永住ビザが2005年9月1日におりて、2007年6月8日にメルボルンへ引っ越してきました。
一家でオーストラリアへの移住ビザがおりました。VISAがおりる前のこと、おりてからのこと、向こうについてからのことなんかも書いていければなぁ、と思います。
実際、メルボルンで暮らし始めて、『移住』ってやっぱり簡単なことではないなー、って、当たり前のことを今さら感じさせられます。
でも、日本で暮らすこととの違いを感じつつ、楽しんで暮らしていけたらいいな、と思って毎日過ごしています。
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久しぶりに書いてみます。前回更新から約2年が経ってしまいました。去年2020年は、何かと大変でした。コロナもそうでしたが、私自身、思ってもみなかった、ガンになってしまいました。自覚症状(痛いとか変な感じがするとか)が全くなかったのですが、ちょっと気になることがあってかかりつけ医のもとに行ったのが去年の2月。そこからあれよあれよと、専門医にまわされ、手術をすることになり。。。外科の担当医の先生も予期していなかった、リンパ節への転移が病理検査で見られたために約半年間の抗がん剤治療となり、それもなんとか去年のうちに終え、最後のちょっとした手術もクリスマス直前に済ませ、今に至ります。リンパ節への転移があるということで、日本風で言うと、ステージ3Aなんだそうで。ちなみに、オーストラリアの先生にはステージ数は聞いていないので、知りません。きっと同じなんでしょうけど。仕事はずっとお休みさせてもらっていました。が、個人年金の一部で、かけていたことすら忘れていた『収入保障保険』から毎月いくらかもらえていたので、なんとかなりました。また、ずーっと無駄だなーと思ってかけていたプライベート保険のおかげで、とんでもなくかかる費用は、ごく少額の自己負担のみで済みました。(いくらプライベート保険が負担してくれたのかざっと計算してみたら、ガン関係だけで約6万5千ドルでした 汗。)ちなみにオーストラリアでは、もしプライベート保険に入っていなくても、公立病院ではほぼ無料で入院&抗がん剤治療も受けられるのだそうです。が、去年のコロナ騒ぎで(今も続いていますけど)、きっと手術は延期されただろうし、抗がん剤治療だってスケジュール通りに進んだかどうかは、とても怪しい。今こうやって元気にしていられたかどうかは、本当に怪しいと思っています。なので、プライベート保険に入っておいて本当に良かったと思います。余談ですが、プライベート保険に入っていましたが、いったい何が保険でカバーされることになっているのか、ちっとも分かっていませんでした。今もあんまりよくは分かっていませんが、前よりは理解しているつもりです。家族3人で月$300ほど払っていて、無駄だなーって思っていましたが、去年1年間で十分に元は取った感じです (笑)。今はおかげさまで元気です。1月末に受けたCTスキャンでも転移はない、との診断でした。ま、これが5年続いたら本当に安心できるのですけれど。今後は年に一度のCTスキャンと大腸内視鏡検査での定期健診で様子見となっています。全く自覚症状がなかったので、本当にラッキーで見つかって手術して取り除いちゃいましたが、それすら内視鏡手術でとっちゃうこともできたので、そうしていたら、リンパ節に転移していたガンはそのまま体内に残っていたはずで、そうなったら全身にまわってしまうはずです。そしたら数年後には確実に手遅れで死んでいたと思います。今も抗がん剤の副作用は残っていますが、気になるのはそれくらい。ガンからくる痛みとかも全然なかったし、今は元気なので、ガンだったことも日常生活の中では忘れがちです (笑)。風邪ひいたりとか、骨折とかなら、身体の違和感ってあるけれど、私のガンは全くそんなことなかったし。ま、早期発見だったから何の自覚症状も無かったんだろうけど。もしこれを見ているかたがいたら、検査してみてください。検査しすぎて困ることはないはずですから。
