お越し頂きありがとうございます。

筑後の四代目畳屋、波動畳職人、

近本秀明です。


ここ数年、特に感じることは、人は

十人十色と言いますが、この世にいる

人の数だけ色(個性)もあると言う事だ

と思います。



個性だとか、USPだとか、持って生ま

れた物だとか言われますが、人は違っ

て当たり前なのです。



人は違うものを持って生まれてくるの

です。



SMAPの「世界に一つだけの花」

にもあります。



そうさ 僕らは

世界に一つだけの花

一人一人 違う種を持つ

その花を咲かせることだけに

一生懸命になればいい



と歌っています。



また、


金子みすずの

「わたしと小鳥と鈴と」の詩にも


鈴と小鳥とそれからわたし

みんな違ってみんないい


と言っています。



なぜ、こんなに声高らかに人はそれぞ

れ違うんだ、それぞれ違っていい事な

んだと、鈴も小鳥もわたしもそれぞれ

違うけどみんな違ってみんないいんだ

とわざわざ言わなければならなくなっ

たんでしょうか。



百年ほど前までは、吉田松陰の明倫館

では、

「お前はそろばんが上手いので商売を

すればいい」とか、



「お前は読み書きが上手いから物書き

になったらいい」とか


教えられてたと聞いたことがありま

す。



間違っていたらごめんなさい。



百年ほど前でもその人に合ったものを

見つけ教えていました。



同じ土俵で比べることはしなかったん

だなぁと。



もともと日本人はこの様に考えるもの

を持っていたんだと思います。



それがいつの日からか同じ統一された

ことを学びそこから外れた者は変な目

で見られ、変わり者扱いされてきた。



学校という小さい世界の中だけで比べ

られ人と同じでなかったらはじきとば

され、行き場所を無くす者まででてき

た。



また、学んできた私たちも人と比べる

ことが当たり前の世界にどっぷり漬け

込まれて、あいつより上だとか、下だ

とか、正しいとか間違っているとか、

当然の様に使い、何の違和感も持たな

いようになってしまっていた。



戦後、私たちは知らない間に人と比べ

ること、比較することに慣らされ、

そのつど一喜一憂し、心を傷つけてき

たのだろう。


人と比べず、昨日の自分より今日の

自分が成長しているように頑張る、

昨日の自分と今日の自分を比べればい

いと思います。



人と同じ土俵ではない所に、自分にし

か出来ない、多くの人に喜びを与える

ものを持っている事に気づくように、

この様な詩(うた)が歌われるんだろ

う。



というより、みんな気づいているんで

す。



心の奥底では。



先日、お会いした物理学者でセラピス

トの柊木匠先生 もこんな風におっしゃ

っていました。



十人十色と言いますね。

「色」とは個性のことですが、

「色」とは周波数、「音」なんですよ

と。


一人一人がその人にしかない「音」を

持って生まれて来るんですよと。



何と、素敵なんだろうと思いました。


そして、人だけではなく、全ての物は

その物の「音」を持っているんだと言

うことです。





日本人が持っていたであろう大切なも

のを失いかけていた事に気づきたいも

のです。




そして、一人一人の「音」を響かせ


人と物も響き合い



「素敵なハーモニー」が奏でられたら


いいなーと思います。