【ご相談内容】片付けようと思ってもなんだか上手くいかない

あなたの夢ややりたいことを”お片づけ”の力で叶える

ホームオーガナイザーの松井優子です。

先日、お片づけ相談（カウンセリング）に行ってきました。

ロフト付きのワンルームにお住まいの

３０代半ばのフリーで働く女性。

「いつもすっきりしない」
「片付けようと思ってもなんだか上手くいかない」

というお悩みでした。

具体的には、

「玄関の収納スペースを上手く活用したい」

ということで、さっそく拝見しましたが、

靴はもちろんのこと、潔いほどのモノの少なさに、

ビックラしました、私。

私がすることは何もないのでは？と。

でも、その収納スペースに、本や書類があったので、

不思議に思って、お客様に聞いてみると、

リビングにあるチェストに入りきらないのと、

ほとんど使わない（でも処分の予定はまだない）ものだから、

とのこと。

では、そのチェストのほうを先に見てみましょう、ということになりました。

＜BEFORE①＞

左側に斜めになって見えるのがロフトに上がる階段。つい、ここに脱いだ洋服をかけてしまうそう。

ごちゃついて見えるかもしれませんが、
やはりこちらも持ち物の量としては少ないお客様。


それまでのやりとりの中で、

お客様のモノの要・不要の選別、分別の判断が早いこと、

全部出しても大して時間がかからないと判断し、

急きょ、このチェストを整えることに。
（カウンセリングをお申込みの場合、原則作業はいたしません）

まずは、どんなものがあるか把握するためにも全部出し。

＜BEFORE②＞

意外と奥行きのあるチェスト。見た目はキレイですが、ただ入れただけでした。奥からはポーチが出てきました。

すぐに、
「仕事のもの」
「プライベートのもの」
「暮らしに必要なもの」といった感じで

いくつかに分類していただき、

使う頻度や、どちらの扉を開けるほうがラクか、
などをお聞きして、収納し直しました。

＜BEFORE③＞

チェストの上。ベージュのカゴの右隣にメイク用品、左隣には郵便物や化粧ポーチなど、とりあえず置いたままのものが山積みになっていました。

チェストの上に置かれていたメイク用品は、

背の低いカゴにまとめられていたものの、

そのカゴから化粧水などが見えていたので、

ごちゃごちゃして、片づいてない印象に。

背の高いベージュのかごの中身を聞いてみたら、

この中に収納しなくてもよいものだったので、

中身を出し、メイク用品を入れ、ごちゃつきを解消しました。


チェストの上につい置いてしまう郵便物は、
普段の扱い方をお聞きし、
一時保管用のポイポイBOXを設置しました。


それ以外のものは、分類をして、定位置（住所）を決めただけです。


＜AFTER①＞

＜AFTER②＞

右側には、たまに見る本や書類を種類別にしました。白いカゴにはポーチをひとまとめにしました。手前に置いても、奥に何があるか見えます。
左側は、もともとあった棚板を設置し、一時保管用のポイポイBOXと消耗品のストック入れを作りました。下には玄関の収納スペースにあった引き出しタイプの収納ケースを入れました。


＜AFTER③＞

背の高いカゴに、メイク用品をひとまとめにしました。ふた付きでしたが、できるだけワンアクションにするために、向こう側に倒し、壁との間に隠してしまいました。

２時間でここまでスッキリしました！

最初にご相談のあった玄関の収納スペースは、

ちょっと整えただけですぐに済んでしまいましたので、
お写真は割愛させていただきます。

私はお客様と接するとき、

「お客様になりきる」ことを意識しています。

私が使いやすい（取り出しやすく、しまいやすい）方法が

お客様にとっても同じかどうかはわかりません。

「私だったらこうする」という視点ももちろんありますが、

お客様のクセや習慣に合わせるので、

無理なく続けられる方法をご提案できるのだと思います。

その他、この日は１度着た洋服をどう収納するかについてのご提案もして、終了しました。

その後、使いやすくなったかな？様子が気になります♪