今日は矢島町の大事な宝物の一つ
八森苑 をご紹介いたします
この建物は国登録有形文化財で江戸期の武家屋敷の流れをくむ建物なんですよ
四国高松から矢島へ来た殿様、生駒高俊公の重臣の
佐藤家の住居だった所なんです
なんとあの有名な栗林公園の創始者、佐藤道益の子孫なので
ここの庭も栗林公園の流れをくむしっとりとした趣です
どうですか?
四季折々の景色がまたいいんですよ~
この景色を眺めながらお茶会が開かれたり食事会をすることもできるんです
お~ なんだかお屋敷の奥さまになったような気分に・・・
ここが玄関 少し高くなっているのがお分かりになりますか
これは式台を持つ格式のある正式な客用玄関です
そして、そして、この広々とした座敷をご覧ください
柱と柱の間隔が6尺5寸もあるんです
ほら、普通だったら柱の間にもう一本柱がある筈の柱間隔
なんと10畳二つ、8畳二つ、床の間、脇床、欄間とゆとりある構成のお座敷なんです
次にご覧いただくのは廊下
この廊下、ただの廊下ではございません
なんと長さ14メートルにわたる一枚板なんです
当時は製材機械がなかったため全部木挽き職人の技により作られた敷板なんですって
昔の職人技はすごいですね
格子の障子 ~ これ、好きなんです
二階の座敷は書院造り ~いよっ 立派、ゴージャス
二階からの庭の眺め
<二階は丸窓、書院作りの床の間、大きい天井板など贅沢な作りとなっていて
庭を見ながらの時間の流れは俗世界を離れた悠久のひと時なんです
あ~何だかまた行きたくなってきました
ひろ〰いお座敷で庭を眺めながら美味しいお菓子と抹茶を一服
そして寝転がりながら読書をする・・・
八森苑を独り占め な〰んてしてみたいですね~
***もこでした***
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所在地 由利本荘市矢島町矢島55
(由利高原鉄道 矢島駅より 徒歩10分)
入場料 無料
開館日 土、日曜日(平日 要予約で開館 )
外観だけでしたらいつでも見る事が出来ますよ
お問い合わせ先 矢島公民館(日新館)
☏ 0184-55-2203