その①はこちら
こんにちは 坊です(´ω`)ノ
今日は、日曜日とあって沢山のお客さんが矢島ひなめぐりにいらして下さいました
昨晩は雪が降って、うっすら道路が白かったんです
でも、今朝は天気は良くてよかったッ(*^∀^*)
・・・しかし
風が冷たいッ
春は何処へ・・・
さて、今日は一つ前のブログ記事の続きで「矢島郷土資料館」のお雛様をご紹介します('-^*)/
佐藤家の芥子雛【けしびな】。
芥子雛とは、「大型のお雛様は贅沢だ!!」と江戸幕府がぜいたく禁止令を出したことを逆手に取り、江戸中期以降に極小のお雛様や雛道具が作られ、それが芥子粒ほどの大きさ(約3㎝)であることから芥子雛、芥子細工と呼ばれました。
佐藤家のお雛様は高さ男雛10.5㎝・女雛9.5㎝。
芥子雛は小さいながらも、とても艶やかです
佐藤家のものはとても保存状態がとても良いため現在でも艶やかな装束がうかがうことができます(*^▽^*)
続きまして、冨田家の芥子雛。
内裏雛は高さ男雛10.5cm・女雛9.5cmになります。
三人官女と五人囃子も同じ芥子雛そろえの様ですが、製作年代は不明です(´・ω・)
随身【ずいしん】と仕丁(写真には映ってません)は別にそろえられたものになります。
随身は聞きなれない感じがしますが、左大臣と右大臣のことです。
上の写真だと左に座った若い(?)人と、右側に座っている白髭の人です。
この二人、大抵は折りたたみ式の椅子に腰かけてる姿をしていますよね
しかし、冨田家の随身は座った姿をしていて、あまり例がないものです∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
冨田家のお雛様の両隣りにはこんな昔のお人形や羽子板なども展示されています。
ココだけではなく、矢島ひなめぐりでは、お雛様と一緒に古いお人形や置物を飾ってある展示箇所が多くみられます(´∀`)
さて、続きましては冨田家と武田家の押絵になります。
秋田では子供が生まれるとその子の身代わりとなるような人形を贈る風習がありました
押絵もその一つで、男の子には天神、女の子には雛のものが多いそうです。
押絵は江戸後期から戦前まで盛んに作られましたが、戦時中は布が手に入らず作られなくなると急速に作られなくなりました。
冨田家の押絵は歌舞伎や浮世絵を下絵にした題材が多いようです。
武田家の押絵は、踊る女性の姿や歌舞伎、舌切雀、浦島太郎などおとぎ話を題材にしたものが残されています。
こちらは須貝家の吊るし飾り。
その①でも少しご紹介しました
こんな感じで吊るすものです。
雛段の脇に柳を立てて、それに縁起物などを吊るして飾ったという、かつて矢島城下で行われてひなまつりの風習の吊るし飾り と考えられています。
さて、矢島郷土資料館に展示されているお雛様を紹介してきましたが
写真でみるより、実際にみてみる方がもっと素敵です
女性のお客さんが多いですが、男性も方喜んで下さってますし
見応えのあるものになっていると思います(´∀`)
これを切っ掛けに興味をもたれた方
または、行こうか迷われている方
是非、お時間がありましたら足をおはこびください(≧▽≦)
☆坊☆