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奈良のフリーペーパー「やまとびと」公式ブログ

奈良県桜井市から発信、フリーペーパー やまとびと のブログです。

 

だんだんと鳥のさえずりなど

春の便りが聞こえてきまいりました。

でも、やっぱり、まだ朝晩は冷えますね。


3月1日、発行します。

「やまとびと」春号(vol.80)でございます。

記念すべき節目号!とくに何もありませんが
何卒よろしくおねがいします!

 

それでは、早速に
お久しぶりのコンテンツ発表です。

 

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大和桜井見て歩ル記 
 第22回「『菅笠日記』と歩く桜井 その3」

 国学者の大家・本居宣長の紀行文『菅笠日記』。
 そのルート上で桜井市内を歩いてみました…の「その3」。

 今回はその復路で、桜井市内(の部分)です。

 

ほっこり味自慢 80
 今回は「ヒルトコCAFE」をご紹介。
 体にやさしい無農薬野菜&薬草料理!
 からだの中までキレイになりそう!

 

やまとのこころ 
 其ノ60「和田貫水(ツラキヨ)―知られざる大和の匠(Ⅳ)」 

 知られざる大和の匠シリーズ続編!。
 「和田貫水」の作品の雅な世界を。

 

古事記・いにしえの言葉の響きを体に感じて

 「春日の杜でやまとかたり」その3
 大小田さくら子さんによる古事記朗誦「やまとかたり」。
 そのこころについて書いていただいています。

 

山気佳日夕(さんきけいじつゆう)
 第38回「天香久山」

 標高は低い、されど歴史に名高い山。
 伝説と史実と今の暮らし、
 ぜんぶ生きているのが奈良なんだな。

 

風景の声に耳を澄ませる
 第3回「飛火野 其之一・鷺原道」
 神社仏閣、磐座、民俗、伝説などに詳しい増田さん。
 奈良県内外の「風景の声」を感じたまま
 書いていただいています。

 

音楽のふるさとを訪ねて
 第13回 石清水八幡宮「御神楽」

 西洋音楽の畑で育ってこられた
 堀内さん夫妻が、奈良で出会った
 「日本の音楽の源流」。
 その ふるさと を旅する連載です。

 

楽―ウィリアム・メレル・ヴォーリズの心
 第25回 アンティークルーム「ゴスペル」を訪ねて

 受け継がれてきた「こだわり」。 
 その空間に息を吹きこんだものとは。

 

やまとびとのこころ店通信
 いよいよ新しい試み&新商品のお披露目!
 限定販売です。

 くわしくは本誌をご覧くださいませ!!

 

 

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…などなど、こだわり厳選、豊潤の芳香漂う内容でお届けします。
 やまとびとの取材裏話・エピソード等は随時公開(予定)!!
 ぜひぜひ、こまめにチェックしてくださいませ。

<大切なお知らせ>
 この度、本誌は会員制季刊フリーペーパーに移行いたしました。
 詳しくは下記アドレスをクリックしてください

            http://www.yamatobito.net/

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本誌と読者さまの架け橋「やまとびと大学」!
  詳しくは下記アドレスをクリックしてください。↓
   
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フリーペーパー「やまとびと」は会員制季刊誌です!
3の倍数の月(3,6,9,12)の1日発行です!!

 

 

 

 



 

 


「日本のはじまりの地 奈良県桜井市に暮らす」
 桜井魅力モニターツアー 募集開始いたしました!
 
奈良県外在住で移住を考えていらっしゃる方対象にした
 モニターツアーとなっております。
 
実際に桜井市に訪れていただき、
 移住者や地域住民と交流をしながら、
 桜井での“暮らし”をイメージして
 いただけるような内容となっております。
 
平成29年3月3日(金)~5日(日)
 2泊3日でモニター価格お一人様5000円です。
 定員20名(最少催行人数15名)となっております。
 
桜井ってどんなところ?が分かる魅力満載。
 移住者とのふれあいや、物件の見学、
 長谷寺の朝勤行や柿の葉寿司づくり体験、
 利き酒体験なども企画しています。
 
地元住民とふれあいながら、
 リアルでディープな桜井を知る機会です。
 移住をお考えの方は是非!
 
お申し込み、お問い合わせは
 やまとびとツアーズまで。
http://www.yamatobito.net/yamatobito…/plan2017/plan0303.html
 
 
 
 
 
 
 
 

★イベントのお知らせ★です!!

1月29日()、

世界遺産「古都奈良の文化財」である「法相宗大本山 薬師寺」にて、

身体的なハンディから、言語、文化の違いによる 壁を取り払い、

薬師寺、古都奈良の魅力を感じていただけるイベントを開催いたします。

第1部は先着200名の申込制のため、ご希望の方はお急ぎください!

