九州の旅 (2日目) http://ameblo.jp/yocc-7019/entry-11656567576.html
「ハッピーバースデー九州パス」使用の旅
3日目のレポです。
3日目は人吉からスタートです。
台風が接近している中ですが、雨は降っておらず。
本日1本目は「いさぶろう1号」に乗車します。
この列車は「いさぶろう・しんぺい号」と紹介されていますが、
「いさぶろう」が人吉発 吉松行き
「しんぺい」が 吉松発 人吉行き なんです。
普通列車ですが、ほとんどが指定席であり、
ほんの一部のみ自由席となっています。
自分は、その自由席に乗車。
指定席はボックス席なので他人と一緒になるのが嫌だったので。
自由席はロングシートで、定員が約6人ほど。
運よく自由席利用は3人のみだったのでよかった。
この列車、各駅で見学時間が設けてあり、各駅5分ほど停車します。
また、景色がいいところで停車するサービスもあります。
それでは出発です。
最初の停車駅は大畑駅
ここは、スイッチバックの駅であり、スイッチバックの後はループ線となります。
ループ線を一周したところで列車は停止。
眼下にさっき出発した大畑駅が見えます。
すごい上ってきたんですね。
次の停車駅は矢岳駅 早着したらしく8分の停車。
この駅にはSLが展示されています。
途中駅なのに下車して見学できるって普通ないですよね。
早々と車内に戻りカウンターに行ったら乗車記念証と記念スタンプがありました。
もちろんゲット
これを持って記念撮影もできます。
客室乗務員さんが車内をまわってくれます。
隣の人が写真を撮ってもらっていて、
自分のところにも「いかがですか?」と来たので撮ってもらいました。
普段は恥ずかしいので撮らないのですが、
あっちから声をかけてきたので「じゃあ・・・」って感じで撮ってもらいました。
矢岳駅と次の真幸駅の間には、日本三大車窓の一つと言われるところで停車します。
駅ではないので車内から見ます。
桜島も見えます。 運がいいと雲海になっているようです。
真幸駅は「真の幸せ」という縁起がいい駅のため人気であり、
下の画像の駅名板の横にある鐘を鳴らすと幸せになるといわれています。
次は終点、吉松駅
たった途中駅3駅のみでしたが、こんなに楽しめる列車でした。
吉松からは特急「はやとの風」に乗ります。
乗り換え時間は3分。
ほとんどの人はこの特急にそのまま乗りこみます。
もとはボックスシートの車両ですが、座席はクロスシートになっています。
なので、座席と窓割りが合わないところがあります。
この列車も特急でありながら途中駅で見学時間を設けています。
最初の見学駅は大隅横川駅、ここの駅舎は鹿児島県内では嘉例川と並び最古の駅舎です。
吉松駅で3分の乗り換え時間で撮影できなかったはやとの風の写真を撮っていたら
車掌さんに「撮りましょうか?」と声をかけてくれ、はやとの風と2ショットで撮ってもらいました。
客室乗務員さんならわかりますが、車掌さんに撮ってもらうなんて、すばらしい車掌さんです。
感動しました。
次の見学時間がある停車駅は嘉例川です。
ここは、ツアーに組み込まれるほどのかなり有名な駅です。
ここにきて、雨が降ってきました。
本日の天気は台風接近のため雨の予報でしたが、
ここまでは曇りでした。よくここまで天気がもちました。
嘉例川を出てしばらくすると隼人に到着。
ここで、列車を降り、ここからはきりしま10号に乗車。 使用車両は787系
乗り換え時間は3分ですが、ちゃんと接続してくれる。
乗る席はもちろんグリーン車。
定刻で隼人を発車。
20分後・・・大変なことが起こった!!
