よっちっちの本読み日記

よっちっちの本読み日記

ひそかな趣味の本読み
その時読んだ本の感想なんか ポツポツ書いていきたいな~と思います

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倉狩 聡さん 『今日はいぬの日』 読みました。


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吠えてばかりでうるさいから、という理由で 飼い主一家からろくに世話もしてもらえなくなったスピッツのヒメが、ひょんなことから人間並みの知能を身につけ、同じように悲惨な状況の同胞達と人間社会に復讐をしていく という何ともオソロシイ物語です。


ストーリー自体は完全にありえない話なのですが、物語の背景にある 飼い主の飼育放棄や 悪徳ブリーダーとペットショップの闇、そしてそんな人間社会の犠牲となり処分されていく犬猫達の存在は決して作り話ではなく、表紙のかわいらしさからは想像できないくらい息苦しくて 辛い読後感です。


人間達に酷い目にあわされ、怒り、恨みながらも 「家に帰りたい、家族に会いたい。たとえ嫌われていても。」と願う犬達の想いに 胸がギュッとなりました。


うちのワンコがいつも幸せな気持ちでいられるよう 飼い主としても頑張らねば!


なんて思ってしまうお話でした。
こんにちは よっちっちです。


早いものでもう7月。


今年も半分過ぎてしまいましたねσ(^_^;)


6月のまとめを読書メーターからアップします。




2016年6月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:868ページ
ナイス数:171ナイス

Aではない君とAではない君と感想
少年犯罪がテーマということで、覚悟はしていたものの やっぱり辛いです。めちゃくちゃいろんなことを考えさせられて どうしようもなく息苦しいです。「物事のよし悪しとは別に、子供がどうしてそんなことをしたのかを考えるのが親だ」心に響きました。
読了日:6月12日 著者:薬丸岳
世にも奇妙な君物語世にも奇妙な君物語感想
これは面白かったです!さすが勝手に原作を書いただけありますね笑 どれもこれも「世にも奇妙な物語」にありそう(^-^) そして最後の話で見事にシメましたね〜。 この本で2時間枠 観てみたいです!
読了日:6月7日 著者:朝井リョウ
アカガミアカガミ感想
若者たちが生にも性にも無関心になった近未来のお話。「アカガミ」により出会ったミツキとサツキがお互いに心を寄せていく過程はなかなか微笑ましいものもありましたが、物語の終盤 「アカガミ」の真の目的が明らかになるや、何とも言えない恐怖感に包まれましたσ(^_^;) ミツキ達のその後が気になりますが、これはこれでよかったのかも。
読了日:6月4日 著者:窪美澄

読書メーター



というわけで、6月は3冊。。。



実は初読みの薬丸岳さん、かなりズッシリきましたね〜


いや、おそらくそんな感じになるのかもと思っていたので 今まで手を出せずにいたんですけど。。。



他の作品も読んでみようとは思ってますが、やっぱりなかなか覚悟が要りますねσ(^_^;)


7月はもうちょっと頑張ります!


またまたご無沙汰しております よっちっちです。


なんだかんだしてるうちに もう6月。。。


やっと 読書欲がちょっとだけ回復してきて、久しぶりに楽しかったです(^-^)


では 5月のまとめを読書メーターからアップします!





2016年5月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1599ページ
ナイス数:169ナイス

闘う君の唄を闘う君の唄を感想
新米幼稚園教諭が理想と使命を胸にモンスターペアレンツ達に立ち向かい大奮闘する物語かと思いきや そこは中山さん、後半しっかりミステリー要素をぶっ込んできました笑 どんでん返しに次ぐどんでん返しでさすがといった感じです。昔好きだった中島みゆきさんの「ファイト」 また聴きたくなりました!
読了日:5月29日 著者:中山七里
透明カメレオン透明カメレオン感想
いや~面白かったです!軽快に進むストーリーから急転直下のドタバタ劇 からのどんでん返し?ですよ!笑ったりハラハラしたり泣いたり 忙しかったです。「カラスの親指」と並ぶ 道尾作品お気に入りの1冊になりました!
読了日:5月27日 著者:道尾秀介
ふたりの文化祭ふたりの文化祭感想
「わたしの恋人」「ぼくの嘘」に続くシリーズ第3弾。全2作からの流れや「ふたりの~」というタイトルから すっかり胸キュン甘酸っぱ的小説と思い込んでたのですが、意外にも主人公二人の成長物語でした笑 もし続編があるのなら、今回どん詰まり感満載の田淵くんを救ってあげてほしいなあ。がまくんとかえるくんの話 私も好きです(^-^)
読了日:5月22日 著者:藤野恵美
メアリー・スーを殺して 幻夢コレクションメアリー・スーを殺して 幻夢コレクション感想
一冊まるごと乙一さんアンソロジー笑 「メアリー・スーを殺して」は他のアンソロジーで、「山羊座の友人」はコミックスで読了済でしたが、それぞれ違う読み心地で 丸々楽しめました。でもなんだかんだで白乙一が好みなので、「宗像くんと万年筆事件」が一番好きかもです(^-^)
読了日:5月19日 著者:乙一,中田永一,山白朝子,越前魔太郎,安達寛高
私は存在が空気私は存在が空気感想
特殊な能力を持った人達をめぐる短編集。中田永一作品らしいホッコリな読み心地です。お気に入りは「少年ジャンパー」。引きこもりの少年の成長が微笑ましいです(^-^)
読了日:5月2日 著者:中田永一

読書メーター





という事で、先月は5冊!!


ほんと久しぶりですよ!こんなに読んだの笑


ああ~やっぱり本を読むのって楽しい!!


自称本好きとしてはまだまだまだまだですが、今月も読書を楽しめたらなあと思います(´∀`)