一部では、「埼玉のチベット」とも言われている、秩父。
でもね、俺は案外、この秩父という街、好きでね。
たまに、ふらっと行くんだ。
そんな、たまにふらっと行く俺でも、ここは初めて。
パリー食堂。1927年に創られた、文化財にもなってる店。
当時の栄華が忍ばれます。
で、中に入れば、とっても昭和な食堂。
元気なじい様が一人で切り盛りしてますね。渋い・・・
- 東京・横浜百年食堂―永い歴史を重ねる地元に愛される・味の食堂56軒/著者不明
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こいつにも、載ってましたね、そういえば。
で、食べたのが・・・
トラディショナルなカツ丼。
玉葱じゃなくて、葱と一緒にさっと煮込まれたカツ丼。
味わいも、とてもトラディショナル。
正しい昔ながらのカツ丼ってかんじで、これはこれで旨い。
丼なんかも、「パリー」とか書いてあったり、
香の物を乗せる皿だって
こんなかんじですからね。
渋いったらありゃしない。
飯が旨いまずいとかっていう話ってえよりも、
この存在、歴史、そのものから味わうっていうかんじで
楽しもうってなら、是非おすすめしたい。
(ただ単に、旨いもん&きれいなお店で~ってだけを求めるなら、他にいったほうがいいよ。)