今日は朝から豆日和。

両親が毎朝ヨーグルトと食べる小豆と、味噌仕込み用の大豆を炊く。

 

味噌仕込みは、今の時期のお楽しみ行事。

 

仕込み作業は

静岡は清水にある老舗乾物屋『蒲原屋(かんばらや)』の

店主、金子武さんから

直々に教えて頂いた手順で。

 

 

一晩浸水させた大豆を

じっくりコトコト炊き上げ

これから

すり鉢で丁寧に滑らかにすり潰していきます。

今回も乾燥状態で重量1kgの大豆。

味噌になると約5kg仕上がる分量でスタート!

 

 

毎回のことなのですが、

 

すり潰し始めて5分ほど経つと

既に擂り粉木を手にして動かしている右腕が疲れてきて

 

『この作業だけのために

ミンチする機械(ミンサー)が欲しい・・・』

 

と思う。。。

 

ミンサーとはこんな機械。

 

 

画像はこちらのサイトから拝借しました👇🏽

 

 

 

素材たちを

細かく粉砕してくれる

有能なフードプロセッサーは持っています。

 

 

でも

フードプロセッサーの機能の

『切り刻む』のでは無く

 

 

『すり潰す』のが大事なので

 

 

『ミンサー、欲しいなあ。。』

 

そう思いながら

地道に擂り粉木を握ること更に数分・・・。

 

 

すると、

 

あら不思議、

 

無心になってきて

腕の痛みの感じなくなり

いわゆる

『瞑想状態』に入っていきます。

 

似た現象として

 

長距離を走っているときに

(私は長距離を走るのが好きです)

 

走り始めて少し経ったときには

『苦しい!』

と感じても

 

そのある一点を超えると

 

その苦痛が消えて

 

頭が真っ白に

空っぽになって走り続ける感覚・・・

(これは『ランナーズハイ』と言っても良いのでしょうか??)

 

それをいつも

味噌仕込みの時に感じます。

 

 

それでも

 

茹で大豆の全量をすり潰した後の

達成感は半端なし。

 

 

はーーーー

やった!!!

(今回は2時間かかりました)

 

 

 

この時点で、

『ミンサーを買っておけば良かった』

と言う気持ちは小さくなっていて

 

『ま、いっか』

という意識に。

 

 

単純作業による瞑想って

半端ない満足感があります!

 

 

そして

 

あらかじめ

乾燥麹と自然塩を揉み合わせておいたもの

(この作業は約1時間)

を加え

 

 

 

大豆の茹で汁を加えて

 

耳たぶ程度の柔らかさにしたものを

 

容器に詰め

 

 

 

表面を塩でコーティングし

 

 

はい、完了!

 

 

 

出来たーーーー!

 

 

残った大豆の茹で汁はそのまま飲んでも美味しい!

飲む美容液ですわよ〜奥様!笑

 

そして、、、、

大量に発生した洗い物を片付けて

(ボールの底に、私が居ますね😆)

 

店じまい!

 

はーーー

やり切った💗💗💗

 

 

こよなく味噌を愛する私、

カリフォルニアで食べて、

あまりの美味しさに感激したディップのレシピ再現(ベジタリアン仕様)を始め

 

 

お味噌を活用した様々なレシピをご紹介していますので

ぜひ試してみてください!

 

 

毎日バタバタしながら働いているインドネパール料理屋さんでも、賄いで『ダル』というシンプルな美味しい豆スープが出てきます。

 

 

豆たちとは深い関係で繋がっている毎日です。

 

先日は

賄いで貰ったダルが食べきれなかったのでお持ち帰り。を、更に出汁と追加素材で増量してアレンジ味噌汁に。

 

 

✴︎dal🍲🌱/ダル(ネパールスタイルのシンプルなスパイシー豆汁).

✴︎tomato & lemom🍅🍋/追トマト&追レモン.

✴︎TOFU & NATTO🌱/お豆腐と納豆.

✴︎various mushroom🍄/シメジやらエノキ茸やら.

✴︎broccoli & HOSO-NEGI green onion🥦🌿/ブロッコリーと細ネギ.

 

 

 

 

豆の香りも大好き、

香り、匂いは、

人の心を優しく包みます。

 

 

 

さあ、

あともう一回くらい、大量味噌を仕込もうかなぁ。。。

 

 

ミンサーは・・・

やっぱり買わないだろうなあ😆🙌🏽

 

 

お豆、

食べていますか??

image

 

misako