【YOTALK】はYOHEIの思いをトーク風の
文章で発信するコーナーです。
先週はお休みしましたが、今日から再開します。
再開一発目は「3年前の春の経験」
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3年前のちょうど今頃、卒業した同級生の引っ越しの手伝いしてん。
僕もホンマはこのときに就職せなあかんかってんけど、
体調が悪くて、親に無理言うて、卒業を一年延ばしてもらってん。
その関係もあって、同級生の見送りを兼ねて手伝うことにしてんけど、
引っ越し3日前、部屋に行ったら荷作りが一つもできてへん。
それどころか、飲みかけ食べかけのもんが部屋中に散乱してて、
風呂場はカビはえてて、すごかった。
僕の引っ越しやったら、さっさと終わらせるやろうけど、
同級生の引っ越しやし、本人のペース・やり方にあわさなあかんし、
ちょっと遠慮気味にやってた。
ただその同級生がめちゃくちゃマイペースで、
引っ越し前日まで車の免許を取りに行ったり、
晩になったら僕を近くの飲食店に連れ出したりして、
なかなか終わらへん。
（おごってくれたのはうれしかったけど）
結局、引っ越し前日は徹夜決定や。
僕はそうなったんに頭きて、思わず、
「なんでこの部屋汚いねん？」って言うてん。
そしたら向こうは「YOHEIは一人暮らしの
苦労がわかってへんねん」って言うてきた。
「家に住ませてもらってるのは、
ごはん食べられるのは、誰のおかげや」と。
僕はそのとき、自分の言うたこと、ものすご反省した。
本人は不器用なりに一人で塾のバイトしながら、
一生懸命、4年間生計立てててんな。
僕は家と大学を往復するので精一杯やったから、
そこまで視野がいってなかった。
結局、引っ越しは当日の夕方までかかって、
お手伝いの謝礼ももらったんやけど、
この経験は自分の価値観を変えてくれた、いい経験やった。
いつか一人暮らしするようになっても、
親や周りへの感謝は忘れたくないなって思う。
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【YOTALK】は毎週火曜日と金曜日に掲載します。