今日、大阪駅前第3ビルB1Fにある"インドカレー"という
カレー屋さんの前を通りかかったとき
"カツカレー"の大きな写真入りで『サービスカレーB』と書かれた看板を
見かけた。
 →看板最上段には、日替わり定食というのもあった


なんとなく食べたくなって中に入り、
少し年配の女性店員(いわゆる食堂のオバチャン系の人)に
「表にあった『サービスカレーB』というのをください」と注文した。

しばらくすると、その店員さんが
「はい、サービスカレーBお待またせしました」と
だるそうにドライカレーを持って来た。


(おいおい、俺が注文したの写真にあったカツカレーやねんけど、
今、この店員さん確かに『サービスカレーB』って言ったよな)と思い

「これ、表に書いてたサービスカレーBですか?」と尋ねると
「そうです。580円頂きます」と言われたので、
「表の写真、カツカレーだったんですけど...」と言うと
「あれは、サービスカレーの一例として、こんなものがありますという意味だけです。
カツカレーが出てくるわけじゃないです。」と言われた。


やられた・・・


既に、『サービスカレーB』という注文をし、
調理済みの商品が目の前に来ている上、
この店での『サービスカレーB』がこのドライカレーに定義づけられているとすると
写真にあったカツカレーを食するのは不可能に近い・・・
 →こんなん詐欺やんけ!と内心ブチっときたが、
  ここで怒り出したら空腹との相乗効果で、
  怒鳴り散らしてしまう...
  我慢して食べよう...(-_-メ)


渋々、代金の580円を払って、そのドライカレーを食べ始める

が、はっきり言って不味い!


何じゃこりゃ!と思うのと同時に
そもそも、カツカレーを食べたいと思っていたのに
なんでこんな糞不味いドライカレー食べなあかんねん!

そう思うと、ふつふつと怒りがこみ上げてくる。


そこに、その店の店長らしき人が出てきたので、
「すみません」といってその人を呼んだ。


「表に大きくカツカレーの写真付きで大きくサービスカレーBって
書いてあったから、注文したのに、ドライカレー出てきたんですけど、
もし、表の写真と違うんであれば、注文の時に、
写真はカツカレーですが、サービスカレーBはドライカレーになりますが
宜しいですか?と確認するのが普通じゃないですか?」


「っていうか、表の写真に書いてあるサービスカレーBの文字の下にでも
ドライカレーってはっきり書いておくべきじゃないのかと思うんですけど・・・」


「はっきり言って、食べたくないドライカレー食べさせられて
非常に気分悪い食事で、はっきり言って不味いんですが」

と、淡々と静かに抗議した。
 →怒っているはずなのに、自分にしては珍しく、
  非常に物静かにしゃべっていた事に自分で自分に驚く。


すると、その店長らしき人は、
「はい、大変申し訳ないです。あの看板、前から問題で
色々トラブルがあって改善しようとしているところなんですが
まだ、何も出来ていません。すみません」と言った。

 →で?
  なに?
  改善しようとしているんですがって、改善無しで放置?

  問題あるんなら、とりあえず、その看板しまえよ!
  手書きでPOP書くとか、注文取る時に
  ちょっと確認するだけで済むんちゃうの?


もう何をどう言えばいいのか判らず
この店には、何を言っても無駄なんだろうなと感じ
怒るというより、悲しみに近い感情が芽生える。


もう二度と来ないだろうと思いながら
「今度来た時には、せめて、注文の時にサービスカレーBは○○ですが

宜しいですか?の確認くらいはするようにしてください。」
といって、それ以上の抗議は止めた。


で、ドライカレーの続きを食べ始めたが、
やっぱり不味い!


しかし、これで、この糞不味いドライカレーを残して帰ったら
何だか、詐欺に泣き寝入りしてしまうような感じがあったのと

たとえどんなに不味くても、どんなに気分が悪くても
目の前の食材には感謝しよう
という気持ちから、全量摂取した。




「結論」
これからは、
サービスとか、日替わりとか書いてある商品を注文する場合は、
看板やPOPに騙されず
店員に内容を十分確認してから注文するようにしよう。


あと、この文章を目にした人たちが
大阪駅前第3ビルB1Fにあるインドカレーで
カツカレーとは程遠いサービスカレーBなる商品を
悲しい思いをしながら食する事がないようにと
心から願う。