緑内障の治療について。年1回の検眼の際に疑われていた「緑内障」。極度の近視能力ために、緑内障のような状態に診断できる、という、非常にグレーゾーンなまま数年が経過しておりました。そして、2018年の検眼の際に、「前回の専門医の診断から5年が経過しているので、ここらへんでもう一度、専門医に診てもらいましょう。」ということで、専門医のところへ行ってきました(2018年6月)。今回は前回とは違うクリニックでした。その前に、検眼してもらっている時に気づいたのですが、結構、見えない箇所があって、正直ビックリ。もしやこれは、と思っていたので、ちょっとドキドキしながら専門医へ。その先生。診察も診断もとても素早く、一言、「緑内障のレーザー治療をお勧めします。」と。レーザー治療についての簡単な説明が載っているパンフレットと、おおよその見積もりをもらって、しばし待合室にて考える時間をもらいました。「今治療しない、というのも一つの選択肢。でも、急激に進んで、完全に見えなくなるということはあんまりないけれど、そんなことが起きない訳じゃないので、よく考えて。」との説明も受けました。で、肝心の費用のこと。各目で2回づつ行うので合計4回。1回あたり約$815。メディケアで約$380ほどカバーされるけれど、($815-$380)×4=$1740の自己負担となります。迷ってもしかたないので、決めました。決めたとなったら、話は早い。すぐに第1回目のレーザー治療の日が決められました(2018年7月)。で、当日。どんなことになるのか分からないので、術後の車の運転は避けるべく、トラムで移動。検査ののち、麻酔薬入りの目薬をさし、しばらくしたら、治療開始。手術台に寝かされるわけでもなく、いつも検眼するときに顎をのせる台にしっかりと頭を固定されて、いざレーザー照射。早い! バチバチって、レーザーが目の玉に当たります。ちょっと焦げ臭いような気もしたし、結構、鈍い痛みもあって、でも体は動かせないし、目は閉じられないし、で、想像以上の苦行でした。時間とすれば、だいたい5分くらいだと思うのですが。その後、しばらく休んだのちにお金を払って解放されました。で次回は翌週。これが4回も続きました。そう、4週連続。。。レーザー照射後しばらくたっても、かなりまぶしくて、その後の車の運転がちょっと怖かったです。しかも、光が異常にまぶしく感じると同時に、頭痛もします。まぶしさと頭痛が3~4日は続き、これがあと3回もあるのかと思うとかなりげんなりしましたが、何とか4回の治療を終えられました。治療がすべて終わってから、よくよく考えてみたり、友だちに聞いたところ、自己負担なしで公立病院でも治療ができる、とのことだったので、今回のは高い出費だったかも、と思ったりもしましたが、公立病院だと治療(手術)の予定がすぐには決められないからいつになるのか分からないし、こんな状態を放置しておいて、症状が進んでしまってからでは遅いと思ったので、今回の治療を受けてよかったと思っています。検眼は、片目づつ検査をし、真っすぐを見て、何か光が見えたらボタンを押す、という視野の検査なのですが、前に比べて、ボタンを押すことができなくなっていることに驚くとともに、正直、怖くなりました。普段の生活では、右目と左目の見えない部分をそれぞれがカバーしあって脳内で見えているように見せるので、見えない部分があることには気づけません。でも、検査をすると見えない部分が結構あって、レーザー治療は痛かったけれど、やっておいてよかったと思っています。
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海外旅行に行くことなんてほとんどなく、行くとしたら数年に一度の日本への帰省のみ。日本に帰る際にそんなに気にしたことはなかった「アルコールの持ち込み」についての新聞記事を読んだので、忘れる前にメモ。オーストラリアのデューティーフリーは2.25リットルまで(18歳以上1人につき)。何のお酒でもよいのだそうで。ところが、ドイツでは、なんと、22リットルまでOKなんだそうで。その内訳は、16リットルのビール、4リットルのワイン(スパークリングは含まれず)、2リットルのリカー(22%以下)。イギリスでも18リットルまで可。16リットルのビールまたは4リットルのワインと、2リットルのリカー(22%以下)か1リットルの22%以上のリカー。アジアの国は比較的少なめに抑えられているようで、台湾・香港・韓国・タイ・インドネシア・フィリピン・マレーシアは1リットル、日本・ベトナム・シンガポールは3リットル、なんだそうで。オーストラリアの場合、アルコール度数が高ければ高いほど税金が高くなるので、ジンとかウォッカなんて、とんでもなく高い。だから、今度は買って帰ろう、ってこっちに帰ってくる前にはいつも思うのだけれど、たいてい忘れてしまっております。
