宮崎県で口蹄疫(こうていえき)が拡大している問題で、県は11日、新たに感染疑い例が出た宮崎、日向両市と、西都市の農家の家畜はいずれも陽性だったと発表した。3市は同日夜までに殺処分、埋却作業を終えた。

宮崎市は1325頭の養豚農家。日向市は349頭の肥育牛農家。西都市は550頭の肥育牛農家。県は3農家を中心に新たに移動・搬出制限区域(半径10キロ・同10~20キロ)を設定する。

宮崎、都城市などでは11日から県教委、市教委所管の文化・スポーツ施設を一斉に休館する措置を取った。県施設は図書館、博物館など5施設。宮崎市も総合体育館など66施設を閉鎖するが、このうち、夏の甲子園の県大会会場の一つとして予定するアイビースタジアムがある生目(いきめ)の杜(もり)運動公園も「発生農家に近く、感染防止を考慮した。高校野球は使えないだろう」と話した。



農林水産省と県は11日、西都市と川南町の2農家で新たに感染疑いのある牛が確認されたと発表した。286~287例目。1425頭は殺処分される。いずれもワクチン接種をしていた。【石田宗久、小原擁】

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