偶然ネット検索中に見つけたこの宿は、宿泊のための部屋数はたった二部屋です。


蔵の間 両親が利用した「蔵の間」


朝陽の間  私たちが利用した「朝陽の間」

売りは会津の郷土料理と塗りの湯船です。二部屋にそれぞれのお風呂が用意いされていました。

まずは食事前にそのお風呂をいただきましたよ。湯船の材質は「さわら」(調べてみると「椹」と書き、ヒノキの仲間でイトヒバらしいです)と言う樹だそうで、それを会津塗りで仕上げ紫がかった茶色の大きな湯船でした。我が家の近代的な樹脂製のユニットバスも機能的で良いのですが、たまにはこのようなレトロ感ただよう湯船も良いものですね。香りも良く保温性に優れるとのことでしたが、確かに翌朝もそのまま浸かれるほどの湯温が保たれていました。



風呂  これが、その湯船です

 湯上りにはお約束のビールをみんなでいただきました。サッポロの黒ラベル「美味し!」

夕食は18時から。若旦那さんに食事の部屋に案内してもらいました。一番奥の部屋で既に御膳が並んでいました。この日はいくつかの夕食会が催されて忙しそうでした。まずはお飲物、、、。エビスの生「大」をいただきました。会食前には私が裏磐梯トレッキング参加の御礼と喜寿のお祝いの挨拶をして「乾杯~!!パチパチパチ!」で夕餉をいただきました。食事の質、量とも十分満足できる内容でした。女将さんの挨拶と会津名物「こずゆ(小汁)」の

説明をいただき、鍋は豆乳の湯葉と蟹の鍋、会津の馬刺し、刺身、落花生の豆腐、豚の角煮、アーモンドの衣の天ぷら、ギンムツの西京焼きと、実においしい蕎麦

(こだわりの蕎麦の店の証“会津蕎匠会”:あいづきょうしょうかい加盟店)をいただきました。父と私は蕎麦のお代わりをしてしまいました。



夕食   こづゆ

  美味しい会津の郷土料理と、「こづゆ」



良く食べましたわ。この晩は、トレッキングの疲れに程よい酔いも加わりぐっすりと眠りに就く事ができました。