友だちがFBに献血の写真を載せているのを見て、「そういえば、最近、献血していなかったなあ」と思い、記憶をたどると、実は2年ほど前に、献血のしすぎで献血前の検査にひっかかり、医者に診てもらうように、と言われました。そして医者のところで血液検査をしてもらい、「またそのうちに風邪でもひいたときに診てもらって、そのついでに検査結果を聞こう」くらいにしか思っておりませんでした。なにせ、かかりつけのお医者さんに診てもらうには、1回$25かかります。それが、無料の血液検査の結果を聞くためだけであっても。で、そのまま放っておいたら、2年以上もひどい風邪をひかなかったようで、今日に至ります。ということで、再度血液検査。今度は、バルクビルという制度を取り扱っているお医者さんをネットで探し出して診てもらいました。実質無料。あれから2年以上も経っているし、何ら問題ないでしょ、と、たかをくくっていたところ、「おおむね大丈夫だけれど、血糖値とコレステロールが高めなので、『地中海式ダイエット』しなさい。再検査は3か月後ね。」と言われ、またもや献血できませんでした。地中海式ダイエット。聞いたことはあるけれど、どういうことはよく分からないので、家に帰ってきて、ネットで検索。なんか、こんな感じみたい。 ①穀物、豆、野菜、果物を多く摂る ②オリーブオイルを豊富に摂る ③ヨーグルトやチーズなど乳製品を適量食べる ④魚介類は週に数回食べる ⑤牛肉や豚肉などの肉は控えめに ⑥食事とともにワインを1、2杯飲む外食もあんまりしないし、ちゃんと和食をつくっているし、普通の人よりはちゃんとした食事をとっていると思っていたのに。絶対に、一般オーストラリア人よりも健康だと思うけれど、ま、お医者さんが言うんだからしょうがない。やってみましょうか、とりあえず3か月。ちなみに、ダイエットというものの、私には痩せる必要はないので、食生活と日ごろの運動を見直してみましょうか、という感じで。運動は、最近、ちっとも興味がなくて、全然やる気が起きないのですが、何かしないといけないみたいです。どうしよう。お医者さんの帰り道に、近所の図書館に寄って「地中海式ダイエット」の本を探したけれど、見つからず。というか、「地中海」のスペル(Mediterranean)が分からなくて、検索がヒットしませんでした(汗)。ただ、先週末の大雨のせいで、図書館内で雨漏りした箇所があって、そこが立ち入り禁止になっており、その禁止エリアに料理本コーナーがあったから、結局、借りられなかったんだけれども。
先日、ジム創立30周年記念パーティーのお手伝いで、バーテンダーになっておりました。バーテンダーといっても、カクテル作るわけじゃなくて、ただビールとワインとソフトドリンクを売る係、ということ。で、そのお仕事に必要なのがこちら。オーストラリアのビール瓶って、栓を手でひねって開けることができるので、基本的には栓抜きはいりません。が、この日は、コロナビールを売っていて、これはオーストラリアのビールじゃないので、栓抜きが必要。なのに、ない。誰も気づかなかったみたいで、バーオープンの直前になって気づいて、大慌て(笑)。会場を管理している係の人に聞いても無いって言うし。結局、近所に住んでいるという人が家に急いで帰って持って来てくれました。でもその間にも「コロナビールくれ。」って言うお客さんが結構いて、困りました。ところが、さすがはオーストラリア。こういったもの↓を持参して来ているお父さんが、それに付属している栓抜きを貸してくれました。ちなみにこれは、スタビーホルダーというもの。缶ビールのカバーです。結局、4時間ほどのパーティーで、私一人で1000ドル分くらいの飲み物を売ったと思います。利益がどれくらいあったかは知りませんが。よく頑張った、自分(笑)。余談。この日売っていたビールは2種類。オーストラリアのクラウンラガーと、コロナビール。みんな、「クラウンラガー」なんて呼びません。「クラウン」って言うのはまだいい方で、「クラウニー」とか言ってきて、おまけに、はっきり話さないオージー英語がもっとはっきり話さない酔っ払い英語になってきたから、「コロナ」なのか「クラウンラガー」どっちなのかよくわからないことが頻発(汗)。みんなよく飲むからねー。ま、たくさん買ってくれたから、売り上げには貢献してもらっているので、文句はないんですけれど。
