ピアノソナタ「悲愴」第2楽章 | 路地裏の片隅で

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ベートーベン/ピアノソナタ「悲愴」第2楽章

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(独: Ludwig van Beethoven、ドイツ語ではルートヴィヒ・ファン・ベートホーフェンに近い 発音例、1770年12月16日ごろ - 1827年3月26日)は、ドイツの作曲家。クラシック音楽史上極めて偉大な作曲家の一人とされる。その作品は古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆けとされている。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノソナタ第8番ハ短調作品13『大ソナタ悲愴』(Klaviersonate Nr. 8 c-Moll "Grande Sonate pathetique" )は、ベートーヴェンが作曲した10番目の番号付きピアノソナタであり、初期を代表する傑作として知られる。ベートーヴェンの三大ピアノソナタにも含まれる人気曲である。全楽章とも有名。

6つの弦楽四重奏曲や七重奏曲、交響曲第1番などと並ぶ、ベートーヴェンの初期の代表作として知られる。また、ピアノソナタ第14番(月光)、ピアノソナタ第23番(熱情)と並んでベートーヴェンの3大ピアノソナタとも呼ばれることもある。

『大ソナタ悲愴』という標題は、ベートーヴェン自身が名づけた数少ない標題の例として知られる。ベートーヴェン自身が楽曲に標題を与えることは珍しく、ピアノソナタのなかではほかに『告別』があるのみで、その他の標題(『月光』など)はベートーヴェン以外が名づけている。したがって、この標題には特別な意味があるとみなされることも多い。

この曲はそれまでのピアノ曲とは異なり、人間的な感情の表現が豊かになっている。そのような点で、ロマン派音楽のピアノ書法の原点のひとつとみなすことが可能であり、また、ピアノのロマン的な特性を利用することに成功した初めての曲と言うこともできる。

なお、約100年後にロシアの作曲家チャイコフスキーが、同じく「悲愴」と題された交響曲(交響曲第6番ロ短調『悲愴』)を作曲しているが、この作品との関連性は薄い。しかし最近になってチャイコフスキーの「悲愴」のモチーフの多くが、ベートヴェンの「悲愴」と酷似していることや、非和声音を加えて前後を逆さまにしたものだ、という説を唱える研究者も現れた。この説を唱える研究者は未だ少数である。

ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番&第14番&第23番/ギレリス(エミール)

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