ヨギーニです。今日、土曜日ですね( ̄▽ ̄)bヨギーニは韓国留学時代のお友だちが勤務する某財閥の事務所に行き、花火大会を見学する予定です。ホホホ。…なんか、リア充っぽいわ(→自分で言ってる人はリア充ちゃう)

続きです。

高額な字幕ソフトを買う承諾を得て、ソフトの会社に電話しようとするヨギーニですが、電話がなぜか話し中…。

ま、後日でもいいか、とその日は事務所を出る。

翌日、某裁判所で通訳の仕事があり、資料を待機室で読み込んでいると…。あれ、地震だ…。

まあ、日本人の私は地震に慣れてるので、最初は揺れてるなあ、と思いながらも、資料に目を移したんですが…。あれ?いつもより、揺れが長い?さすがの私も動揺して、待機室を出ると肩をよせあって泣きじゃくる韓国人数人(→裁判で知ったが、弁護士が証人として韓国から呼び寄せた被告人の家族だった)。

続く揺れ。揺れる度に叫ぶ証人の韓国人。

時間になったので、法廷に入ったが、一向に裁判は始まらず…。

地震で被告人を護送するためのエレベータが動かないため、裁判中止。

韓国人に向かって日本語で話し続ける弁護士だが、あんまり通じてなさそうなので、許可を取って通訳させてもらい、伝える。「裁判は地震によりエレベータが止まってしまい、被告人が法廷まで来られないので中止です。日時は後日連絡します」

この証人、ワザワザ韓国から裁判のために来てもらった方々。(不法滞在事件で証人なんて本当に珍しい)本当にお気の毒としか思えない。

…ここまでは私もことの重大さに気づいてなかった。
家に帰ろうと下に降りるとなんと裁判所の内壁が崩れ落ちていた。

で、外に出ると、近くの球場には避難してる会社員ふうの人々がいたり、ビルの外壁が崩れ落ちていたりして…。

そこで、事の重大さに気づきました。

当然、電車も動かないので三十キロ弱の道のりをスーツ姿で歩いて帰りました。
東日本大地震です。

寄りによってこんな日に通訳の仕事が入ってたなんて!と思いながらも、もし字幕翻訳の事務所で作業してたら、歩いても帰れないじゃん!とふと不幸中の幸いだったとも思いました。
数時間、ただ歩いていただけなので、あんなに被害が出てたとは知らなくて、私ったら視野が狭いというか…。我ながらあきれます。
普段、運動をしてないせいか、あと五キロで家の地点でただただ足が痛かった記憶があります。