退院して | みはる日記

みはる日記

拡張型心筋症で闘病中の3歳の娘・美遥は、補助人工心臓の力を借りながらも毎日笑顔で過ごしています。

美遥の父親です。


いつも美遥を応援いただき、ありがとうございます。


美遥が退院してから、およそ1ヶ月半が経ちました。
美遥は、毎週の外来や定期的な検査入院は引き続きあるものの、自宅で暮らせています。



仕事から帰宅すると、今までは、長男の「おかえり」の声がありましたが、
今は長男だけではなく、美遥からの「おかえり」の声もあります。
それを聞いて、なんとか家に戻ってきたんだと実感がわきます。



たまに帰りしなに、コンビニで二人にお菓子を買って帰るので、二人はそれを楽しみにしているときがあります。


私が帰宅すると、二人とも「お父ちゃん、何か買ってきた?」と言ってきます。


ただ、何も買って帰らずに帰宅すると、長男が「なんも買ってないんかい!」と言い、
美遥も「買ってないんかい!」と言い捨てて、そそくさとリビングに戻っていきます。

追い打ちをかけるように、美遥は私に「ローソンにお菓子あるじゃん!」と言い放ってきます。


美遥は元気になったぶん、家の中を走り回り、家の階段を駆け上がり、目が離せません。
ご飯も、長男より食べるときがあります。どんどん丸くなっています。


本来の子どものさまに戻りつつあります。


とてもありがたいことです。


外来や検査入院で、拒絶反応が見られないことを願いつつ、
大きく育っていくさまを見守りたいと思います。