むすめ子、熱がさがって元気になりました。
むすめ子の持病は、高熱を出すことで発作が引き起こされる場合があるので
だんなくんとわたしは、むすめ子が発熱するたびにはらはら、心配。
でもむすめ子は保育園に通っているので、しょっちゅう風邪をもらってきちゃいます。
今ではだいぶ体も強くなったのか頻度は減ったけれど
1歳を過ぎるころまでは、高熱を出すこともしばしば。
気管支炎になりかけて、夜中にかかりつけの大学病院に行ったことも。
持病のこともあって、病院へ通う回数も多いむすめ子。
こどもの発熱について先生から話を聞く機会も多かったので、おかげで知識は増えました。
これからどんどん寒くなって、体調を崩すことも多くなる季節、
発熱についてのあれこれ、おぼえがきとして記しておきます。
・手足が冷たいときは熱が上がっている。
身体が、体幹部に熱をためて逃がさないようにしているので、手足は冷たくなる。
大人でも、熱の上がりはじめにぞくぞくして寒気がするのがこのとき。
・手足がぽかぽかしているときは、熱が上がりきっている。
・熱が上がりきったら厚着をさせず、普段より一枚薄着にさせる。
身体が放熱中。汗をかけば治る、と厚着をさせたり布団を多くかけたりしてはいけない。
厚着をせずに放熱を促し、わきの下や頭に保冷材をあてて冷やす。
(冷やしすぎの低体温症には注意、こまめに熱をはかる)
アイスノンと、わき用の保冷材は常に冷凍庫に入っています
わきの下専用ちょいパットアイス←わきに固定できて、すごく便利!
・たいていの風邪や突発性発疹の発熱は3日以内に自然に下がる。4日目には病院へ!
38℃以上の熱が4日以上続く場合、気管支などに炎症が広がっている可能性が高い。
むすめ子が気管支炎になりかけたときは、熱が出て3日目の夜。熱があっても元気にしていたむすめ子も、3日続くとさすがに食欲も落ち、ぐったりと苦しそうになってしまいました。朝を待たずにかかりつけの大学病院の夜間診療へ。
1日目と3日目の昼間に行った近所の病院では風邪との診断だったけれど、3日目の夜には気管支炎一歩手前との診断。小児科の先生曰く、近所の病院にかかった時点ではおそらく普通の風邪だった可能性が高く、その後弱った体に菌が入って気管支まで炎症が広がったのではないかと。
3日経っても熱が下がらないときは、その前に風邪の診断がでていてもすみやかに病院へ!と、このときに教わりました。
これ以上放っておいたら肺炎にまで進行したかもしれないので、3日目の夜(つまり4日目だった)に病院に行ったのはナイス判断と言ってもらえました。
ちなみに気管支炎や肺炎になってしまうと抗生物質の投与が必要になり、療養だけでは治りません。
むすめ子は病院で抗生物質の点滴を受けて、あっという間に元気になりました。
診断は血液検査とレントゲン(炎症の広がりを見る)でわかるので、4日過ぎても風邪と診断が出て微妙なときは、しっかりレントゲンを撮ってもらうようお医者さまに伝えるのがいいと思います。
・熱は身体が病気と闘うためのものなので、むやみに解熱剤を使わない。
ただし、元気で食欲が落ちていない場合に限る。
食欲が落ちて水分が摂れない場合は体力が落ちてしまうので、解熱剤を使って熱を下げ、ちょっと元気になったところで食事(水分)をとる。解熱剤は一時的なものなので、その後また熱が上がるのは自然なこと。
・イオン飲料は熱のときだけ、普段使いはしない(糖分・塩分が多すぎる)。
こどもの熱は脱水症状を起こしやすいのでこまめに水分補給が必要。
こども用ポカリスエットなどイオン飲料は常備しておいても損しないけれど、熱のないときに飲ませるのは身体によくない。
・大人用のイオン飲料を薄めてもこども用にはならない。
大人とは体内の水分バランスが違うので、大人用の浸透率で作られたイオン飲料はこどもに適さない。
(2歳くらいになれば大人用でも大丈夫らしい)
アクエリアスには蜂蜜エキスが入っている(1歳未満の赤ちゃんに蜂蜜は危険)。
・赤ちゃん用の手作りイオン飲料の作り方
水1リットルに対して砂糖大さじ4.5、塩小さじ0.5。
オレンジやレモンなど柑橘を搾ると風味がついて飲みやすく&ビタミンやカリウムが補給できる。
先生のおすすめ補給液はOS-1
でもあんまりおいしくないのでそのままだとむすめ子は飲んでくれませんでした。。
これも柑橘で風味をつけると飲みやすくなります。
あれこれ書いてみましたが、これは3ヵ月以上のこどもにあてはまること。
生後3ヵ月未満の赤ちゃんで38度以上の発熱がある場合は、すぐ救急病院へ!
(細菌感染の可能性が高く、病状が急に悪くなる場合があるため)
覚えていたことや、メモをまとめてみました。
また何かあったら追記します。