久々の3D-COATの記事です。
最近バージョンが3.5にアップして、リトポロジー(ポリゴン再構築)が
大幅にパワーアップしました。
3D-COATのボクセルモデリングはポリゴンと扱いが違うので
自由に形を変える事が出来ます。
通常のポリゴンモデラーでは
「ここを凹ませたいから、ここのポリゴンを分割して細かくして・・・」
というように、ポリゴンの流れというか配置が影響するので
そこら辺を考慮しながらモデリングして行かなくてはなりません。
しかしボクセルモデリングでは、そういった事を考えずに作る事が出来ます。
まさに粘土細工や彫刻のような感じ。
素晴らしい!
が!
世の中の主流はポリゴンベースです。
なので3D-COATのボクセルモデリングで作成したものは
ポリゴンに変換しないと他のソフトで使えません。
そこで必要なのがリトポロジーです。
リトポロジーはボクセルで作成したものにポリゴンを貼っていく作業になります。
この作業をする事で他のソフトでデータを読み込めるようになります。
これが結構メンドイ・・・。
これがバージョン3.5からオートリトポロジーの機能が強化され
結構自動で賢くポリゴンを貼ってくれるようになりました!
正直驚愕の能力でした・・・。
昔の記事で3Dソフト開発者に
「なぜ3Dはポリゴンなのですか?」
と聞いている記事がありました。その人は
「ポリゴンが扱い易いからさ、もっと扱い易いものがあったらそっちを使うかもね」
みたい事を言ってましたが、その時が近づいているのかもしれませんね。
詳しくは次回のブログで。
ちなみに試しに作ったもの