今回の記事は、いつもと趣向を変えて。
どの話題が印象に残るかで、人それぞれの趣向が分かるような気がします。
ちなみに、私が印象に残ったのは、ケーズデンキの話と、紙を丸めて踏みつける話でした。
仕事柄、「仕組み作り」の大切さはどの会社へ行っても本当に痛感します。
にも拘わらず、出来てない会社さんは本当に多いようにも思います。
もちろん、これは無理もありません。プロの訳ではないのですから。
だから、出来ているのは、「つもり」になっているのです。
あるいは、意識しつつも「やっている暇が無い」という会社さんも多いですね。
なので、それをプロにお任せ頂くのも一考かと思われます。
もちろん、始めから「そのつもりすら無い」という会社さんが、出来ていないのは言うまでもありません。
そしてまた、この「仕組み作り」が出来ていない会社ほど、無駄に人を「痛めつけよう」とします。
あくまで、「痛めつけている」なのであって、「厳しい」訳では無いのです。
怖い誤解として、痛めつけていれば、「指導している」気になり易くなります。
どうしても、指導する側としては「マイナス面だけ」を指摘していたほうが、「楽」だという事情もあります。
なので、ついついプロ「ではない」方が教えると、マイナスだけ指摘して教えた「つもり」になりがちとなります。要は錯覚ですね。
こうなると、教えられる側にとってみれば
ああすれば、「こう言われる」
こうすれば、「ああ言われる」
どうしたら良いのか困っていると、「行動が遅い」
じゃあ、どうすれば良いのかと聞けば、「どうしろ、と言っているのじゃない!」
じゃあ、何ですかと聞くと、「自分で考えろ!」
などという現象が起こり易くなります。
このような環境下では、教わる側の人は「言われれば言われるほど、どうして良いのか分からない」という状況に陥ります。
その様子を見て、上司として「使えない部下だな」という評価が下される・・・。
決して、教えている側にはそのような現象を「引き起こしている」自覚は無いのです。
むしろ、自分は「懇切丁寧に教えてやっている」ととすら思い込んでいたりもします。
それだけに、「知らない」ということは、「気付きさえしない」ので、より怖いものでもあります。
当然、人材育成に時間もコストも掛かる訳ですから、会社の業績が上がるはずも無い訳で・・・。
あくまで誤解して頂きたく無いのですが、決して誰か特定の人を責めたくて言っているのではありません。
知らずにいれば、誰もが「無意識にやってしまう」ということをお伝えしたいのです。
詳しくはまた、お問い合わせくださいね。
⇒ 企業活性工房:カウンセリング受付ページ
https://coubic.com/kigyo-kassei
強いて言えば、私の両親がそのタイプの人間でした。
要は、分かっている人の都合を、分からない人に「押し付けて」しまっているのですね。
「自分と同じように考えて欲しい」という感情のことを、心理学の言葉で「一体感」と言います。
そして実は、この「一体感」というのは、「甘え」のことなんですね。
子供が母親に甘えることを「母子一体感」と言ったりもします。
だからつまり、先ほどの例は、言ってしまえば「上司」が「部下」に「甘えて」いる状態なんです。
なので、実際に意味なく人を痛めつけたところで、痛めつけられた人の成長はあまり見込めません。
単に、人格がゆがむだけになります。
こうやって、一つの事例だけと取ってみても、いろいろと深掘りしてお話出来ることがあります。
これが、カウンセリングなんですね。
組織内で起きるトラブルに、リーダーの方が主導的役割を果たして行けること、願ってやみません。
英語でいう「リーダー」とは、「リードする人」と書いてリーダーといいますね。
本来は、そのためのリーダーのはず・・・。
誰かの責任にしてしまったり、自己の立場を守ったりするのではなく、よりプラスを積み上げる方向で解決して頂けたら・・・。
そんなふうに思っています。
そうやって、カウンセラーとしての私が応援したいのは、組織内で管理職と部下とが、分かり合えるようご支援すること。
私のブログが、「リーダー」の方々の心に届くこと、願ってやみません。
皆さんは、どの話題が印象に残りますか?
/【目からウロコ】物の考え方が変わる!心に響いた深いと感じる助言10選
https://curazy.com/archives/184585
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少しでも、「個々人の持ち味を活かして、イキイキと働く社会」を実現するために・・・。
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