2016年7月から2017年6月の会計年度のタックスリターンをやっと終えました。自分でやるようになってから何年にもなりますが、年々楽になっているような気がします。システムも良くなっているような気が。。。ただ、毎年やっているから慣れただけ、ということもあるかもしれません。タックスリターン用のノートを1冊用意して、入力の手順とか計算式とか、細かくメモを残しているのもいいのかもしれません。だって、1年に1回しかやらないから、だいたい忘れてしまっていますので。今回、「寄付」という項目に、いろいろと入力することがいつもの年よりも多くあり、結果的には必要経費が結構な金額になり、税金の還付額も去年よりもちょっと多めになっています。このまますんなり通ってくれるといいのですが。
RSA (= Responsible Service of ALcohol)期限がないことは知っていましたが、取ったらとりっぱなしでいいのかな、とは思っていました。何しろ、取ったのがもう10年も前(汗)。今週末に娘さんの体操ジムで創立30周年記念パーティーがあります。パーティには正直言ってあんまり乗り気じゃないので行かないつもりにしていましたが、娘さんのチームの親たちはみんな参加するらしく、行かないと言ったもののどうしようかな、と思っていたら、そのパーティでこの資格を持っている人が必要で、今週末開催なのにまだ募集中らしく、きっと困っているんだろうな、ということでお手伝いすることにしました。お手伝いします、と言ったものの、この資格、本当に期限がないのかな、と不安になり、慌てて調べてみると、なんと本当に期限がないことが判明。ただし、3年ごとにリフレッシュ講座をオンラインで受けるのが望ましいということもわかり、早速、オンラインにて受講しました。ものの30分程度の講座。そして最後には15問のテストがあり、80%の正解でないと講座を受講したことにならないんだそうで。メモを取りながら、10年前のことを思い出しながら進めていきました。最後のテストは14問正解だったので、合格。新たにサーティフィケイト(修了証)も印刷し、ホッとしました。10年前と比べて、罰金の額がかなり上がっていました。ま、基本的に罰金はなんでも高いオーストラリアなので、なんか納得ですが。
GOOGLE MAPから拝借。先日、娘さんの大会でジーロングに行ってきた、その帰りにあったこと。いつものように、M1(プリンセスフリーウェイ)からM80(ウェスタンリングロード)に入って、上記の写真のように、M79(コルダーフリーウェイ)を使って帰るときに、なんと、この標識を見落として、結構遠回りして帰ってこなければならず、夜だったから余計にグッタリしました。それにしても、こんな標識を見落とすはずも無く、同乗していた娘も「看板無かったよねえ。」と。あんまりにも納得いかないので、翌日、このあたりを車で走ってみました。するとどうでしょう。こんな看板は見事に撤去されておりました。あ然。たしかに、この出口1km手前で、「Calder FWY出口あと1km」みたいな電光掲示板はありました。しかし、肝心の出口にあったはずのこの標識は、周辺の道路工事のために撤去されたようで、やっぱりありませんでした。この間書いたように、高速道路の出口が変更になるということには気をつけていたけれど、まさか、そのずっと手前にこんな落とし穴があるだなんて思ってもみず、ビックリしました。結局その夜は、その高速道路の出口を使うことなく帰る羽目になりましたが。M80の混雑がひどいので、道路拡張工事が行われている真っ最中だから仕方がないのかもしれない、とも思うのですが、大事な看板くらいはしっかり設置してもらいたいものです。メルボルンに住んでいる方、要注意です。
なんか、もう飛んでいる気がする、花粉。まだ7月だし冬真っ盛りのはずだけれど、ワトルの木は所々で真っ黄色になっているし。もう春なのかなあ。冬なのに、雨は少ない(通常、冬に雨が多く降ります、メルボルン)から夏がカラカラに乾いて、水不足が心配になります。ちょっと変な天候だと思いませんか、メルボルン?
