2012年(16)山釣り満喫の後志利別川釣行記 | 渓秋の北海道山釣り記

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北海道の山釣りの魅力を、たっぷりご紹介します。
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2012年(16)山釣り満喫の後志利別川釣行記。


1年前から計画の函館の龍さんとの後志利別川釣行が実現。釣兄・栩さんは不参加で単独行。


その1.支流・下ハカイマップ川釣行の巻。

長大な後志利別川には数本の大きな支流があるが、林道が沿うこの渓は流程20km

だが単独行には安全な渓だ。明日の龍さんとの釣行前に試し釣。

実に昭和64年から平成8年まで11回入渓して以来の事である。


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   今年ほど羆出没情報の多い年。熊除けスプレー・ケースを自前で造って携行した。渓秋の腰道具一式。


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   林道は8kmで昔は無かったゲイト。これを予期してマウンテンバイクを積み込んで来た。


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   ゲイト直下の大ダムから釣下るが、減水で魚影は極端に薄い。


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   それでも尺物のアメマスがヒット。この渓16年振りの釣果なり。


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   中型の居着きイワナが数匹出た。

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   この渓はヤマベ場所だが魚影は薄い。期待の大ニジマスも姿を見せず。  

 

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  この渓は10基程度のダムがある。下流を切り上げて2・3基目のダム間を釣る。



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   やっと待望の35cmの源流イワナ。ほかに数匹の中型イワナ。午後3時を過ぎて終了。

 

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   午後4時下流部で唯一キープしたアメマスを調理していたら、林道工事の車が来て

   ここは昨日羆が出た場所だから気を付けろと注意される。羆は農作物狙いで下流域

   の方が遭遇し易いとの事。


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   尺物アメマスの酢締め。


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   ひと風呂浴びて、夕食前にアメマスの酢締めを肴に安着祝いの乾杯。

その2.後志利別川源流を釣るの巻。
昔この付近を釣歩いたころは未だこの長大な美利河ダムは未完成だった。

ダム湖の出現で大型のニジマスとイワナのメッカとして人気の渓の源流へ挑む。


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   投宿温泉宿で函館の龍さんと待ち合わせ。余りの好天に釣果への不安がよぎる。



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  ダム湖から林道を2時間8km地点の砂防ダムより入渓開始。

  龍さんのガイドで御影石の美しい見事な渓相だ。


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   入渓地点より2時間遡行で通らずの函に出る。

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         この函を高巻く。龍さんのお助けロープなんとか登り切る。




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   二つの高巻で遡行2時間。釣開始。美しいツリバナが出迎えてくれるも期待の魚影は薄い。




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   龍さんに待望の一匹が出るも小型なり。


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  渓秋もやっと当たりが......その後は小型が数匹のみ。


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   二人で一匹づつをキープした美形イワナ。27cm。


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  釣上り2時間で下山時間を考て深追いせず納竿。龍さんのガイドで山釣りを満喫の渓秋です。


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   今宵は秘湯・奥ピリカの山小屋で龍さんの持ち込み銘酒で楽しい山釣りに乾杯。


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   渓秋仕込みの「イワナ酒盗・イワナ筋子」と龍さん仕込みの「銘酒豊盃のイカ酒粕漬け」で

   山釣り談義に一層熱が入る。


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   山小屋での泊まりで夜が更けるまで山釣り談義、早くも来年の釣行渓2か所を約す。


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   翌朝は管理人に起こされ遅い朝食となる。秘湯の奥ピリカ温泉を後に龍さんと別れて、
   帰途近く小さな渓を2か所釣るも釣果なく帰宅する。


二泊三日の後志利別川水系釣行の釣果は今一だったが、龍さん曰く

「これが本当の山釣りだ」を満喫した楽しい釣行だった。
  

今年も釣期はあとわずか、次回は雨後の遡上大アメマスを狙って積丹半島の

釣行記を報告します。