あるラグビー選手の話 | よしダのブログ

あるラグビー選手の話

親交のあるラグビー選手の話
ほとんどが彼とその周辺から聞いた話なので、一方的なのかもしれませんが。


所属チームを今シーズンで離れるとうわさで聞きました。
そして本人に確認、その通りだと。


サクラのジャージにも袖を通したことのある選手。

大学時代に重要な試合で途中で交代させられ、
まだまだ自分のプレーに納得いかないと言っていた。
方向性に納得いかなければ、首脳陣にも納得いくまで説明を求める。

練習は最後の最後の一人になるまでボールを放り続けていた。


社会人になり、低迷するチームをどうすればよいか、自分の思いを首脳陣に意見した。

首脳陣にとっては大きなお世話口出しするなって気持ちになるかもしれない。
でも、根っこは同じはず、チームを強くしたい気持ちがあるから。

チームは同じポジションの選手を何人も何人もつれてきた。
そして彼は実質、干された。

一年間、試合に出られなかった。
やめますとチームに伝えると、「そうか、わかった。」

ここでラグビーがしたかった。でも、させてもらえなかった。
まだ選手としてなにも成し遂げていない。
だから本当にやめるべきか、それとも新たな場所で続けるべきか悩んでいる。

チームからリリースレターが出なければ、また一年間、ラグビーができなくなる。
彼はラグビーが大好きだ。