"家族における役割に終わりはない" | "利他の人生"を目指して

"家族における役割に終わりはない"

こんにちは。

今日は、私の座右の書のひとつ
「ファミリー 7つの習慣 家族実践編」
 著者:スティーブン・R・コヴィー
 出版:キングベアー出版

の中で、私がとっても印象を受けた文章について
書かせていただきます。

(因みにこの本は、現在「7つの習慣 ファミリー」という
 新版になっております。)

[ 7つの習慣ファミリー ]

その中の一節を紹介します。

 『なぜ重要事項が優先されないのか』

「ほとんどの人が家族こそ最も重要な事項だと思っている
 ことは明白である。家族は自分の健康以上に大切だ、
 とたいていの親たちは答えるだろう。自分の命そのもの
 より優先させ、そして家族のためなら死ぬことすら
 いとわないだろう。
 確かにこれは本心かもしれない。しかし、毎日の生活を
 振り返り、自分たちの費やす時間が何に集中しているかを
 見れば、家族はほかの関心事(仕事、友人、趣味など)
 より下に位置しているということが分かるだろう。

(中略)

 多くの重圧(特に仕事)に直面した時、人は家族の
 本当の優先順位を見失ってしまうことがある。
 しかし、よく考えてみていただきたい。
 あなたの仕事上の役割がなんであれ、それは一時的な
 ものに過ぎない。
 いずれは退職し、誰かがあなたの後任になる。
 会社はあなたがいなくなった後も続くものである。
 そして、あなたは自分の仕事と才能を認めて
 もらえる場を失くし、生活において大きな変化を
 経験することだろう。

 しかし、家族における役割に終わりはない。
 あなたの代わりになる人はいないのである。
 あなたの影響は永遠である。あなたが
 いなくなってから後も、子供、孫、曾孫に
 至るまで、あなたを自分の先祖として大切に
 思い続けることだろう。
 家族の役割は人生における数少ない永久的な役割
 なのである。いや唯一、永久に続く役割なのかも
 しれない。

 自分の生活が一時的な役割だけに独占され、
 仕事が美徳という世の中の風潮に毒されているのなら、
 あなたは、人生の最も素晴らしい宝物を
 失くしているのだ。

 人生における真の宝物は、家族関係がもたらして
 くれる深い永続的な満足感なのであるから。」

私は、この部分を手帳に書き込み、折りに触れ、
見直すようにしています。

私は、家族の幸せや周囲の方々の幸せこそが
自分の幸せにつながる、と考えている中で、
気がつけば、仕事が人生の最優先事項になって
しまっていることが多いなぁ、と
よく気づかされています。

私は、会社の経営を通して、自己実現を図り、
自分とかかわる方々を幸せにしたい!と思う中で、
その陰で家族が幸せでなかったら、何のための
人生であろうか、とよく考えさせられています。

こう続きます。

「死ぬ間際になって、ほとんどの人が後悔するのは
 『家族』に関して実行できなかった事柄である。
 死の淵にいる病人たちは、たいていの場合、家族に
 対して実行できなかった事柄が最大の後悔となって
 いる。」


父としても、夫としても、経営者としても
まだまだ、発展途上な私にとって、
とっても大事にしていきたい考え方です。

家族すら、幸せに出来ない経営者に誰が
ついてこようか・・・。

コヴィー博士、キングベアー出版の皆様、
このような本を出版していただき、
本当にありがとうございます。

さぁ、明日もワクワクして一日を生きます!