悲しみの中にある隙間 | ヨガと鍼
〜少しだけ 時間を振り返る余裕がでてきた〜
悲しみの中に 僅かな隙間があったならと、
願わずにはいられない。
その隙間から溢れる 束の間の安らぎを、
あの日 真冬の大阪からずっとずっと
探し続けてきた。
それは、
こんなにも愛おしく
心を濡らすものだと、
誰が知っているのだろうか。
今日、脳梗塞を起こし、
ずっとずっと意識を失い
眼を閉じたままの 死んだような母が
『仕事、大変だね』と、呟いた。
『おかあちゃん
生き返ってくれて 有難うございます』
皆のお母様は元気ですか?
《2017 8月初台リハビリテーション病院にて》