以前より配信の始まっていたAndroid 6.0 Marshmallowだが、先日自分のNexus 5にも配信通知が届いたため、バージョンアップした。
サイズは450MB程あり、20分程でダウンロードが完了し、そこから15分程で利用可能状態になったと思う。

まずAndroid 5.1の時と変化を感じるのはフォントだ。5.1以前は丸みを帯びたフォントだったのが今回より角ばったフォントに変わった。
XPERIAシリーズでも5.0から角ばったフォントに変わったがそれに近いフォントとなった。個人的にはあまり好みではない。

外観の変化はあまりないのだが、地味に良い変更だと思うのがアプリごとに権限を変更できるようになった点だ。
例えば位置情報はこれまでオンにすると全てのアプリに適用されていたのだが、これがこのアプリではオフ、あのアプリではオンにする、といった事が可能になった。
ちなみにこのようなアプリごとの権限の変更はiOSデバイスでは既に実現している。

Googleランチャーのアプリ一覧も開いたら、縦スクロール方式に変更になっている。しかしこれは6.0以前からGoogleアプリの更新によりAndroid 4.4や5.0のデバイスでも既に対応している。
ウィジェット選択も基本的に縦スクロールになり、1つのアプリで複数のウィジェットが用意されている場合は、横にスクロールして選択するようになった。

また、今回より設定の項目にメモリという項目が追加され、3時間刻みでメモリの使用状態を確認できるようになった。

まだまだ配信が始まったばかりなので、現在利用しているアプリがAndroid 6.0に対応していない場合があるため、そこは注意したい。

細かい変更はあるものの、見た目の変化はAndroid 5.0と比較してそれ程変わらないというのが今の所の正直な感想だ。
まだバージョンアップしたばかりなので、これから使い勝手が良くなった点などがあれば、また記事にしたい。

Android6.0
Android 6.0になり、フォントが角ばったタイプに変更になっている事が分かる