4月27日天皇皇后両陛下さまが南三陸から宮城野区避難所の被災者を激励にご訪問した際、津波の土中から這い上がって咲いたスイセンの花を摘み取り、お礼の気持ちで皇后さまに差し上げたところ復興花としてお持ち帰になられました。
厳しい自然環境にも負けない力強さを改めて感じました。今、我が家の庭先には、明治中期に桜の返礼としてアメリカから日本に贈られたと言われるハナミズキが満開をむかえている。
本来はアメリカヤマボウシが正しい呼び名で、原産地は、北アメリカ東部/メキシコ北東部と聞く。
毎日の報道の大半を占める震災関連ニュース。復興にいらだち苦しむ人々の心。世界中を怯えさせている原発事故の確たる終結の目途はと、心痛む毎日です。花の命は一時であるがこれほど私も花に癒される事はなかった。
今迄はあたりまえに咲き乱れ、散りだすと掃除が大変だ。としか考えなかった自分を反省している。
今回の震災は、私たちが忘れかけていた優しさや、人の痛みを感じる気持ちを呼び戻してくれた。あたりまえに享受していた自然の恵みや移ろい、試練、今ある存在感を大切に生き抜くことの大切さを教えてくれたのだろう。
「だるま工房やなせ
」の庭の中ほどに、紅白で35年前に植樹したハナミズキの大木がある。
更に東の片隅に紅白中間色のハナミズキ二本が満開を迎えた。
東の端から朝日を受けて輝くハナミズキは実に美しい。
小雨上がりのしっとりとした木々が、又落ち着いて花にも潤いを感じる。
゜「がんばろう!!日本」。高崎だるまの起こりは、天明三年浅間の大噴火があったり天変地異が多くおこり、大飢饉に苦しむ付近の農民救済のため、高崎少林山達磨寺の九代目東獄和尚が、開山の信越禅の画かれただるま座禅像をもとに、木型を彫り、張り子だるまをつくらせ、縁日で売らせたたのが始まりとされている。
苦難の時代を乗り切るために作った高崎だるまは、どんな辛苦苦難も乗り越え、必ず立ち直って見せると言う、七転び八起きの精神が宿っております。
これを乗り越え、今年の干支のウサギのように飛躍できる日を目指し「夢うさぎ」も添えて紹介しました。
がんばれ東北! がんばろう日本!