【day9】
血小板の輸血をしました。
ステロイドの吸入は朝、夜の2回実施していました。
ラシックス、グラン、アシクロビル、テイコプラニン、メロペンを投与しました。
【day10】
朝起きた時、顔がむくんでいました。
昨日にひきつづき、体温が37.0℃と少し高めです。
アシクロビル、ラシックス、テイコプラニン、メロペン、ファンガード、グランを投与しました。
ベッドの周りなどを拭き掃除するときに使う薬品はテキサントというものだそうです。
アルコールは家電などを拭くと火花が飛ぶことがあり、火事のリスクが発生するため使用しないとのことです。
【day11】
採血がありました。
エンビラ(アイソレータ)を脱出しました。
血小板の輸血をしました。
GVHDは手、足の裏から始まると聞いていましたが、この時はまだ赤くありませんでした。
顔が今日もむくんでいて、顔に網目状の薄い斑点が出ていました。
レントゲンがありました。
移動式のポータブルレントゲンが病室まで来てくれます。
周りの人は2m離れれば大丈夫らしいです。
プログラフが1.1から1.2に変更になりました。
37.4℃まで体温が上がりましたが、輸血中に体温を測ると高くなるそうです。
しばらくして測ると36.6℃でした。
おかずのにおいで吐きました。
とても眠そうで体がだるそうにしていました。
下痢にもなりました。
【day12】
FFPの輸血をしました。
移植後でいちばん体調が悪い日でした。
全身がパンパンにむくんでいました。
朝、薬を飲んで吐きました。
トリクロルメチアジド、ウルソ、プログレス、ベニジピンの4つを飲みなおすことになりました。
朝、ご飯を少し食べてまた吐きました。
髪の毛が徐々に抜けていました。
メロペン、ファンガード、K2、ラシックス、グランアシクロビル、強ミノを投与しました。
血栓予防のため、リコモジュリンが開始されました。
皮膚が全体的に赤くなってきました。
昼ごはんはおかゆを4口食べました。
夕方にお茶を飲んで吐きました。
晩ごはんは一口も食べませんでした。
吐き気対策としてプリンペランを使用しました。
O主任看護師がおしっこ検査用にオムツの中に詰めるティッシュを大量に団子状に入れたため、おしっこが漏れました。
この人は表面上は人づきあいのよさそうな人ですが、見えないところで手を抜くのでよく問題を起こしていました。
経験が長くなるとどうしてもやる気が劣化していくようです。
移植中は何故かこのO主任看護師とU看護師(マスクから鼻が出ているからわたしと妻の間では通称が鼻出さん)のはぐれ悪魔超人コンビが交代で担当することが多く、妻の精神的負担が大きくなりました。