ。


ソチ五輪へ大きな一歩

GPファイナルで優勝したことにより、羽生がソチ五輪の出場権獲得に大きく前進したのは疑いようがない。羽生自身も「(今大会の結果は)本当に大きな一歩。条件も満たしているかなと思っています」と語っており、よほどのことがない限り、ソチへの切符を手にすることだろう。世界歴代2位の得点を記録したことから見ても、メダル獲得の有力候補と言えそうだ。


そのうえで、オーサー氏は羽生に注文をつけている。「まずは切符を勝ち取ることが重要だが、ユヅルは十分な闘争心を持っているし、自分のベストを尽くしたいという思いも持っているから心配はしていない。私が心配しているのはその先をしっかり考えて、残しておくべきものは残しておいてほしいということだ」。一見何を言っているのか分かりづらいが、要するに“運”を使い果たすなということだろう。五輪で勝つためには、時として神懸かり的な力が必要となってくる。いくら優勝する力を持っていても、そうした運を引き寄せられなければ頂点に立つことはできない。現役時代、五輪に2度出場しながらも銀メダルに終わっているオーサー氏はそのことが痛いほどよく分かっている。

「全日本選手権の位置づけがとても大切なのは分かっているが、私はすでにソチに目を向けておかなければいけないと思っている。そういった意味でいわゆるマジカルな出来事が起きていないのは良いことだ。今回のSPではそれに近いところにいったと思うが、FSに関してはまだマジカルなことは起きていない。それはむしろこれから起こるんだろうなという期待を持たせてくれている」

 もちろんそうした奇跡的なことを成し遂げるには、確固たる実力が必要だ。決してコントロールできるものではないが、それを発揮するための努力はできる。「もっともっと良い演技がしたい」。いま以上の高みを目指す羽生にとって、頂を探す旅はまだ終わりそうにない。






羽生のコーチ、オーサー氏「成熟ぶりをはっきりと示した」
http://news.livedoor.com/article/detail/8324247/

◇フィギュアスケートGPファイナル第2日(2013年12月6日 マリンメッセ福岡) バンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナを育て、現在は羽生を指導するブライアン・オーサー氏は「成長の過程はいつもゆっくり。だが、この大会で成熟ぶりをはっきりと示した」と第一人者チャンを破っての優勝を手放しで褒めた。

 「今回のSPはマジックに近かったけど、フリーはそこまではいってない。結弦は闘争心を持っているし、本当のマジックを起こすのはこれからだ」とソチ五輪での活躍に太鼓判を押した。







上のスポーティヴァさんの記事にもありますが

オーサーコーチの「成熟ぶりをはっきりと示した」という言葉、とても嬉しいです。

そして、残しておくべきものはあくまでもソチの為に残しておくというオーサーコーチの言葉。

マジックモメントのことですよね。


「結弦はおそらくソチでものすごい演技を見せるような気がします」

これはジョニーの言葉ですが(出典 sports Graphic Number PLUS2013 )

私も結弦くんはソチで神演技をするのではと思っている一人です。

観客もジャッジの心も動かすような 魂に触れるような

そんな魔法のような演技がソチの舞台で出来ることを心の底から願っています。