 

The Event will be hold at Hossoshu Daihonzan Yakushiji Temple, one of the world cultural heritages "Historic Monuments of Ancient Nara", and is aiming for both domestic and oversea visitors to experience and understand the charms of the world heritage Yakushiji Temple and the ancient capital Nara. The program will be available in English, Chinese and Korean as well. Please come and enjoy the event as well as the worship.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成28年12月発行のやまとびと『大和桜井見て歩ル記 その2』は、前回の続きで、初瀬から忍阪をぬけて多武峰まで歩いています。
はっきりいって長丁場!
出発前の見立てでは4時間とふんでいましたが、実際には5時間かかってしまいました。
さて、今回の『見て歩ル記』は菅笠日記のなかで<忍阪から倉橋までのルート>が難題でした。


宣長の記述からルートを割り出そうとするとどうにもこうにも辻褄が会わないのです。


『忍坂村は。道の左の山あひにて。やがて此むらのかたはらをとほりゆく。こゝもふるき哥に見え。神の御社などおはすなれど。ゆくさきいそがれて。さまではえたづねず。なほ山のそはづたひを。ゆきゆきて。倉梯の里にいでぬ』。


菅笠日記の記述はこれだけ。

ただし、その前に…


『東の方にいと高き山をとへば。音羽山とぞいふ。音羽の里といふも。その麓にありとぞ』。


…という表現があって、これが行程の解釈にネックとなっていました。


東に音羽山を見るためには少しでも西に進路をとる必要があるので、この『見て歩ル記』では現在の桜井市グリーンパーク(ごみ処理場)の横を歩く「体裁」にしました(←おい)。


が、ほんとうのところ実際は、取材した編集Kは倉橋溜池の方を歩きました。

宣長が歩いた道はこちらのほうが「よりふさわしい」と思ったからです(←おいおい)。


倉橋溜池は昭和の初めの築造で、江戸時代は存在していませんでしたからね。

こちらに道が伸びていれば感覚としてこちらの道を選ぶのが自然です。

理にかなっています。
ただ、江戸時代から明治初期の古地図が入手できなかったため確証が得られなかったので、諸々の方面で無難と思われるルートの掲載としたのでした (´・ω・`)ショボーン。


この部分がずっと引っかかり、しばらくもやもやしていたのですが、先日その憂鬱が霧散する出来事が訪れました。


やまとびと読者の方が明治時代の地図を見せてくださったのです。

それがコレ。

 

 

明治20年ごろの地図のコピーです。
当時は存在しなかった倉橋溜池を青い色鉛筆で描いていただいています。
宣長が歩いたであろう行程は赤い色鉛筆で示していただいています。
現在、その宣長が歩いたであろう道は溜池に水没しているわけです。

 


江戸時代には桜井市出屋敷付近の天王山古墳と伝えられていた崇俊天皇陵ですが、

明治時代初期には雀塚という場所に比定されていたらしく現在地と異なる場所に印されています。


おもしろいですねー。

 

ひととき、菅笠日記で本居宣長が歩いたであろう道についてマニアックなお話が出来て楽しかったです。


教えてくださった桜井市のO様、この度は有難うございました。

 

 

 

 

 

 

 

 


ようやく秋が来た、と思ったら

あっという間に冬ですね!

だからという訳ではありませんが、
12月1日、発行します。

「やまとびと」冬(vol.79) でございます!!!
何卒よろしくおねがいします!

 

それでは、早速に
お久しぶりのコンテンツ発表です。

 

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大和桜井見て歩ル記 
 第21回「『菅笠日記』と歩く桜井 その二」

 国学者の大家・本居宣長の紀行文『菅笠日記』。
 そのルート上で桜井市内を歩いてみました…の「その2」です。

 今回は初瀬から多武峰まで。

 (次回は復路の桜井市内を歩きます)

 

ほっこり味自慢 79
 今回は「焼き肉・ホルモン 極味屋」をご紹介。
 目指すは「昭和の大衆焼き肉店」!
 こだわりの肉をリーズナブルに。

 

やまとのこころ 
 其ノ59「内藤基淵(中ノ六)止―知られざる大和の匠(Ⅲ)」 

 知られざる大和の匠シリーズ続編!。
 「内藤基淵」の知られざる人生を貴重な資料から!

 

古事記・いにしえの言葉の響きを体に感じて
 その二「春日の社でやまとかたり」

 大小田さくら子さんによる古事記朗誦「やまとかたり」。
 そのこころについて書いていただいています。

 

音楽のふるさとを訪ねて
 第12回高千穂「夜神楽」

 西洋音楽の畑で育ってこられた
 堀内さん夫妻が、奈良で出会った
 「日本の音楽の源流」。
 その ふるさと を旅する連載です。

 
山気佳日夕(さんきけいじつゆう)
 第37回「下辻山」

 今回はちょっと意味ありげに冬山登山。
 大自然の中の人工物はスケールも巨大で、
 逆に人間てすごいと思ったり。

 

風景の声に耳を澄ませる
 第2回「當勝神社」
 神社仏閣、磐座、民俗、伝説などに詳しい増田さん。
 奈良県内外の「風景の声」を感じたまま
 書いていただいています。

 

楽―ウィリアム・メレル・ヴォーリズの心
 第24回 ツッカーハウスを訪ねて

 編集長がツッカーハウスのパーティにお呼ばれ。 
 そこで感じたことのレポートです。

 

やまとびとのこころ店通信
 いよいよ新商品のお披露目!の予告!!
 読者の皆さんには、またご案内させていただきます。

 

 

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…などなど、こだわり厳選、豊潤の芳香漂う内容でお届けします。
 やまとびとの取材裏話・エピソード等は随時公開(予定)!!
 ぜひぜひ、こまめにチェックしてくださいませ。

<大切なお知らせ>
 この度、本誌は会員制季刊フリーペーパーに移行いたしました。
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フリーペーパー「やまとびと」は会員制季刊誌です!
3の倍数の月(3,6,9,12)の1日発行です!!