先日、たまたま郊外に出かけていてその帰りに見かけた、新しい高速道路の出口について。未だに電車が通っていないメルボルンの国際空港。なので、シティと空港を結ぶ手段は高速道路しか道はありません。だから当たり前のように、いつも混んでいる高速道路、のこと。今までの出口を閉鎖して、新しい出口になるとのこと。これで事故や渋滞が減る、と、高速道路の管理会社や州政府は予想しているらしいけれど、この大規模な変更が、実は来週に迫っていることなんて、誰も知らない。具体的にいうと、Bell Streetの出口が、3kmくらい空港寄りのBula Street出口に変更になる、ということ。これって、かなり大胆な変更で、出口を見逃すことになるのは本当に容易に想像できる事態。あー、やっとメルボルンに帰ってきたー、ってな感じで、駐車場で自分の車を拾って、いつものように高速を走る。あー、渋滞しているなー、いつも通りだなー、なんて運転しているとすぐに、高速の出口を出ないといけません。しかも、いつもよりも3kmも早く。あー、見逃したー!みたいな。。。これは、とんでもなく大きな変更なはずだけれど、いつものように、この変更に関しては特にテレビでCMが流れたりすることもなく、いつものように、私を含め市井の人はいつものように知らないまんまに過ごしています。知る人ぞ知る、って感じ。そう。いつものように。ちょっと想像してみてください。いつも使っている、国際空港。日本だったら、成田空港とか、羽田空港とか、関西空港とか。日本の場合、地方の空港だって最近は国際線が発着していますから、実家近くの空港だって当てはまると思います。そこにつながっている高速道路の出口が変更になって、今までの出口が閉鎖になり、もしその出口を見逃すと、もれなく有料道路に入るしかなくて、自分の意思とは関係なく有料道路を利用した(利用させられた)利用料はもれなく徴収されるとしたら。そして、その情報が、変更になる1週間前になっても十分に周知徹底されていないとしたら。州政府の野党議員、特に影の道路関係大臣は頑張って、与党の施策の周知徹底の足りなさを今更ながらに攻撃していますが、これ自体、そんなに報道されることがないので、一般人の受ける不利益はそのままなんだろうなーという感じがします。そして、きっと、文句が多発して、この出口変更から1週間以内の高速道路利用料は返します、みたいな感じで、お茶が濁されるのだろうな、と、勝手に予想しています。この変更後に、この出口を使うことがあるので、間違えないようにしたいと思いますが、さて、どうなりますことやら。。。
民主党の蓮舫議員が自分の戸籍の一部を公開したと今日の日本のニュースで知ったのですが、なぜか同じようなタイミングで、ここオーストラリアでも二重国籍と国会議員の資格が大きな問題となっています。地元紙The Ageの報道によると、緑の党の議員2人が、二重国籍のまま国会議員となっていたことが分かり相次いで議員辞職した、とのこと。移民が多いというよりも移民で成り立っているこの国オーストラリアでも、憲法の第44条にある国会議員の資格についての規定では、二重国籍は認めていない、となっているのだそうで。これは全くの初耳で、正直、驚きました。少し前の総理大臣(女性初の首相)だったジュリア・ギラード氏は、英国ウェールズで生まれ、幼少の頃、両親と共にオーストラリアに移民してきたことは有名。この憲法の規定に照らすと、英国の市民権は放棄し、オーストラリア国籍だけということになっていたんでしょうね。海外からの移民もしくは海外生まれの国会議員は20人以上いるらしく、前首相のトニー・アボット氏はイギリス生まれだけれど既に英国の市民権は放棄した旨の公的書類を公開していますが、順次、それぞれ公開を迫られていくんでしょうか。海外からの移民も多いし、海外生まれの人も大変に多い、ここオーストラリア。先日公開されたセンサス(国勢調査)の結果でも、全人口の4分の1以上は海外生まれと発表され、その数値は上がる一方です。だから二重国籍になっている人はたくさんいますし、私個人的にもたくさんの人を知っています。ですが、国会議員になるためには国籍を選ばないといけないというのは、今回初めて知りました。
