睡眠学習じゃあないけれど | グローバルに波乱万丈
いったい何度読んだことがあるのでしょうか。 次男が自分で読めるようになってからも、週に一、二回はねだられて、ベットの中で並んで読んであげていたお気に入りの絵本なんです。

NOT(ノット)にWHAT(ワット)、BEAR(ベアー)にCARE(ケアー)、SMILE(スマイル)にCROCODILE(クロコダイル)... 

韻が踏ませあり、リズムがあって読んでいても聞いていても耳に心地いいんです。

お母さんと子供、お父さんと子供、おばあちゃん、おじいちゃんと孫... 誰でも当てはまるように、小さいキツネは“スモール”、大きいキツネは“ラージ”という名前になっています。

久しぶりに読んで、目が潤んできました。



$グローバルに波乱万丈、グローバルに幸せ

Small was feeling               スモールは不愉快な不機嫌な気分でした。
grim and grumpy.




グローバルに波乱万丈、グローバルに幸せ

”Good greif,” said Large.         「おや、まあ。」、ラージは言いました。
”What is the matter?”            「どうしたの?」  




グローバルに波乱万丈、グローバルに幸せ

”I’m grim and grumpy,”              「僕は不愉快で不機嫌だ。」、    
said little Small.                  小さなスモールは言いました。
”and I don’t think you love me at all.”  「それに、僕のことをちょっとも愛してくれてないと思う。」

”Oh,Small,” said Large.           「あぁ、スモール。」、ラージは言いました。
”grumpy or not,                  「不機嫌だろうが、なかろうが、
I’ll always love you,                あなたのことを愛し続けるわ。 
no matter what.”                  どんなことがあろうともね。」




グローバルに波乱万丈、グローバルに幸せ

”If I were a grumpy grizzly bear,         「もし、僕が不機嫌な大熊だったとしても、
would you still love me?              それでも僕を愛してくれる?
Would you still care?”                それでも僕を気にかけてくれる?

”Of course,” said Large.             「もちろん。」、ラージは言いました。
”Bear or not,                      「熊だろうと、なかろうと、
I’d always love you,                 いつでもあなたを愛しているわ。
no matter what.”                    どんなことがあってもね。」




グローバルに波乱万丈、グローバルに幸せ

”But if I turned into a quishly bug,        「でも、もし、僕がぶにゅぶにゅの虫に変身したら、
would you still love me and give me a hug.”  それでも僕を愛して、ハグしてくれる?」




グローバルに波乱万丈、グローバルに幸せ

”Of course,” said Large.               「もちろん。」、ラージは言いました。
”Bug or not,”                        「虫だろうが、なかろうが、
I’d always love you,                    いつでもあなたを愛しているわ。
no matter what.”                      どんなことがあってもね。」




グローバルに波乱万丈、グローバルに幸せ

”No matter what?”                    「どんなことがあっても?」
said Small with a smile.                スモールは微笑んで言いました。
”What if I were a crocodile?”            もし、僕がワニだったら?」




$グローバルに波乱万丈、グローバルに幸せ

”I’d still hold you close and snug and tight,「それでも近くに、ぴったり、ぎゅっと抱っこして、
and tuck you up in bed each night.”       毎晩、ベットに寝かしつけてあげるわ。」




グローバルに波乱万丈、グローバルに幸せ

”But does love wear out?                「でも、愛ってすり減ったりするの?
Does it break or bend?                  壊れたり、曲がったりするの?
Can you fix it or patch it?                修理したり、つぐことができるの?
Does it mend?”                        元に戻すことができるの?

”With time together, a smile,and a kiss-    「一緒の時間、微笑み、キス
love can be mended with things like this.”    そんなもので愛は元に戻せるのよ。」




グローバルに波乱万丈、グローバルに幸せ

”But what about when you’re far away?     「でも、遠くに行ってしまった時は?
Does your love go too,or does it stay?”     愛も一緒に行ってしまうの? ここにあるの?




グローバルに波乱万丈、グローバルに幸せ

”Look up at the stars.                 「星を見上げてごらん。
They’re far, far away.                 星はとっても遠くにあるの。
But their light reaches us               でも、毎日、一日の終わりには私達のもとに
at the end of each day.”                光が届くでしょ。」




グローバルに波乱万丈、グローバルに幸せ

”It’s like that with love-                「愛もそんなものなの。
we may be close, we may be far,         近くに一緒にいるかも、遠く離れているかも知れない、
but our love still surrounds us...         でも、私達の愛はいつも私達を包み込んでいるの、
whenever we are.”                    どこに居ようともね。」



昔流行った睡眠学習じゃあないけれど...
お母さんの隣に横たわり、お母さんの声でこんな絵本のお話を聞きながら毎晩眠りについていたら、子供は親からの愛情に全く疑いをもつことなく、すくすく育つものなのかも知れませんね。 

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