山を登っている最中に突然停止。
車掌さんは検札に出かけており車掌室に不在。
運転士さんは一生懸命ブザーを鳴らし呼びかけている。
数分後、車掌さんは小走りで戻ってきた。
すぐに運転士と電話で話す。
車内放送では、「大雨と強風により線路に落ち葉が積もり空転して前に進まない」とのこと。
じぇじぇじぇ~
この後の予定は、この列車で宮崎まで行き、ここで折り返し、
きりしま13号ハイパーサルーンの最前列展望を楽しむ予定であった。
宮崎での乗り換え時間は20分。
このパターンは絶望的。
787系は一生懸命前に進もうとするも少し動いて、すぐ停止。
1メートルほどしか進まない。
さらに空転しているため、車輪から白煙がのぼる。
電車がぶっ壊れるんじゃないかというほど。
車掌室から前進を試みても進まない状況に「あ~ダメかぁーっっ」と独り言が聞こえてくる。
静かなグリーン車の後ろが車掌室なのでよく聞こえる。
乗務員がダメとか言ったらほんと絶望的。
後退して勢いをつけて突破するしかないのか??
そしてついに 空転のしすぎで、過負荷がかかったのか、車内は停電。 空調も照明も消える。
ただ、このとき惰性でノロノロ進んでおり、自然と電源復帰。
そして、空転しながらも少しずつ進み、何とか登り切った。
ここからは遅れを取り戻すために猛ダッシュ。
西都城に15分遅れで到着。
ここで無線が入り、「対向の特急の後に発車」
せっかく遅れ取り戻しているのにここで5分停車。
結局、西都城20分遅れで発車。
すぐに都城に到着。
ここで、事前にななつ星が停車中ということを知っていて、
スケジュール表にもメモ書きしといたのにすっかり忘れており、
ななつ星を見た瞬間あわててカメラを取り出し車内から撮影しました。
ななつ星とお別れしてからは、時刻表を取り出し、
遅れが取り戻せなかった場合、手前の駅で降り、
そこから折り返し乗る予定のきりしま13号に乗ろうと考えました。
遅れが20分のままであれば南宮崎で下車。
20分以上遅れれば、清武で下車。と計画しました。
そして、清武には14分遅れで到着。この時間なら間に合うのでこのまま乗車。
南宮時では、7分遅れで到着。
これなら間に合うので、結局当初の予定通り宮崎まで乗りました。
宮崎は、上りと下りホームは改札が別なので、改札を出て、そのまま入るということをしなければいけません。
駅員さんに「えっ、出てまた入るの?」と思われたかも。
ホームに上がるとにちりんが入ってきました。
ハイパーサルーン同士が並びました。
ここからはきりしま13号で終点の鹿児島中央まで行きます。
グリーン車の最前列に乗車。
ただ、大雨で、前方の視界が悪い・・・。
鹿児島県内に入ると雨がやんできました。
桜島です。
雲をかぶっています。
自分が座っていたグリーン車の一人掛け席は進行方向右側。
桜島は進行方向左側。
車掌さんの好意で、「左側の席でご覧下さい」と言ってもらい、
遠慮なく左側の席で桜島を堪能しました。
しかし気になることが・・・
窓枠にタオルが置いてある。
そういえば、出発直後、客と車掌・客室乗務員となんか揉めていたのを思い出した。
頻繁に客室乗務員が入ってきてごそごそしていたのはこのことだったのか。
列車内で雨漏りとはね。 それも、グリーン車。
鹿児島中央からは新幹線で博多まで行きます。
そう、九州新幹線全線走破します。
それも、グリーン車です。
新幹線のグリーン車は初めてです。
グリーン車両の前では客室乗務員のお姉さんがお出迎え。
早速乗りこみます。
枕の横にライトが付いているおなじみの新幹線のグリーン車。
800系にはグリーン車がありません。
これはN700系(8両編成)のグリーン車です。
おしぼりサービスとキャンディーサービスも在来線同様にありますが、
おしぼりがちょっと豪華になっている。
巻き巻きおしぼりです。
九州新幹線全線と言ってもわずか 84分です。
さくらに乗車しましたが、みずほに乗ればもっと早いです。
ということで、広いようで狭い九州と感じました。
本日は博多で宿泊。
この旅2度目の博多宿泊ですが、ホテルは別のところです。
宿泊ホテル 「西鉄イン博多」
予約時に鉄道が見える部屋を希望したのでこの眺望。
なお、駅側ではなく、反対側のほうが、在来線以外に九州・山陽新幹線も見えます。
駅とは反対側を希望したのですが、駅側の部屋でした。残念。
次回4日目・・・と言いたいところですが、
ちょっとお休みして、一つ情報を書こうと思います。
お楽しみに。