伸びる社会人は内省力がちがう | 働きがいを追及する会社の社長ブログ

働きがいを追及する会社の社長ブログ

2012年3月14日、株式会社カイラボを設立しました。

「働くすべての人が生きがい、働きがいを感じられる社会の実現」を事業理念に、日々奮闘中。

最近は研修講師やワークショップのファシリテーターとしてお声掛けいただき、担当させていただく機会

が増えています。今週はワークショップ×2、研修×1を担当。しかもどちらも終日。来週も半日ですがワークショップのファシリテーターを担当させていただきます。


講師やファシリテーターという仕事をしていると、毎回さまざまな参加者の方にお会いします。ただ、面

白いことに業界の雰囲気が見た目に出るんです。

例えば、飛び込み営業やテレアポ営業がメインの会社の営業担当者はバッグがジュラルミン、短髪で髪を立てている人が非常に多い。そして、スーツは黒以外かストライプかどちらかです。

また、ネクタイがゆるんでいるタイプの人は研修に対して斜めに構えいてる人が多い印象をうけます。


あくまで傾向ですから、実際にはまったく違うということもあるのですが、あとから振り返ってみるとそ

ういった傾向が見えてくるから面白いものです。


そして、研修に対して斜めに構えている人やバリバリ営業の方々にも共通の特徴があります。それは内省が苦手なこと。内省というのは簡単に言えば「自分を振り返る」ことです。

過去⇒現在⇒未来と時系列をならべると、研修に斜めに構える方は「現在」にしか興味がなく、バリバリ営業の方々は「未来」への意識が非常につよく、「現在」については少し興味があるという感じです。

こういった方々は研修中にも電話がかかってきて顧客対応している忙しい方々なので、優秀な方なのかもしれませんが、私はこういった人たちの将来が少し不安です。


というのも、過去を振り返る力がないと環境が変化した際への対応が難しいからです。現在に興味が強い

また、未来への興味が強い人たちはとにかく明るい未来のために今はひたすら頑張るという思考です。


これ自体は悪いことではないと思いますが、環境変化が起きたときに今までの自分を振り返り「これまでの自分でこれからも通用するのか」と考え、必要があれば自分を変えていくのに苦労するのではないかと思うのです。


先日、雑誌「プレジデント」にも伸びる社会人に必要な要素として内省力が上がっていました。未来を描

く力も現在を頑張る力も当然大切ですが、過去を振り返る力って多くの人が考えている以上に大切だと思うのです。


この一週間の講師、ファシリテーターを通じてそんなことを思いました。


さて、来週のファシリテーターではどんな出会いとどんな気づきがあるかな。自分が気付きのきっかけをつくる立場ですが、気付きをもらうことも多い面白い仕事です。


==================================
いつでも、どこでも出張キャリア相談はじめました
http://kailabo.com/20131127/


【無料メルマガやってます】カイラボ通信発行中
http://kailabo.com/mailmagazine/form.cgi


早期離職白書販売中
(ダイジェスト版の無料ダウンロードも実施中)
http://kailabo.com/earlydorop/

==================================

人たちは将来像なんか描かなくても現在を頑張ればそこそこいい未来が待っていると考えています。