今日から7月。オーストラリアの会計年度が新しくなります。つまり、年度末が来て、新しい年度になる、ということ。けれど、実際の生活には、何の影響もありません。日本みたいに新学期が始まるわけじゃないし。ま、強いて言えば年度末だからセールをやっている、ということくらいだけれども、最近は、いつでもどこでもセールをやっているような感じだから、あんまり関係ない、か。7月になっていくつか変わるのが、交通ルール。・自転車に乗っていて携帯電話を使うと、$476の罰金。・自転車もバスレーンを通ってもいいことに。・救急車などの緊急車両が来た時は40km以下に。(赤青のライトが点滅している止まっているパトカーの脇を通過する場合もそうなのかどうか、説明をよく読んでも分かりません。なので、下記のサイトでご確認を。)などなど。詳しくはvicroadsのサイトへ。結構大事なことなんだけれども、あんまり告知されていないというか、知る人ぞ知る、みたいな感じがします。この国に住んで結構たちますが、前から思っていたけれど、あんまり知らされないなあ、と。例えば、デイライトセービング(サマータイム)が始まる日とか終わる日。新しい紙幣が登場する時。電車の運賃の値上げの時。などなど。そんなことは知らなくても毎日の生活は続いていくのだから別に気にしない、と言えばそれまでかもしれないけれど、なんか、あまりにも知らされないのもどうなんだろうと、やっぱり思ってしまうのであります。
前回の投稿からものすごく時間があいてしまったので、これからは前みたいに、もうちょっと更新できたらいいなあと思う。って、いつも思っているのだけれど、なかなか実行に移せずにいて、反省しきり。先日、メルボルンに引っ越してきて、ちょうど10年が経った。「10年」って、長いような、短いような。やっぱり長いんだろうけれど、なんか、あっという間のような感じもする。色々思い返してみたりこのブログを読み返してみると色々あったなぁと思うので、やっぱり長いのかもしれない。なんか複雑な気持ち。さて、今回は「領事館の休館日」について。今年2017年が平成29年だっていうことも忘れていましたが、メルボルンの領事館のお休みは以下のよう。平成29年 休館日 週休日(土曜日・日曜日)休館日 名称1月26日(木) *オーストラリア・デー3月13日(月) *レイバー・デー4月14日(金) *グッド・フライデー4月17日(月) *イースター・マンデー4月25日(火) *アンザック・デー6月12日(月) *クイーンズ・バースデー7月17日(月) 海の日8月11日(金) 山の日9月29日(金) *AFLグランド・ファイナル・デー11月7日(火) *メルボルン・カップ・デー12月25日(月) *クリスマス・デー12月26日(火) *ボクシング・デー12月29日(金) 年末休暇* 印は,ビクトリア州内における祝日ちょっと驚いた。何に驚いたのかというと、以前は、日本の休日/祭日に加えて、ここビクトリア州の休日/祭日も休んでいたから。休みの二重取り、ってな感じで。だから、例えば、5月3日にシティに行く用事ができて、ついでに領事館に行こうかなと思って行ってみたら閉まっていた、ということが実際にあった。だから、ビクトリア州の休日/祭日がメインで日本の休日にあんまり関係なく開いているというのはいいことだなあと思った次第で。そういえば何年か前に、領事館からサービスに関するアンケートのメールが来た時に、日本の休日で休まれると困る、と書いたことを思い出したけれど、こういう意見が反映されたのかどうかはよくわからないが。ここに来た10年前の2007年のものは見つからなかったけれど、6年前の休館日一覧を見つけたので、ここに貼っておく。平成23年(2011年)休館日 1月 1日(土)元日 1月 3日(月)年始休暇* 1月 26日(水)オーストラリア・デー 2月 11日(金)建国記念日* 3月 14日(月)レイバー・デー* 4月 22日(金)グッド・フライデー* 4月 25日(月)イースター・マンデー* 4月 26日(火)アンザック・デーの振替休日 5月 3日(火)憲法記念日* 6月13日(月)クイーンズ・バースデー 9月19日(月)敬老の日 10月10日(月)体育の日*11月 1日(火)メルボルン・カップ・デー 12月23日(金)天皇誕生日*12月27日(火)クリスマス・デーの振替休日 12月29日(木)年末休暇 12月30日(金)年末休暇
