台風から逃げるように東北へ!安達太良山は快晴!くろがね温泉へは一番湯で飛び込みました! | 加藤洋のブログ

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金曜日の朝、突然に発生した台風18号!三連休は南アルプスの北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山を縦走し、奈良田温泉でゆっくりと過ごす予定だった。先週、2年連続で富士山山頂に向かう途中で暴風雨となり、嵐を呼ぶ男と登山ガイドの松本省二氏に賞された私は今週もまた嵐を呼んだ(笑)
このまま中止にして三連休を東京で過ごすか、それとも他の山に向かうか?台風は日本列島を横断する勢い。私は単純な発想で少しでも台風から遠い東北を目指すことにした。今回の目的地は日本百名山であり、温トレには最適な歩いてしか行けない秘湯ある安達太良山に決定。台風の影響の少ないうちに行動しようと自家用車で深夜1時に新宿を出発。東北道を突っ走り、午前4時にはあだたら高原スキー場の駐車場に到着。数台の車が朝を待っている様子。僕らは夜明け前から歩きだし山頂で朝食を食べようという魂胆。ヘッドランプを点けて出発。でもスキー場の中にある登山道を探りながら真っ暗な道を進むのって結構、難しい。地図とヘッドランプの光を頼りにゲレンデ内の道を進む。何度か登山道を探りながらリフト上の尾根道に取り着いた。
しばらく急登の尾根道を登り、振り返ると雲海の中から日の出を拝むことが出来た。ラッキーな一日の始まり!駐車場から1時間半ほどで五葉松平、続いて薬師岳みはらし台へ到着する。ここは夏でも運行しているゴンドラの駅からもすぐの場所。板敷の遊歩道が整備されていて歩きやすい。
安達太良山の山頂も目の前に見えてきて、力が湧いてくる。
「この上の空がほんとの空です」ですと書かれた木の柱を見かける。帰ってきてから知ったけど、高村光太郎が智恵子に詠んだ歌からの引用だったのですね。

「 阿多多羅山の山の上に毎日出ている青い空が、智恵子のほんとの空だといふ 」(あどけない話) 高村光太郎

(続く)

写真は山頂付近からの1900年の噴火口だった沼ノ平。有毒ガスで立ち入り禁止になっています。


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