和歌山市の「訪問看護ステーションリハ☆いち」の代表、理学療法士の村井保之助です。
8月1日、「訪問看護ステーションリハ☆いち」はおかげ様で一周年を迎えることができました。
利用者さんも職員も徐々に増えていき、どんどんとやることが増え、ホント目まぐるしいほどの忙しさです。
一周年を祝う余裕もないくらい。
「『忙しい』は心を亡くすと書くから忙しいと言ってはいけない」
なんて言うけど、まあそんな感じになりかけてしまっています。
「忙しくさせていただいている」
それはホントありがたいことなんですけどね。
でもそれにともない課題や問題も次々と出てきます。
解決する前にまた別の問題。
そして問題が複雑化していく。
忙しさにかまけて目の前の仕事(日常業務)に追われ過ぎている。
それではダメなんだと、分かっちゃいるけど先延ばしにしてしまう。
ある本に書いていた。
「緊急性と重要性」
A. 緊急性も重要性も高いこと
B. 緊急性は高くないが、重要性は高いこと
C. 緊急性が高いが、重要性は高くないこと
D. 緊急性も重要性も高くないこと
どの仕事を最優先にするべきか?
普通はAだと思うが、実はBをまずやるべきだと。
Aはいずれにしてもやらざるをえないこと。
Bは重要なことなのに、期限がないと先延ばしにしてしまいがちになる。
緊急性を重視し過ぎてBよりもCを先にやってしまうこともある。
各部門の管理者たちと話をした。
経営者としての自分たちが試されている。
自分は経営者としては素人みたいなもの。
でもやり始めた以上は1年目だろうと20年目だろうと経営者。
ホント難しい。
でも管理者たちがこんなにも、いい仕事をしようと、いい会社にしたいと、一生懸命に考え、話合い、訴えかけてくる。
それはホントありがたいことだし頼もしい。
彼らのためにも、その部下たちのためにもなんとかしなきゃと思う。
しっかり向き合って、語り合って、行動し続けること、
それで頼りない自分もちょっとは成長していける。
会社の理念は経営陣が決めるが、経営方針(行動指針)はこういうみんなの声を元に創り上げていけるようにできたらと思う。
最優先にやるべきことはハッキリしている。
大変な毎日だけど成長する大きなチャンスでもある。
2年目に突入した「訪問看護ステーションリハいち」。
会社としては4年目。
着実に堅実に成長していきたい。
年輪を重ねるように。
今日はこの本を読み直そう。
この一年を振り返りながら。
そしてこれからの一年、五年先をイメージしながら。