昨日から娘さんの学校が再開し、また通常通りの生活に戻りました。2週間の休み(秋休み?)に入る前の、学期の最後の週は、3泊4日でスクールキャンプへ。クタクタになって金曜日の午後に帰ってきて、そのまま2週間の休みに入りました。私は気がつかなかったのですが、学校から、その金曜の朝にメールが来ていました。私が気ついたのは、4〜5日経ってからのこと(汗)。その内容は、「休み明けに英語のテストをするので、休み中に勉強するようにして下さい。」というもの。で、肝心の娘さんに聞いてみると、テキストは学校に置いて来たのだそうで。休み中にやらなきゃいけない宿題はとっくに終えていたので、休み中には必要ないと思っていたから、とのこと。ごもっとも。じゃ、キャンプから帰って来るバスの中とか、学校に到着して解散する前に学校のロッカーを見るように、なんて話はあったのかと聞いてみるも、もちろんそんなことは無し。ということは、休み明けにいきなりテストになって、生徒や親から文句を言われるのを封じるため、「ほら、休み前にお知らせしてあったでしょ。」的な、自己弁護のためのメールと判断しました。でも、これって、要は、英語の先生がキャンプ前の最後の授業の時に言い忘れていたことをはっきりさせることにしかならないのじゃないか、と。自己弁護よりも、酷いのじゃないのかな、と思いました。ということで、文句のメールを書きました。あんまりうるさい親だと思われても困るし、どうしようか考えた挙句、「メールはありがたいのですが、こういったお知らせは、もうちょっと前もってメールして下さい。そうじゃないとフォローできません。」ということを、やんわりと伝えました。子どものテストの結果が悪かったら考慮してくれ、とか、先生が忘れていたのが一番悪いんでしょ、とか、そういうことは思ってもいないので言ってません。昨夜、早速持って帰って来たテキストを開いて勉強していました。なんか、半分くらいはもうやってあったとのこと。そして、テストは来週の水曜日らしい。あと1週間はあるので、なんとかなるでしょ。
どうしようか、ちょっと悩んだここ数日。何かと言えば、フェイスブックの友達申請。同じ職場の人からの友達申請が、なぜか今頃、一緒に働いて4年近くになり、しかもここ数年、まともに口も聞いていない(というか、私のことをほぼ無視している)という関係なのに、何をいまさら、という感じで申請がやって来た。無視し続けるのも大人げない、と思い、申請が来てから数日の間を置いて、承認した。なんで今頃なのか。非常に謎。承認したところで、これに関する話などをするつもりもないだろうし。第一、なんで無視している人のところに申請をするのか、本当に謎。私の連絡先なんて知らないはずだから、フェイスブックの機能の一つにある、リンクした連絡先から勝手に友達申請するという事でもない。実はこの友達申請の直前に、同じ職場で働いている別の人からの申請があったので、それはすぐに承認したけれど、この人と繋がっているからって、私のところに友達申請が自動的に送られて来る、なんて機能は聞いたことがない。どうなんだろう。。。フェイスブックって、便利だけれど、やっぱり面倒なことが多い。友達が誰のどんな記事に「いいね」したか、なんて興味がないけれど、どんどんとアップされるし、逆に、自分が「いいね」した記事が、今回のように特に知られたくもない人に知られるというのも、なんか、よく考えると、気持ちが悪い。となると、記事の読み捨て、ということが増えていくんだろうな、なんて思う。
テントのポール修理の次は、トイレの水漏れ修理。この家に引っ越してきて以来、3つあるトイレのうちの1つが水漏れしていて使えない状態でした。1つは最近直したようで、割と新しいトイレがついていました。そしてもう1つは、引っ越してきてすぐに、水道会社に頼んで直してもらいました。その時(約8年前)は、メルボルンは深刻な水不足で、節水型のトイレに交換するなら工事・設置費用の半額を負担します、みたいなキャンペーンをやっていました。それで頼んだので、結構割安で新しいトイレに交換できました。で、残るは1つ。ま、普段は使わないから、ということで放っておいたのですが、今年後半に日本からお客さんが来るので、それまでに直してみようか、と思い腰を上げてみました。汚水が漏れているわけではなく、水のたまるタンクと便器の間にあるゴムが劣化して亀裂があり、そこから漏れているのを再度確認し、さて作業開始。ずっと水の元栓は切ってあったのでタンクは空っぽなので、まずは水のタンクを外し、タンクと便器をつなげているパイプを緩めます。で、ゴムを取り外し、近所のバニングスへ。ゴムはこんな感じ。これは、たったの$3.50。これを買って家に戻ります。で、外したところにはめて、全てを元どおりにします。試しに水を流したらちょっと水が漏れたりして何度かやり直しましたが、やっと直りました。なんでもやってみるものですねー。日本だったら頼んじゃった方が安いけど、こちらでプラマー(水道屋さん)を頼むと、だいたい$200くらいから$500かかりますから。前にシャワーのちょっとした水漏れを直してもらった時には$180!トイレのつまりは$495!!かかりましたから(つまりの時は保険でカバーされたのでよかったけど、それでも高額すぎる。。。)
