今日もいじめによると見られる、自殺がありました。
毎回、最初に書きますが、何回か似たような記事を書きます。
周りにうつで悩んでいる方がいる、自分がそうである、ということから、周囲の理解をしてもらいためであります。
あるところからの引用と、自分の体験を考えを交えます。
まず、おいらが急性の病気で生死をさ迷ったのが、丁度1年前。
別の病気も含めては2回目。
でもこれは自分の意思ではない。
そのときに同時期に1ヶ月間、同室で一緒だった20歳代の同じ病気でも厄介な方の型の病気の知り合いがいる。
定期検診日もたまに一緒になる。
そいつがうつになり、ついに自殺未遂をしたと、主治医の先生から緊急用でのメール連絡があった。
低血糖時の対応などの処置を行うために、ここでは患者とのメール、もしくは電話が許可されている。
そいつは死ぬまで、毎日インシュリン注射を4回打たなくてはならない型なのである。
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自分で自らの命を絶つ、いわゆる自殺の事なんて書きたくはないのですが、あまりにも減らない実態に、あえて何回か書きます。
うつ病は自殺したくなってしまうことがある、病気という事をまずは理解して下さい。
己に対して、自分が、心が弱いから、自殺したくなるというのではありません。
おいらも何度も自殺したい衝動になったことがあります。
自殺未遂もした事があります。詳しくは話せませんが....
一度目は肝臓病の時で、すべてのコードや点滴の管をぬいたことなどもあります。
でもおいらは自分で自殺したいと思ったのではなく、ただ居なくなりたい、自分が抹消されればいい、ということで、自分自身がそう望んでいると思いました。
自ら命を絶つ、という気持ちは、考えはないのです。
端から見れば自殺ですけれど...
でも、自殺と言う言葉を使いますが、うつ病という悪魔の病気が自殺したいと思わせているらしいです。
そんな事言われても、自分の頭の中は整理がついていかずに、パニック障害を起こして、自分なのに何がなんだか分かりません。
たぶん、このように文章に書いても分かりにくいでしょうね。
何度かですが自殺しようと考えましたが...
でも救ってくれた私の大切なラジオパーソナリティー、またいつも多忙なのに愚痴を聞いてくれる、大切な私の数少ない友達の社長様、数少ない友人の方などのおかげで、大事にならずに済んでいます。
今は感謝しきれないほどです。
きっと、悪魔の心より、本心は理性のある本当の自分が自殺したくないと思っているのだと思います。
ポーズと言っては語弊があるかもしれませんが、自殺したいと人に漏らしても、本当は助けて欲しいという合図を送っているのです。
だから、本当は皆が死にたいと思っているのではないと思います。
でも、自殺したいと思っている時は、自分が自分でないような感じです。
パニックになっているか、真っ白の状態のどちらかのときが危ないです。
前者は重症の時、後者は治りかけの時が危険です。
些細なことで行動を起こします。
病気のせいであっても、自ら命を絶つということはその人が一番悪いのは確かですが、その判別がつかないので、周囲の方々に気がついて欲しいのです。
自殺してしまった方も、心の奥底では本当は死にたくないと思っていたかもしれません。
いくら死にたくても絶対に自殺してはいけないです。
生きているのがどうしようもなく苦しい時があります。よく分かります。
生きていれば何とかなると言われても分かりませんよね。こっちは苦しいのに。
最初に書いたように、別の病気が重なって、気がついたときには、死んだほうがマシだと思う事もありました。
でも、死んだら何も出来ません。本当に何も出来なくなってしまいます。
ここをぐっとこらえて、もう少しだけ待ちましょう。
どうしようもなく死にたくなったら、ゆっくりと深呼吸を繰り返してみて下さい。
何も考えてはいけません。
少し落ち着いたら、寝てしまうか、仲の良い、理解をしてくれている人に電話してみてはどうですか。
少し話す程度でも、愚痴ってもいいと思いますよ。
私はまだ生きています。
今でも時々落ち込む時がありますが、あぁこれはうつ病がそうさせていると考えています。
悪魔のささやきで、もう一人の自分が何か言ってるんだなと。
前述のように、うつ病はひどい時に自殺するよりも、良くなってきた頃にいきなり自殺してしまう場合が多いそうです。
何となく気持ちは分かります。大分良くなってきてスッキリはしてきます。
でも、まだ心は薄暗いままです。
ほんとに小さなことでも、引き金となって、ふと死にたくなってしまいます。
大分良くなったといっても、まだ完全に治ったわけではありません。
おいらも、もう少しで治りそうなのです。希望が見えてきているのです。
そんな時に死んでは絶対にダメです。
うつ病は人によって治る期間が様々です。人と比べては決していけません。
何年もかかる場合が多いです。私ももう6年以上です。
適切な治療で治る病気だという事を信じましょう。
ご家族の方や周囲の方へ
信じられないでしょうけど、うつ病は自殺したくなってしまう病気であるという事を理解して下さい。
死にたいと言ってきたら、本人はどうしていいのか分からなくなってしまって死んでしまおうと思います。
でも、それは「助けて欲しい」という合図なのです。
もしも本気でも、死んだら取り返しがつきません。
絶対に自殺だけは食い止めてあげて下さい。本人のためにも・・・。
ご家族や周りの方は大変苦しいと思います。ですが、本人も相当苦しいのです。
本当に家族と周りの方の協力が必要なのです。
おいらは個人の努力で、家族には迷惑を少しでも減らそうという考えも出ています。
私もまだ完全に治ってなく、寛解という状態です。
必ず治ると言い切れません。
ですが、希望は捨てていません。
努力して適切な治療をしていく事で治ると信じています。
なので、こうして、キツイ事柄も書けるのです。
決して見捨てないで下さい。見捨てられる事が一番怖いのです。
孤独が一番怖いのです。
このおいらもです。
なので、周りにいる理解者は宝物なのです。
お願いします。