「小倉百人一首」では、季節をうたったものは意外に少ないのですね。




100首中、全部で32首です。




一番多いのは秋の16首、春と冬がともに6首で、夏をうたった物は4首となっていて、夏が一番少ないのです。






小倉百人一首は鎌倉時代の歌人・藤原定家が選んだ百首を指すものです。




当初は特定の名前が付けられていませんでした。




しかし、編纂した場所が小倉山だった事から次第に「小倉百人一首」と呼ばれるようになったものです。






夏の句が少ない理由の一つに、鎌倉時代から戦国時代に掛けて「小氷河期」と呼ばれる気温の低い時代が続いていたという、季節の事の影響があるのかもしれませんね。




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