実は厳しいトレーニングはいらない、というダイエット?
太らないメカニズムを知って生活するだけで、体は自然とやせていくんです、と語るトレーナーの先生もいる。
ひたすらゆるくて楽チンな方法でみるみる変われるというダイエット方式から、睡眠に関するメソッドを紹介してみましょうね。
トレーナーはダイエットするときには「寝不足では体重は減らない」と話しています。
実は自律神経は体重の増減を左右する、しかも睡眠時にです。
「副交感神経がきちんと働いていると、睡眠中、昼間使った内臓や筋肉の修復をするために、膨大なエネルギーを消費します。
健康な人なら、寝起きに600g~1kg体重が減っているのは通常の範囲ですね。寝るとやせるのはこれが理由です。
もし寝ても体重が減らないという人は、エネルギーを過剰に摂りすぎているか、自律神経のバランスが崩れているのかもしれません」
おいらたちの糖尿病でも夜中に低血糖を起こすのは、このエネルギー不足からのようですので、夕飯に炭水化物を抜くのは危険です。
血糖値が低くなると、肝臓で、わざわざ血糖値を上げるように働くので、肝臓に負担が掛かるのです。
なので、きちんとした栄養バランスの食事が内臓守ることについて、大事なことなのです。
見た目だけのダイエットではなく、体の中からダイエットすることが大切です。
体重は、夜寝る直前と、朝起きた瞬間に量るのが鉄則です。
良質な眠りを導く、夜風呂も忘れずに実践しましょう。
さらにトレーナーによれば、眠りについて注意するべき点がいくつかあるらしいです。
疲れているのに短時間しか眠れないのは、副交感神経がきちんと働いていないことが原因ということは良く聞くことですね。
老人が早起きなのは、寝てエネルギーを消費する機能が低下しているからだそうです。
また、睡眠中、汗をかいて体は乾きます。
ドロドロ血のリスクを軽減するためにも、眠る前に水分補給しておきましょう。
寝る前に最低、コップ一杯の水を飲んでおくのも安心、ときいたことがあるでしょう。
CMでもあるように、人間は寝ている間に300mlもの汗をかくといいます。
あと、腸内環境を整えることで知られる、ヨーグルトの乳酸菌も効果的です。
内臓の動きが活発になる睡眠の前に飲んでおくとさらに効果的です。
翌朝にはすっきり快調。
最後にトレーナーが、睡眠に関してNG行動を次のようにあげてくれました。
・寝る直前に食事をする
・室内が明るいまま
・テレビや携帯画面を見る
いまから眠りモードというときにご飯を食べたら、また昼間モードになります。
どうしても空腹ならば水や無糖サイダーで胃腸に負担をかけないものを飲んでください。
明かりは暗く、テレビは見ずに、目は休ませてほしいです。