SNSをやめて判った事
7月22日、頸椎を痛めて右手が使えず、
パソコンのキイが叩けず、治療に専念するため、
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を一切やめ、
リハビリに専念してから、60日がたった。
その結果、返信や”いいね!”、”ペタ”そしてコメントなどが
気になったりせず、インターネットにかじり付くこともなくなり、
マイペースで快適な暮らしが帰ってきた。
気持ちにゆとりが出て、何かに追われるような妙な感覚もなくなった。
SNS自体を批判するつもりは全くないが、
使い方を誤ると生活が乱れることは周知の通りである。
主な投稿者は1割程度の特定の人たちと云われており、
その中の大半は自己PRというよりは、全然、世事に
関係のない単なる自慢話に付き合わされていた自分に気が付いた。
誰が、どこに行こうと、何を食べようと、何をしようと、
見る側にとっては時間の無駄でしかない。
会話といっても内々の仲間同士の単純なものが多い。
”いいネ”の半分は”いやネ”があるらしい。
会話の基本はやはり「フェース・ツー・フェース」であり、
人間同士が顔を突き合わせて話すのが一番だ。
SNSから離れた世界は何と新鮮でSNSにはない多くの情報が
満載している事だろう!それに気づいたことが嬉しい・・
、一度はSNSにはまってやめたことは、
対話を通じた暮らしの潤いを再考する良い機会にもなり
人間らしい生活を取り戻した感じだ。
仕事上やむを得ずこれからもSNSを活用することに成るが、
必要な事項だけを選択し下世話なタレントのスキャンダルや
知人の自慢話などは無視し自分なりのSNSの利用をしてみたい。
60日間SNSから離れていたが生活に何の支障もなく、
優雅な気持ちになることが判ったのがリハビリ中の大収穫であった。