裏磐梯の翌週は、奥日光のトレッキングに行って来ましたよ。夜中の1時にママと出発し、一路日光を目指しました。深夜のドライブなので順調に快適に進む事ができました。中禅寺湖畔を走っていたころは、まだ真っ暗闇。目的地の「竜頭の滝」の駐車場に着いたのは4時を回った頃でした。公衆トイレの電気も付いて無く、携帯電話のライトを頼りに用を済ませ、車中で仮眠をとりました。 物音に目覚めると、竜頭の滝に向う観光客や自動車が沢山来ていました。今回のトレッキングはこの「竜頭の滝」がゴールで、スタートとなる「湯ノ湖」には路線バスで向かう事にしていました。竜頭の滝のバス停までに行く途中、ゴールとして見るはずの「竜頭の滝」を覗き見てその紅葉の美しさと、竜頭の滝の壮大さに感動を覚えました。こからすぐの所のバス停から乗車して、「戦場ヶ原」「湯ノ湖」を車窓に見ながら目的地の湯ノ湖畔の「湯元温泉」バス停で下車しました。このバス停の近くにビジターセンターがあるので立ち寄ってみたのですが、まだ開いていなかったのか休みだったのか情報を収集する事ができずにトレッキングが自動スタートとなりました。私たちの初めてのトレッキングコースは雨に見舞われることが多いのですが、この日も雨。でも時々青空も見えるのですが、、雨でした。このコースは高低差が少ないので傘を差しながら進むことになりました。湯ノ湖からは湖を左手に見ながらの西側のルートで、紅葉が綺麗でした。カエデは湖面近くに育つのか、湖面に写り込む赤い色とその外側に映る黄色の広葉樹のコントラストが秀麗でした。しばらくはすれ違う人もほとんどない状況でしたが、「湯滝」周辺に進むにつれて観光客が多くなりました。外人さん特にアジア系の観光客が多かったように感じました。湯ノ湖の直ぐ脇が「湯滝」で滝の一番高いところから滝の一番下まで見る事ができたのですが、このように滝を見るのは初めての経験でした。ここは見るだけではなく、滝の上から真下まで階段で降りる事ができ、これまた初めての経験となりました。真下から見上げる滝は豪快で水飛沫が霧状になって私達を取り囲むのでした。この滝は垂直に落下する滝ではなく急角度で滑り落ちる感じの滝でした。滝の上下には駐車場もあり、絶好の観光名所のようでした。ここで、観光中のお兄さんに記念写真を撮ってもらいました。滝に落ちた水は「湯川」となって「戦場ヶ原」、「竜頭の滝」、「中禅寺湖」、「華厳滝」となって行くのですが、この後私たちはこのルートで川下へ進むことになります。

ここまで、スタート地点から約2km。