これはテントのポール。9本のうち1本が折れてしまったので、修理中の写真です。ユーチューブ先生で直し方を検索し、ビデオを見てみるも、いたって簡単(そうに見える)。正味3分程度のビデオ。ポールの中にゴムを通すだけ。たったそれだけ。で、いざやってみると、これがちっとも簡単じゃない。まず、ポールの中にゴムが入らない。針金じゃないんだから、まっすぐにゴムが入って行くわけがないのであります。どうすればいいのさ。。。「ゴム通し」のような器具があるわけでもなく、はてどうしたものか。最初、このアルミのついている方からやってみたけれど、ちっともダメ。散々やってみてダメだったので、反対の方からやってみたら、これがなんとかうまくいった!でも、端っこの1本は、両端にこのアルミがついているために、ポールの穴が見えないから、またまた大苦戦。長い針金を使ってみたり、細長い工具を使ってみたけれど、ちっともうまくいかない。最後の手段として、針と糸を用意してみました。ポールを立てて、その中に針を通してみると、するすると針と糸が通って行きます。で、通り抜けたところで、ゴムの端っこを結構きつめに縫い付け(そうじゃないと、糸が切れたりする)て、そしてその糸を慎重に引っ張ります。するとどうでしょう。できました!ここまで苦節3時間。。。買えばこんなものなんですけれど、予備があったので、なんとか自分で修理して安くあげました。で、この修理は去年の4月にやったもの。今更ながらにブログに上げています(汗)。というのも、最近、お友達のテントのポールを修理しましたが、この手順をブログに書いておかなかったために、本当に大苦戦しました。もう汗だくでした。去年のうちに書いておけばよかった、と後悔したので、今更ですが、書きました。もしかしたら、困っている人も他にいるかもしれないので、もしお役に立てれば嬉しいです。
うちの娘さんの体操の去年の大会のビデオの編集が終わっているので、それをDVDに焼いて日本に送ろうかなと、おとといくらいから準備を始めました。家のパソコンはmacなので、iDVDというソフトでDVDに焼いていました、いつも。ところが、今日。何度やっても、作業中に画面から消える。パソコンを何度再起動しても、消える。保存なんてする暇も与えてもらえずに、あっという間に消える。iDVDが古いのかな、なんて思って、iDVDをインストールしてみても、ダメ(バージョンは最新版なのに7だって。古い)。はてさて??なーんて思っていたら、iDVDっていうもの自体、もう存在しないのだと判明(最近のmacにはもう搭載されていないのだそうだ)。じゃ、他のソフトにしようか、と思っても、有料だったり、有料のくせに動作が不安定だったり、と、イマイチなレビューしか見当たらず、どうしたものか、と途方に暮れております。今どき、DVDなんて媒体を使っていること自体が古いんだろうなー、と、しみじみ。もう、なんでもインターネット上で、youtubeとかに上げちゃうんだろうから。でも、パソコンじゃなくて、DVDプレーヤーで、テレビで見たいっていう年寄りもいるわけで(実際に、うちの実家の人々)、そう人たちは、こういう時代の流れに取り残されていくんだろうね。もちろん、今になってやっとどういう状況かはっきりわかった私も時代に乗り遅れているのですが。で、どうしたらいいのか、ただ今、思案中。。。
キャプテンアメリカ。。。月曜日始まりのカレンダーが欲しくて、あちこちのショッピングセンターを探し歩いたんだけれども、今年はどういう訳か、見つからない。やっと見つけたのが、これ。キャプテンアメリカで1年は嫌だなーって思って、さらに探しに探して、やっと見つけたのが、建築家ガウディのカレンダー。よかったー、って思ってたら、翌日に、ただで月曜日始まりのカレンダーが手に入り、ちょっとガッカリ。ま、ガウディの素敵な建物の写真に満足してるからいいんだけどさ。