駐車中の高級車のタイヤに金属製のリングが接着剤で張りつけられ、運転中に異音に気付いたドライバーが車を降りて確認したすきに乗り逃げされる事件が昨年10月以降、大阪市内で少なくとも6件発生していることが25日、捜査関係者への取材で分かった。車は乗り捨てられていたが、いずれも車内が荒らされており、6件で現金計約500万円が盗まれていた。府警は新手の高級車を狙った乗り逃げ犯とみて警戒を強めている。

 府警によると、被害車両のタイヤには、リング状の金属がぶら下がったゴム片が接着剤で張り付けられていた。車が発進すると、タイヤが回転し、リングが地面や車体にぶつかり「カシャカシャ」と異音が発生するよう細工していた。犯人は被害者が車を離れたすきにゴム片をタイヤに張り付け、被害者の車を追走。被害者が異音に気づき、点検のために車を降りるのを待って犯行に及んだとみられる。

 最初の被害は昨年10月23日に西区内の路上で発生。国産高級車を運転していた自営業の男性が音に気付き、点検のために車を降りたすきに、男が運転席に乗りこんでそのまま逃走した。車は数百メートル離れた路上で見つかったが、車内にあった現金約300万円やかばんがなくなっていた。

 同様の事件はその後、大正区や浪速区などで計4件発生。さらに今月23日には東成区深江北で、女性会社員(38)が、乗り逃げされそうになった車のサイドミラーにしがみついて転倒、頭にけがを負っており、この事件は強盗致傷容疑に発展している。

 いずれも被害者が金融機関やスーパーに立ち寄り、車を発進させた直後にタイヤ付近から異音が発生したという。

 盗まれた車のうち5台は直後に近くの路上で乗り捨てられていた。2人組の男が車で被害者の車を追走していたとの目撃情報もあり、府警は車内の現金など貴重品を狙った新たな手口の犯行とみている。

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