家賃未払いで家主から訴えられた、借金まみれの部下 Kさん。家主の修繕義務不履行でテナント権利を主張したKさんの全面勝利で一件落着と思いきや、そうは問屋が卸さない的な展開となりました。事後報告の意味も含めて、今月起きた事を今週と来週の2回に分けてお話ししたいと思います。このブログは、負債を抱えて経済的に苦しい立場の方々を揶揄したり批難する目的で書いた物ではありませんので、どうかご了承下さいませ。グラサン

先月の段階では、3/15迄に転居する事を条件に未払いの家賃3ヶ月分は支払わなくても良いという事で、Kさんと家主の双方は和解していました。裁判所の記録にも、その旨が記されています。ところが、Kさんが次の引越し先を見つける為に地元の不動産屋に連絡したら、どのオフィスでも申込書を記入した直後に、「バッド・クレジットスコア」を理由に門前払いとなってしまったというのです。3/15迄に転出出来なくなってしまった Kさん、さぁどうする? ガーン汗

250-850のスコアで、695が今年の平均と言われるクレジットスコア。自己破産や未払いがあると当然スコアが下がり、賃貸契約、新規ローン契約、雇用契約などの際に不利となります。実はKさんを雇う時にも、人事からやんわりと警告を受けていたので、私はKさんのクレジットスコアが元々低い事を知っていました。でも賃貸契約を拒否される程の低さでは無かったので、今回の家賃未払いでスコアが下がったのは確実です。和解の時に家賃未払いは不問となったので、この件はクレジット・ヒストリーには反映されない筈なのに… そこでKさんに自分のクレジットスコアを調べる様に提案してみました。こうなったら乗りかかった船です。グラサン

Kさんのクレジット・ヒストリーには、家賃未払いに関して家主による記載はありませんでした。裁判所から出された和解条件を、家主が破った訳ではなさそうです。でも、被告人として裁判所に召集された事が記載されていたらしいのです。家主である不動産管理会社が原告の名前として記載されているので、Kさんは不動産業界で賃貸契約トラブルのフラグが立ってしまった様でした。賃貸契約を諦めて、実家に暫く間借りするなり一軒家の部屋をキャッシュ払いで借りるなりすれば良い話ですが、クレジットスコアを低いまま放置するのは良くありません。私も知り合いの弁護士さんなどに色々情報を貰って、結局もう一度裁判所に法廷審問を要請する事になりました。ショボーン

このお話は、来週末に続きます。チュー

なお、借金まみれの部下 Kさんに関する過去ブログは、テーマ別「仕事仲間」より全6回に渡る番外編シリーズでお楽しみ頂けます。笑い泣きあせる

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Kさんの賃貸トラブルに関する過去ブログは、こちらです。チュー