先日参加した朗読マラソンで私が朗読した作品が収録されている本です。
「ふしぎなオルガン」レアンダー・作 国松孝二・訳 岩波少年文庫
●内容紹介
ドイツの外科医が戦地から故郷の子どもたちに書き送った、ふしぎで美しいおとぎ話。神のみこころにかなった花よめ花むこが教会に入るとひとりでに鳴りだすオルガンの話、ガラスの心臓を持ったおひめさまの話、コショウ菓子が焼けないおきさきと口琴のひけない王さまの話など、20編。どの物語も忘れがたい印象を残します。(アマゾンより引用)
10分以内で朗読可能な作品がいくつも収録されています。
作品の対象年齢としては、小学3・4年生以上とありました。
ちなみに私の朗読した
「クリストフとベルベルとが、じぶんから望んでひっきりなしにゆきちがいになった話」は、7分弱です。
他にも、持ち時間8分に入るお話がいくつかありましたが、大人ばかりの集まる朗読会でしたので、
「許嫁同士は、毎日キスをする約束をしていた。
しかし、ある日それが出来ずに2人は見ていて可愛そうな程泣いている。
それを見た神様が気の毒に思い2人の願いを何でも叶うようにしてあげるが、それが原因で、お互いがお互いに会いたいが為に行き違いになってしまう。」
と、こんな話を選びました。
★その他の作品
※私が今後のラインナップに入れておこうと思ったもののみ書いています。メモ書きは私が作品の内容を思い出す為のものです。お話のよさはご自身で読んでみて下さいね。
・ふしぎなオルガン
6P 若いオルガン作りが自惚れて大切な妻を置き去りにする話
・見えない王国
25P 若い百姓が夢の中の国で生きている話
・錆びた騎士
17P 体半分が錆びた騎士の為に妻が乞食になる話
・コショウ菓子の焼けないおきさきと口琴のひけない王さまの話
12P
・魔法の指輪
10P 若い百姓が魔法の指輪を手に入れ、指輪を盗まれるが、指輪を使わないので偽物になったと気づかない話
・ガラスの心臓を持った三人の姉妹
9P ガラス職人でビロードの手を持った人をお婿に探す話
・若返りの臼
6P おばあさんが臼で若返ろうとするが「これまでやってきた馬鹿げた事を全部やり直す」が条件と知ってやめる話
・天の音楽
4P 天の音楽の楽譜がバラバラに世の中に散らばる話
・天国と地獄
13P ふたりの男が天国にのぼる道を歩いていき、そこで望んだ事で行き先が天国と地獄になった話
・古いトランク
7P 老人の持つボロボロのトランクの中に入っているものは・・・。