アメリカのニュースで、どこかの高校の卒業式の映像が映された。
地震の直後、生徒達は逃げようと大騒ぎになっているシーン。
そして、生徒達が皆で力を合わせ、下敷きになっている者を救うため、「いち、にい、さん!」っと、落ちてきた天井か壁を持ち上げようとしているシーン。
最近の日本の若者達は、頼りないと聞く。 白けていると聞く。
これから日本はどうなるのかと不安だった。
アメリカのテレビで映される悲惨な写真の中に、か細い青年が、お爺さんを背に背負って逃げている姿あった。
日本語チャンネルでは、中学生達が集まって、励ましのポスターを作り、避難所になっている体育館の壁に貼っている姿がレポートされていた。
その避難所にいる一人のお爺さんが、
「自分たちも家を亡くし、家族の行方がわからなく、辛い思いをしているのに、なんとありがたい...」
と、涙で言葉を詰まらせていた。
その体育館で卒業式をするはずだった生徒達だそうだ。
これから皆で町を直し、その体育館で卒業したいと言っていた。
日本の若者達、すごいじゃない! やっぱり君達は日本人!
まだまだ、君達の中の大和魂は消えてはいない。
今日は、“I AM JAPANESE.”と自己紹介する息子の21歳の誕生日。
日本人の若者にエールを送りたい。
頑張れ! 日本をよろしく頼む!