7月8日日曜日。
菜っ葉の日(勝手な命名)。特に意味はないんだ。
6時半まで、ゆっくり眠って。でも疲れ抜けないヨ。
まだ一日あるから何とかしないとね。
この間ね。『涼』を感じる写真をインターネットで探していてね。
龍安寺の『つくばい』を視ていたんだ。
懐かしい記憶が頭をもたげてきてね。
だけど思い出せないんだ。石に書かれた文字。
ついに諦めて調べちゃったヨ。
『吾唯足知』。
石に彫られた四角い水入れの周りに、
上に『五』、右に『隹』、下に『止』、左に『矢』。
漢文『吾唯知足』『われ ただ たるを しる』だってさ。
何だかちっと分からない言葉。
『私は満たされていることだけを知っている?』
『私は娑婆に居る間は何事にも満足し、
不満を抱かずに暮らしていけばよいこだけを知っている』ってか?
よっちんにはこの境地分からないよ。
よっちんの今置かれている現状を謙虚に受け止めて、
逆らわず、成るように成ると信じて、不満に思うなってことくらいは
分かっているつもりだけど。
夏目漱石の『草枕』の冒頭が出てきたよ。
『智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。』ってね。
よっちんは残された娑婆での人生。どう過ごそうかな。
やっぱ『徒然なるままに』か。
何事も深く考えようとしない よっちんでした。