お薬の話【PPI】 | 元バーテンのブログ

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なんと「慢性胃炎」と「逆流性食道炎」になってしまった私の考える 『お腹に優しい食べ物』 をご紹介したいと思います。
そんな私の生活日記・病気についても色々書いてあります。

こんにちは!

最近レシピの更新がなく、ごめんなさい。またまた色々と勉強中です、趣味です( ̄▽+ ̄*)


今回は、お薬の話をしてみたいと思います。

別に薬剤師でもないですが、調べて学ぶ「勉強」が趣味です( ´艸`)


さて「PPI」と言われるお薬

プロトンポンプ阻害剤」というのですが…

このお薬は、普通の胃炎では処方出来ない、特殊なお薬なんです。

まず、条件として↓

・胃潰瘍

・十二指腸潰瘍

・吻合部潰瘍

・逆流性食道炎

・非びらん性胃食道逆流症

ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助


と診断された患者だけに処方されます。


どんなお薬?

どの薬よりも、より強力に「胃酸の分泌を抑える」お薬です。

ガスターH2ブロッカーとは比較にならないくらいの効き目です(というか…全然別物ですが)


どれほど強い薬というと…この系統のお薬の中では、もちろんトップクラスの中のトップです。

胃の壁の細胞に直接作用し、どんな薬よりも胃酸の分泌を抑えます。


どんなお薬があるの?

現在は種類しかありません。

オメプラゾール

タケプロン

パリエット

です。

オメプラゾール

初代です。割と地道に確実に潰瘍や、治療をしていくお薬になっています。

タケプロン

代目です。カプセルOD錠という、口の中で潰して唾液で飲む事が出来る便利なお薬です。

パリエット

一番新しい薬です。このつの中で最も効き目が強力と言われます。


◆違いは?

つとも、ほぼ同じ成分で同じ作用があります。開発や飲み方や症状によって選んでいきます。


潰瘍では、原則6~8週間までと決まっていますが、逆流性食道炎は無制限で治るまで処方出来ます。

潰瘍がちっちゃな傷のようなものですね^^

胃液の分泌を強制的に抑えるので、潰瘍ならすぐ治っちゃう優れたお薬です。

しかし、逆流性食道炎はこれだけでは治りません。

食生活が一番のポイントになります。だから治らない人は治らないんです。その為、処方される期限が設けられてないんです。


とにかく、胃液をピタンコと止めてくれるので、症状によって改善が見られる場合は徐々に優しいお薬に変えていきます。


飲んでいるのに胸焼けがする

当然です。胃液を抑える薬ですから、炎症を治す薬ではありません。結果として炎症が治まる…となるお薬です。

飲んで胃液が止まっても、炎症は残ります。その炎症を治すのが食事です。

根本的な原因(土台)は取り除き、炎症を徐々に治していくんです。

私も「パリエット」という一番強い薬を飲んでいますが、飲んだその日から胃液が出なくなります。

もちろん消化不良も起こります。だから茸等が食べれないんです。食べれますよ?でも…そのまま出てきます。

しかし、やはり炎症はすぐ治るものじゃありません。

特に、胃のように「元々耐えうる壁がある」器官と違い、食道の壁は胃液には耐えられません。

もちろん治る早さも違う訳ですね。


食道には通常の感覚神経は少なく、重症にならないと痛みや症状を感じません。

口の中全体が口内炎になっているのに、熱いもの冷たいものを飲めますか?辛いもの食べれます?

食道炎とは、体の中でそういう状態になっているので、そりゃ苦しい病気なんですよ^^

胃壁は元々強い、口の中は唾液で自然に手当てしてくれる。でも食道は違います、常に色んな物が通ります。

」ようは「廊下」ですね。部屋の中より、廊下は歩く頻度が高いので、すぐ汚れる傷つく訳です。

綺麗にするには時間もかかれば大変な作業です。

根気よく治せ!元バーテン!


頑張れ!元バーテン!俺!


レシピも書きたいので、気軽にご希望を^^

作れないものはないので、何でも作ります!

元バーテンレシピは「そもそも胃液を必要としない食事」ですので

根本的にお腹に優しいレシピですので

まぁ…症状が酷い人は迷わずお粥食べましょう(笑)