ここ数日は何だか蒸し暑いですね。


夏が最後にあがいてるのかしら(笑)



そうそう、
先週金曜日は市民劇場の例会で、
俳優座劇場プロデュースの「12人の怒れる男たち」を観てきました。


直前までバタバタしてたので、
キャストで誰が出るとか全然気にしてなかったんですが…


会場に着いて配役が書かれてるチラシを見たら、
半数の人は以前何かしらの芝居でお見かけしたことある方でした。


てか、松橋登さんがいる!


松橋さんは、私が大好きだった音楽座との出会いの舞台「アイラブ坊ちゃん」で漱石役でした。


あれから十数年、松橋さんも歳取ったな~(失礼)


もひとつびっくりしたのが、井上倫宏さん。


7月に東京で観た芝居
「寺山修司という劇的なるものを超えて」
で、毛皮のマリーを演じておられた方です!


まさかこんなにすぐに、
しかも地元で再びお目にかかれるとは!w(*゜o゜*)w



7月の時は見事な女装でしたが、
今回はフツーの男性(笑)の役でした。



とある殺人事件の裁判の陪審員として集められた12人の男たちの物語。


この話は映画がけっこう有名みたいですが、
私は初めてでした。


前日の寝不足もあって、
事件のいきさつがわかるまでの前半は睡魔との戦いでした(;^_^A


でも、圧倒的多数で有罪票が多かったのが徐々に無罪票に傾いていくにつれて、
どんどんおもしろくなってきました。



電車の騒音、
老人の歩く速さ、
ナイフの刺さった角度、
そして、
視力が悪かった女性。


このキーワードが導き出されなければ、
被告の少年は確実に有罪として扱われてたでしょうね。


日本でも裁判員制度が始まり、
自分がこういう立場になるかもしれないと思ったら、
真実を見極めて人を裁くってことは大変なことなんだと、
改めて考えさせられました。



ちなみに、この芝居も休憩なしの2時間5分でした。


このパターン、ホンマ続いてます(4連チャン)


ま、次に観るやつは長いと思いますが…