トマトで２色の寒天を作りました。どちらも同じトマトで作ってます。
色はちがうけど、作り方はほとんど同じです。
赤い寒天は、ミキサーにかけたトマトをザルでこして作ります。
透明な寒天は、ミキサーにかけたトマトを布巾（ふきん）でこして作ります。
つまりザルでこすか、布巾でこすかの違いです。
布巾でこすと、白ワインみたいに透明なジュースが出てきます。
今回は大玉トマトを５個つかって、透明なジュースが３５０ｃｃぐらいとれました。
これを寒天で固めます。
色が薄いからといって、味まで薄いわけではありません。
透明な寒天も赤い寒天と同じくらい、しっかりトマトの味がします。
食感は、赤よりも透明な寒天の方が良いです。
というのもミキサーにかけたトマトをザルでこしただけでは、赤くてドロッとしています。
これを寒天で固めると、食べたときにトマトの細かいツブツブが舌に残ります。
では、ミキサーにかけたトマトを布巾でこすとどうなるかというと、
透明で水みたいにサラサラになります。
これを寒天で固めると、食べたときにツルンとして舌ざわりがとても良いです。
それでは、透明なトマト寒天の作り方をご紹介します。
材料
トマト ８００ｇ～１ｋｇ （大玉トマト５個分くらい）
粉寒天 下記の作り方を参照
作り方
１．トマトのヘタを取り、適当な大きさに切ってミキサーにかける。
２．１のトマトを布巾でこす。布巾じゃなくても、目の細かいモノならこせます。たとえば、コーヒーフィルターなど。
３．２でこした透明なジュースの重さをはかる。その重さの０．６％の粉寒天と一緒に鍋に入れ、火にかける。
（透明なジュースの重さが３００ｇなら、粉寒天の量は３００×０．００６＝１．８ｇ）
４．沸騰させて１割ほど煮つめる。オレンジ色のアクが出たら、キレイに取り除く。容器に流し入れ、粗熱をとってから冷蔵庫で冷やし固める。固まったら食べやすい大きさに切って、できあがり。
赤いトマト寒天と一緒に盛りつけるとキレイです。
上にも書いたように、赤い寒天はミキサーにかけたトマトをザルでこして作ります。
アクは取らなくて大丈夫です。
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