イラン人監督が物申す。
かつて日本映画は確固たる存在感を放ち、影響力を伝達してきた。
あのスターウォーズも黒澤監督の作品をモチーフにしているし
キルビル、その他多くの作品も感化されている。
しかし、最近は消え失せてしまった。対決が描かれなくなり、ドラマの拡張版、でかいテレビとなり果ててしまった。
そう唱えた彼はこう言いました。日本人よりも外国人の方が日本映画に愛を持っているよ
非常に悔しいですが、その通りです。海外の方は昔の日本映画に精通しています。対して日本人は・・・
昔になるのですが、脚本の学校へ通っていた時、ある生徒と同じになりました。その方は、脚本の学校に通られていたらしのですが、途中で脱退。
理由が、昔の映画ばかり見させられて辟易した。肝心なのは、今だ。技術は進歩しているのだから今を学ぶことが重要だろ?
でした。
一理ありますが、一理ありません。自分も褒められたものではないド素人ですが、最近ようやく昔の物語の重要性に気付きました。スポーツでいう基礎の役割のようで、中々重要であると感じます。
こういった論調は、日本中に拡散しているような気がします。そしてそれが、日本のメディア衰退の牽引になっているのでは?と疑うようになりました。
ゆとり教育が象徴なのですが、現在、日本では努力、技術が否定される傾向にあります。
これは、前回も書いたと思うんですけど
そもそもアニメやコミックで努力と技術、そして老人を敬う表現が消えうせたからです。
+(自分は気づかなかったのですが)対抗。ライバルが減ったというのもあるようです。
しかし、物語構成上、それらは最高の素材です。それが失せた状態、つまりハンディーを背負って
物語を作っている方が多いみたいですね。
ただ、ここでもっとも疑問に思うのが、だからといって海外も面白くないような気がする点です。
ようするに今を重んじる日本でも、昔を重んじる海外でも駄目だってことをこの記事はあらわしているような気がします。
何か新要素が必要・・・
まぁそれが何であるのかはわかりませんが、とにかく面白くないですね
今のテレビ・・・
